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花紫(はなむらさき)|#にっぽんのいろ
藍で染めた花色に、紅花で染め重ねたことから花紫と。
華やかさのなかにも落ち着きを感じる色。名前も美しく、いつでもそばにおいておきたくなります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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花紫(はなむらさき)|#にっぽんのいろ
藍で染めた花色に、紅花で染め重ねたことから花紫と。
華やかさのなかにも落ち着きを感じる色。名前も美しく、いつでもそばにおいておきたくなります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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紅梅色(こうばいいろ)|#にっぽんのいろ
梅の花は早春のシンボル。
紫がかった紅色の慎ましやかな美しさは、古くから人々に愛されてきました。
古い王朝の詩歌や『源氏物語』にも多く登場します。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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紫苑色(しおんいろ)|にっぽんのいろ
秋の野を紫色の美しい花で彩るシオンの色。平安時代では、高貴な紫色が愛され、紫色の花の名前が付けられた色がたくさん誕生しました。
▼9月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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京緋色(きょうひいろ)|#にっぽんのいろ
緋色の中でも、京都で染められたものは純度が高くあざやかなことから、特別に名付けられました。
「江戸紫に京緋色」と言われるほど人々にもてはやされました。
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空色(そらいろ)|#にっぽんのいろ
晴れ渡った空を思わせる、明るく陽気な青色。
平安時代から使われるようになり、明治時代後期から大正時代には、一般も人々の間にも広まりました。眺めているだけで、爽やかな気持ちになります。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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紅紫(こうし)|#にっぽんのいろ
「紅」は女性を意味し「紫」は天子に通じる高貴な語です。
美しい女性や衣服、艶やかな花を表す時に使われ、単なる赤紫とは異なる特別な美しさを秘めています。
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紺碧(こんぺき)|#にっぽんのいろ
紺と碧を掛け合わせた深い色。
「紺碧の海」などと描写されるように、文学作品にも多く登場する色です。青と緑が織りなす絶妙な色は、日本の原風景を思わせ、私たちの心によく馴染みます。
8月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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260
納戸色(なんどいろ)|#にっぽんのいろ
江戸時代に生まれた色名で、とても人気でした。
藍染の中でもやや緑がかったくすんだ青色が好まれ、男物の裏地の色として愛用されました。江戸時代末期になると女性の着物の色としても使われました。
5月「にっぽんのいろ」
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261
白菫色(しろすみれいろ)|#にっぽんのいろ
女性らしい、優しい紫色。
昔から明るい紫色は広く好まれ、様々な色名が誕生しました。
見ていると何だか優しい、穏やかな気持ちになります。
●3月のにっぽんのいろはこちら。
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262
夏虫色(なつむしいろ)|#にっぽんのいろ
玉虫色と同じ色といわれる深い緑色で、平安時代の衣の色でした。
色の名前にもなっている玉虫の羽は見る角度によって色が変わり、その光沢はまるで宝石のよう。夏に向けて命の輝きを感じさせてくれる色です。
6月のいろ|暦生活
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263
竜胆色(りんどういろ)|#にっぽんのいろ
秋を彩る竜胆の花の色。
平安時代の作家、清少納言の『枕草子』にも登場するなど、古くから人々の心を魅了してきました。
蛍光の輝きを秘めた青紫からは、幻想的な雰囲気が漂います。
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10月のいろ|暦生活
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長春色(ちょうしゅんいろ)|#にっぽんのいろ
色名は、中国原産の四季咲きの薔薇(ばら)「長春花(ちょうしゅんか)」に由来します。
大正時代には、主に女性向けの色として薄紅色の落ち着いた色合いが好まれるようになりました。
▼5月のにっぽんのいろはこちら
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265
虹色(にじいろ)|#にっぽんのいろ
虹色は、紅と絹の質感が生み出す色彩豊かな色の輝きを表します。
紅花染を施した薄い絹地は、眺める角度によって青っぽく見えたり、紫に輝いたりするなど角度によって変化する美しさが魅力です。
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4月「にっぽんのいろ」はこちら📖
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み空色(みそらいろ)|にっぽんのいろ
どこか神秘的な雰囲気を持つ、明るい青紫色。み空色の「み」は、尊いものへの美称で、「み雪」や「み山」、「み吉野」などがあります。
▼9月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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青竹色(あおたけいろ)|#にっぽんのいろ
勢いよく成長する竹を表しており、数ある「竹」をモチーフとした色の中でも代表的な色合いです。
古くから日本に自生した竹は、生命力あふれる存在として、人々の暮らしに身近なものでした。
▼5月のにっぽんのいろはこちら
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268
琥珀色(こはくいろ)|#にっぽんのいろ
琥珀のような美しい色。琥珀は松などの樹脂が化石となった鉱物で、仏教の七宝にも数えられます。色名は近代以降のものとされますが、古くから「くはく」「赤玉」と呼ばれ珍重されていたそうです。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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萩色(はぎいろ)|にっぽんのいろ
秋の七草のひとつとして数えられる萩の花のような色。平安時代から女性に人気があり、可憐な色として古くから愛されてきました。
▼9月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
270
桃色(ももいろ)|#にっぽんのいろ
桃の花のような、ほんのり優しい可愛い色。
淡い紅色は、桃の花で染めたのではなく、紅花や蘇芳(すおう)を染料に、桃の花の色を再現しました。
ほんわかした中にも、春に向かうパワーを感じます。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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向日葵色(ひまわりいろ)|#にっぽんのいろ
青空の下に咲き誇る向日葵にちなんだ、温かみのある黄色です。
向日葵は江戸時代初期に伝来しましたが、大正時代まで色名は定着しませんでした。眺めていると、晴れやかで爽快な気持ちになりますね。
8月のいろ|暦生活
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272
根岸色(ねぎしいろ)|#にっぽんのいろ
江戸時代に登場した粋で渋い緑色です。
東京の根岸という所で採れた上質の「根岸土」で仕上げた根岸壁の色をしています。
茶寄りや青寄りなど色幅があり、江戸の伝統を受け継ぐ色合いです。
▼6月のにっぽんのいろ
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273
浅縹(あさはなだ)|#にっぽんのいろ
縹(はなだ)色と呼ばれる濃い青色の中でももっとも薄く、少し紫がかった青色です。何だか見ていると心が穏やかになる綺麗な色ですね。
●にっぽんのいろをまとめました。
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●本になりました。
#365日にっぽんのいろ図鑑
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蟹鳥染(かにとりぞめ)|#にっぽんのいろ
夏の到来を思わせるような青色が爽やかですね。
色名の「蟹鳥」は、身分や地位が高い人が、生まれたばかりの子どもに初めて着せる「産衣(うぶぎ)」のことを指しました。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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縹色(はなだいろ)|#にっぽんのいろ
時代とともに色名を変えながら伝わりました。
『延喜式(えんぎしき)』には、濃さによって四段階の「縹」が付く服色が出てきますが、縹色は藍で染めた広い範囲の色を指しています。
5月「にっぽんのいろ」はこちらから
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