むし~!!?いえいえ、実はこれらは鉄・銅・銀などで作られていて、羽や触覚、足の関節など、本来動くところは全て動くようにできています。このような金工品は、自在に動くことから「自在置物」と呼ばれます。すごいですよね~。昆虫好きは皇室文化展を要チェック!#担当のおすすめ
【こっそり入れ替える】 鷹は獲物を人間の手元に持ってきてくれません。ですので、鷹が獲物を捕えたら鷹匠が鷹の元へ走って、こっそり代わりの肉と入れ替えます。絵の中で鷹に向かってダッシュしている人がいるのはこのためです🏃💨 #担当のおすすめ #鷹狩展
「正宗展」のイチ押しは? 担:「不動正宗」です!「正宗」銘がある刀剣は全国で数点しかないのですが、その中の貴重な一作。炎のように躍動的な刃文やまだら模様の地鉄(じがね)など、見どころが盛りだくさん! 新:ダイナミックで華やかな刀剣ですね✨ #担当のおすすめ #名刀正宗と相模伝
どんな銘が刻まれているかを見るのは、刀の大事な鑑賞ポイント!「刀 折返銘 備中国住次直」(重要文化財)の銘は裏側にあります。なぜ裏側にあるのかというと、刀を短くする際に茎(なかご、持ち手の部分)に刻まれた銘を残すため、茎を折り返したからです。 #担当のおすすめ #お宝のうらなかそこ
え?籐のカゴに刀装具がくっついてる!?と、思わず見入ってしまう「刀装具意匠茶箱」。実は、刀の鐔(つば)や笄(こうがい)など金属製の品々を、実物そっくりに漆で作っているのです!江戸中期を代表する漆芸家・小川破笠(はりつ)の超絶技巧をぜひ目の前でご堪能ください。#担当のおすすめ
本日より特別公開!千利休が最後の茶会で使用したと伝わる「泪(なみだ)の茶杓」。毎年、利休の命日である2月28日の前後に約一週間公開しています。弟子の古田織部は、この茶杓用に長方形の窓をあけた筒をつくり、その窓を通してこの茶杓を位牌代わりに拝んだと伝えられています。#担当のおすすめ
1室では1/29まで、「火事装束」の特集展示をしています。火事装束は、大名が防火現場でも目立つよう華美をこらした装束です。こちらは、今も名古屋で根強い人気の尾張家7代宗春の火事装束です。派手好みの宗春らしく、色もデザインも際だっています!#担当のおすすめ
【大人気の太刀🐈】 金粉を蒔き詰めた鞘(さや)に、雀を狙う猫のデザインが施されています。平安時代に作られたのが驚きのリアルな猫ちゃんですね☺ さらに目をこらすと、金無垢の柄(つか)には小さな鳥や蝶の姿が。ぜひ探してみてください👀 #担当のおすすめ #大蒔絵展
水色の生地に金色の柳のながれが映える、涼しげな狩衣(かりぎぬ)です。背景には、雷文(らいもん)繋ぎという幾何学模様がちりばめられていて、全体を引き締めます。ツバメの尾は上に下に、お互いに顔を向けあって楽しそうですね。 #担当のおすすめ
この扇は「白鳩・龍図軍扇」といい、表は彩色の白い鳩、裏には水墨の龍が描かれています。展示室では表の白い鳩が見えるようになっていましたが、ここでは裏もお見せします!#担当のおすすめ
徳川美術館の刀剣の特徴は? 担:“研ぎ”に特徴があります。当館の刀剣は江戸時代の研ぎのまま。現代の刃文(はもん)を強調する研ぎ方とは一味違うんです👀 新: 伝わってきたままの姿を残しているとは驚きです! #担当のおすすめ #名刀正宗と相模伝
刀剣初心者として知りたい、刀剣鑑賞のポイント。その1は「姿」!まずは全体を見てみましょう。反りのつきかたや、身幅の変化、切先の大きさなど、さまざまに違うことがわかります。これが製作年代などを判断する材料になるんだそうですよ~。写真は国綱・来国俊・信国です。#担当のおすすめ
刀装具の部分で、「鉄の黒と赤銅の黒の見分け方はありますか?」とお尋ねがありました。あくまでイメージですが、ざらっとした感じの黒だと鉄、つやっとした感じの黒だと赤銅です。#担当のおすすめ
5 副葬品 2代光友(みつとも)の棺の中には遺愛品の刀剣などの副葬品も納められていました。光友への家族の思いや祈りのこころを感じます。 それからもう1つ!実はお墓の中は大量の朱で固められていたとか…。一瞬ぎょっとしますが、朱は防腐剤として使われていたんですって! #担当のおすすめ
【鷹狩の必需品】 「餌合子(えごうし)」といって肉を入れておくための道具です。鷹は血の色に反応するため、中は朱塗りになっています。叩いて音を出し、鷹を呼び戻すこともできます。鷹狩道具に富士🗻と茄子🍆が描かれているなんて大変縁起が良いですね! #担当のおすすめ #鷹狩展
刀剣鑑賞のポイントその2は「地鉄(じがね)」!白く光る刃のところじゃなく、鉄そのものを見てみましょう。材料となる鉄の良し悪しや、流派ごとの鍛え方により、色味や模様に違いが出るそうです。展示室を行き来して五箇伝の特徴をチェックしてみて下さいね!写真は吉光と志津です。#担当のおすすめ
驚きのお魚てんこ盛り! このお膳は本能寺の変の半月前に、武田氏討伐戦勝祝いとして安土城を訪れた徳川家康をもてなすために織田信長が用意させたお食事の再現、「安土御献立(十六日之夕膳)」です。どのお料理も美味しそう!家康も思わず「さすが信長」とため息したかも!?#担当のおすすめ
写真ではわかりづらいかもしれませんが、兜や胴をよ~く見ると、実はところどころ凹んでいます。 凹みは火縄銃で試し撃ちをしてできた弾痕です。 これがあることが、具足の強度の保証だったので、あえて残したまま納品しました。決して不良品ではないですよ。 #担当のおすすめ
6月に始まった「村正」の展示も、ついに明日22日までです。「皆焼(ひたつら)」を見納めに足をお運びください。 #担当のおすすめ tokugawa-art-museum.jp/exhibits/colle… twitter.com/tokubi_nagoya/…
【松花・金花】 信長→秀吉→家康と天下人の手を渡ってきた、古来名高い二つの大名物の茶壺です。松花は灰釉が緑がかった発色で侘びた趣をもち、金花は黄金色に輝いて明るく華やかです。 松花はいつの頃か封をされたままで、中にまだ茶葉が入っているんですって! #担当のおすすめ #名物展
「名刀紀行」や「あかがね/くろがね」で展示されていた作品はもとあった場所に収まり、現代貨幣も展覧会担当者のお財布の中へ無事戻りました。 7/17(土)からは夏季特別展「家康から義直へ」がスタート!徳川家康や義直にゆかりのある多彩な作品が展示されます。お楽しみに。#担当のおすすめ
今回は鉄炮を分解して展示しています。大きなネジもあれば、引き金などの細かな部品もあります。銃身は鉄ですが、金色の部品は真鍮(しんちゅう)です。 銃身を作った人にも思いを馳せてもらいたくて、銃身の、名前が刻まれている部分に鏡を置きました。覗いてみてください。#担当のおすすめ
「赤銅はなぜ黒いのですか?」と質問をいただきました。 これは「色揚げ」という処理をしているためです。色揚げは、まず大根おろしにつけ、そして硫酸銅や緑青を含んだ液につけて煮込みます。 すると真っ黒というよりは青みがかった黒に仕上がります。#担当のおすすめ
「正宗展」を企画したのはなぜ? 担:徳川美術館の刀剣コレクションの全体像を掴むため!正宗は贈答品としての価値がとても高く、尾張徳川家にも数多く贈られているんです 新:展示室に刀剣がずらっと並んで圧巻! 担:見比べて正宗の多様性に触れてください✨ #担当のおすすめ #名刀正宗と相模伝
【江戸時代のメイク道具💄】 ずら~っと並んだメイク道具✨美麗な蒔絵が施され、銀や象牙で精巧に作られた道具は、整髪・お歯黒・白粉・眉化粧などに用います。櫛台(くしだい)と呼ばれる化粧台にすべて納められ、メイク好きには夢のようなコスメボックスです😊💞 #担当のおすすめ #よそおいの美学