51
52
53
印葉図(いんようず)とは魚拓の植物版で、植物に墨やインクを塗り紙に写しとる技法です。写真が使えなかった江戸時代、形や大きさはもちろん細かな葉脈まで再現される印葉図は、植物の記録に大いに役立ちました。江戸の生きもの図鑑展では様々な印葉図を展示中。御来館はお早めに!#担当のおすすめ
54
お嫁入り費用、総額5万両…ってどのくらい?1両を10万円として換算すると、およそ50億円です。嫁入り行列のあまりの華麗さは、飢饉にあえぐ人民の生活とはかけ離れており、非難の声も挙がったとか…。福君(さちぎみ)の豪華絢爛な婚礼調度、4月9日まで一挙公開中。 #担当のおすすめ
55
1室では1/29まで、「火事装束」の特集展示をしています。火事装束は、大名が防火現場でも目立つよう華美をこらした装束です。こちらは、今も名古屋で根強い人気の尾張家7代宗春の火事装束です。派手好みの宗春らしく、色もデザインも際だっています!#担当のおすすめ
56
6月に始まった「村正」の展示も、ついに明日22日までです。「皆焼(ひたつら)」を見納めに足をお運びください。
#担当のおすすめ
tokugawa-art-museum.jp/exhibits/colle… twitter.com/tokubi_nagoya/…
57
58
59
一世を風靡したといっても過言ではないアマビエ。
満を持して本展にアマビコが登場。NHKの日曜美術館でも取り上げられました。
アマビコは疫病だけでなく、豊作の予言もしてくれるそうです。みんながハッピーになる予言をしてほしいですね。
企画展「怪々奇々」は明日18日(土)から!#担当のおすすめ
60
江戸時代の離縁状、いわゆる「三行半(みくだりはん)」です。
江戸時代には意外にも熟談離婚が多かったそうで、再婚に差し障りがないことを証明する意味を持っていました。
#読み解き近世の書状 #担当のおすすめ
61
刀剣初心者として知りたい、刀剣鑑賞のポイント。その1は「姿」!まずは全体を見てみましょう。反りのつきかたや、身幅の変化、切先の大きさなど、さまざまに違うことがわかります。これが製作年代などを判断する材料になるんだそうですよ~。写真は国綱・来国俊・信国です。#担当のおすすめ
62
三代将軍家光から祖父・徳川家康に対するお見舞い状です。手紙の書き方は現代と同じで、本文・日付・差出人・宛名がそろっていますね。
書状の読み解きは難しく感じるかもしれませんが、手紙に込められた人々の思いは今も昔も変わりません。
#読み解き近世の書状 #担当のおすすめ
63
かの有名な浮世絵師・葛飾北斎は、文字絵もお手のものだったようです。こちらは小野小町(展示期間~10/8)・在原業平(10/10~)を文字で描いた作品ですが…わかりますでしょうか。うまく絵に馴染んでいるので、ちょっと難しいですよね。図解も見てじっくり読み解いてみて下さい!#担当のおすすめ
64
見てください、この則重の地鉄(じがね)!見ていると吸い込まれそうな独特の渦巻模様。荒々しさと華やかさの競演です。
名品コレクション展示室で展示中。#担当のおすすめ
65
66
特集陳列「関ヶ原合戦」で展示中の甲冑です。脛当てに葵紋の透かしが入っていてカッコいい!家康の四男・松平忠吉(ただよし)が関ヶ原合戦で着用したと伝えられています。忠吉は尾張を領していましたが、若くして亡くなり、弟の義直が尾張徳川家初代としてその領地を継承したのです。#担当のおすすめ
67
印籠と言えば、水戸黄門の葵紋の印籠のイメージが強いですが、大名家には家紋ばかりではなく、様々なデザインの印籠が伝わりました。
5室では1/29まで「印籠」の特集展示をしています。こちらは象牙製の印籠で、中央の牡丹や鳥には青貝や珊瑚をはめ、華やかに彩られています。#担当のおすすめ
68
「折紙(おりがみ)」といっても小学生の頃に遊んだ、あのカラフルな紙ではありません。
「正真正銘の庖丁正宗ですよ~」と証明する、二つ折りにしてある鑑定書のことを折紙と言います。今でも「折紙付き」という言葉が残っていますね。
#担当のおすすめ
69
鬼が来たという噂が京で流れて、京の人々は大わらわ。時を同じく京で病気が蔓延。鬼は疫病の前兆だったのでは、と言う人も。
鬼は、昔の人にとって目に見えない脅威の象徴だった!?
企画展「怪々奇々」は7月18日(土)から!
#担当のおすすめ
70
五島美術館所蔵「国宝 紫式部日記絵巻」を特別公開します。普段、東京でしか見られない作品がこの秋、20年ぶりに名古屋・徳川美術館にやってきます!
お見逃しのないようお越しください。
第1・2段:11/8~11/25
第3段:11/26~12/13
tokugawa-art-museum.jp/exhibits/plann…
#担当のおすすめ
71
刀剣鑑賞のポイントその2は「地鉄(じがね)」!白く光る刃のところじゃなく、鉄そのものを見てみましょう。材料となる鉄の良し悪しや、流派ごとの鍛え方により、色味や模様に違いが出るそうです。展示室を行き来して五箇伝の特徴をチェックしてみて下さいね!写真は吉光と志津です。#担当のおすすめ
73
74
水色の生地に金色の柳のながれが映える、涼しげな狩衣(かりぎぬ)です。背景には、雷文(らいもん)繋ぎという幾何学模様がちりばめられていて、全体を引き締めます。ツバメの尾は上に下に、お互いに顔を向けあって楽しそうですね。
#担当のおすすめ
75
天正20年(1592)の聚楽第行幸の際に、秀吉の詠んだ和歌が書かれた短冊です。署名には秀吉とありますが、実は、五奉行の一人、前田玄以が代わりに書いたと伝わる短冊です。どうして秀吉が詠んだ歌を書いたのか、どんなやり取りがあったのでしょうね?企画展「書は語る」は本日まで!#担当のおすすめ