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半色(はしたいろ)|#にっぽんのいろ
濃くも薄くもない、中間の色という意味ですが、特に紫にその名前が使われました。
おだやかで優美な色です。
聴色とされ、平安時代は庶民が好んでこの色の服を着ていたそうです。
4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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半色(はしたいろ)|#にっぽんのいろ
濃くも薄くもない、中間の色という意味ですが、特に紫にその名前が使われました。
おだやかで優美な色です。
聴色とされ、平安時代は庶民が好んでこの色の服を着ていたそうです。
4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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砧青磁(きぬたせいじ)|#にっぽんのいろ
透明感のある淡い青色です。
中国で古くから作られている青磁を思わせる高貴な色が、心を鎮めてくれます。
光の当たり方によって変化する繊細な色合いは、どれだけ眺めていても飽きませんね。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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苺色(いちごいろ)|#にっぽんのいろ
熟したイチゴのように鮮やかな紅色。一般的にイチゴというと、江戸時代末期にオランダからやってきたオランダイチゴのことをいいます。
夏のはじまりを感じさせる、力強い色ですね。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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苺色(いちごいろ)|#にっぽんのいろ
熟したイチゴのように鮮やかな紅色。一般的にイチゴというと、江戸時代末期にオランダからやってきたオランダイチゴのことをいいます。
夏のはじまりを感じさせる、力強い色ですね。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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緑(みどり)|#にっぽんのいろ
木々の葉のように、深く美しい色。
古くは寒色系の色を「あお」と呼びましたが、その中でも特に深い緑色は「そにどりのあお」と呼ばれていました。
このそにどりは、カワセミの古名です。
「みどり」は、「そにどり」が転じたものという説もあります。
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藍色(あいいろ)|#にっぽんのいろ
暖簾や和小物などにも用いられる人気の色。
日本の代表的な伝統色とされてきました。
藍だけでなく、少量の黄檗(きはだ)を加えて染め上げることで、少し緑がかった色に仕上げています。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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薔薇色(ばらいろ)|#にっぽんのいろ
目の覚めるような、鮮やかな赤。
薔薇は『古今和歌集』や『枕草子」にも登場しますが、色名として定着したのは明治時代なってから。
幸福や希望に満ちた、素敵な色ですね。
5月「にっぽんのいろ」はこちらからご覧ください。
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浅縹(あさはなだ)|#にっぽんのいろ
澄んだ湖面のように、明るく淡い色合いが神秘的です。
平安時代の法令集『延喜式(えんぎしき)』によると、濃さによって四段階に決められた縹色のなかでも、最も薄く染められた色です。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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紺鳶(こんとび)|#にっぽんのいろ
深い青と渋い茶という、大きく異なる色をブレンドしました。
大胆な色彩の実験が試みられた江戸時代、当時の人気色「紺色」と茶色の慣用名として注目されていた「鳶色」から奥ゆかしい色合いが誕生しました。
『にっぽんのいろ日めくり』
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群青色(ぐんじょういろ)|#にっぽんのいろ
アズライトと呼ばれる鉱物を砕いて作られる岩絵具の色。とても貴重なものとされ、宝石に匹敵するほどの貴重品でした。
オランダの画家フェルメールも好んで使い、印象的な青で様々な名画を生み出しました。
6月のいろ|暦生活
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小鹿色(こじかいろ)|#にっぽんのいろ
優しい茶色が、愛らしい鹿の子どもの体毛を思わせます。
『万葉集』にも詠まれたように、鹿は古くから日本人に親しみのある動物でした。色鉛筆の色名にも取り入れられるなど、子どもたちにも人気の色ですね。
▼7月のにっぽんのいろ
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滅紫(けしむらさき)|#にっぽんのいろ
色名の「滅」は色みを消滅させるという意味を持ちます。
とっぷりと更けた夜をさらに塗り重ねたような色で、渋さと鈍さが同居しています。
紫色に次ぐ高位の色とされました。
『にっぽんのいろ日めくり』発売中♪
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菖蒲色(あやめいろ)|#にっぽんのいろ
アヤメ科目の「菖蒲(あやめ)」や「花菖蒲(はなしょうぶ)」の花を思わせるような凛とした紫色で、深緑に映える美しい色合いが多くの人を虜にしました。
松尾芭蕉も俳句に詠んでいます。
▼5月のにっぽんのいろはこちら
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至極色(しごくいろ)|にっぽんのいろ
紫みの黒。とても上品な色で、上には天皇しかいない最高位の官位の色を指します。冬景色によく似合う素敵な色ですね。
▼11月の色まとめはこちらから♪
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深緋(こきひ)|#にっぽんのいろ
紫がかった深い黄土色をしています。まるで、夕日に染まった西の空のよう。
古くから高貴な色として尊ばれ「こきあけ」「ふかひ」「ふかきあけ」などさまざまな読み方を持つ愛された色です。
8月のいろ|暦生活
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若竹色(わかたけいろ)|#にっぽんのいろ
若竹は、その年に生えてきた竹のことを指します。若竹の幹のような明るい緑色が眩しいですね。
暮らしに身近な「竹」の付く色は、他に「青竹色(あおたけいろ)」などがあります。
▼5月のにっぽんのいろはこちら
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楝色(おうちいろ)|#にっぽんのいろ
色名の楝(おうち)は、初夏に淡い藤色の花を咲かせる「栴檀(せんだん)」の古名です。
平安時代には、邪気を払う花と考えられていたそうです。上品で落ち着いた、素敵な青紫色ですね。
5月「にっぽんのいろ」はこちらから
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薄紅梅(うすこうばい)|#にっぽんのいろ
濃い紅花染(べにばなぞめ)は高価でしたが、薄紅梅は庶民にも親しまれました。
梅の淡い花弁のような優しい色が、春の訪れを予感させてくれますね(*^^*)
1月のにっぽんのいろをまとめました。
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牡丹色(ぼたんいろ)|#にっぽんのいろ
牡丹の花のような、大胆で艶っぽい色合い。
通称「百花の王」とも呼ばれる牡丹は、奈良時代の終わりから平安時代の初め頃に日本に伝わり、明治時代になると色名として定着したと言われています。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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弁柄色(べんがらいろ)|#にっぽんのいろ
弁柄はインドの地名「ベンガル」の当て字で、ベンガル地方で多く産出される顔料の赤土に由来しています。
京都や金沢の弁柄格子や沖縄の首里城でも使われるなど、古い歴史があります。
▼6月のにっぽんのいろ
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蓬色(よもぎいろ)|#にっぽんのいろ
古くから、日本の暮らしに身近な蓬(よもぎ)の葉のような淡い緑色。その独特の香りが愛され、食用や薬用として大切にされてきました。
人々に寄り添い続けてきた蓬を思わせる色に、心も癒されます。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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竜胆色(りんどういろ)|#にっぽんのいろ
秋を彩る竜胆(りんどう)の花。
その幻想的な色合いから平安時代の作家、清少納言の『枕草子』にも登場するなど、古くから人々の心を魅了してきました。
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瓶覗(かめのぞき)|#にっぽんのいろ
藍染の中で、もっとも薄い色をしている「瓶覗」。
染料の入った藍瓶の中に、わずかに浸して染められた布の色。「藍瓶の中を少しだけ覗いてきた色」という意味の名前がついています。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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