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「青」が美しい、7月の「にっぽんのいろ」。
海の色、水の色、星空の色。お好きな色を見つけてみてください。
▼7月のいろ #にっぽんのいろ
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金碧珠(きんぺきしゅ)|#にっぽんのいろ
青緑色の海から金色の太陽が昇る様子を一色で表現した美しい色。二色が引き立て合うことで、目の覚めるような鮮やかさが生まれました。
お気に入りの色です.。.:*・゜
▼7月のにっぽんのいろ
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利休色(りきゅういろ)|#にっぽんのいろ
抹茶のような、ややくすみを帯びた黄緑色が、大人びた雰囲気を醸し出しています。
その名は安土桃山時代の茶人・千利休に由来します。「禅の精神」を体現するような色で心が引き締まりますね。
▼7月のにっぽんのいろ
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裏柳(うらやなぎ)|#にっぽんのいろ
柳の葉の裏側のような、淡く雅な黄緑色で江戸時代に流行しました。
あえて葉の裏の色に注目しているのが日本人らしいですね。そよそよと風に揺れる柳の葉のように、見ていると何だか涼しくなってきます。
▼7月のにっぽんのいろ
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小鹿色(こじかいろ)|#にっぽんのいろ
優しい茶色が、愛らしい鹿の子どもの体毛を思わせます。
『万葉集』にも詠まれたように、鹿は古くから日本人に親しみのある動物でした。色鉛筆の色名にも取り入れられるなど、子どもたちにも人気の色ですね。
▼7月のにっぽんのいろ
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褐色(かちいろ)|#にっぽんのいろ
藍染をする際に、布をつついたり叩いたりすることを「かつ」と言いますが、その読みが「勝つ」に通じることから、その名が定着しました。
縁起を担ぐ武士の鎧兜の糸の色にもよく使われていました。
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天壇青(てんだんせい)|#にっぽんのいろ
天壇とは、中国の皇帝が冬至の日に天に祈りを捧げるための祭壇をいいます。その天壇に施された美しい瑠璃瓦をたたえ、名づけられました。
人々の祈りに満ちた霊妙な色は、空に溶け込んでいくようです。
▼7月のにっぽんのいろ
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印度藍(いんどあい)|#にっぽんのいろ
名前の由来は、インド原産の天然藍から染め出されることから。とても歴史の古い染料で、江戸時代末期に日本に輸入されるようになりました。
底知れぬ海の深さを思わせるような神秘的な藍色が人気です。
▼7月のにっぽんのいろ
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嫩黄色(どんこうしょく)|#にっぽんのいろ
明るい黄色が、初々しさを感じさせます。「嫩」という漢字には若さや弱さ、美しさ、柔らかさなどの意味があります。
熟す前の黄色く若い梅や、桃の実をイメージさせるような優しい色ですね。
▼7月のにっぽんのいろ
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「天壇青(てんだんせい)、砧青磁(きぬたせいじ)、東京白茶(とうきょうしらちゃ)、水色(みずいろ)」。
7月も、美しい色を揃えました。よければご覧ください。
▼7月のいろ #にっぽんのいろ
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薄浅葱(うすあさぎ)|#にっぽんのいろ
明るく爽やかな淡い青緑色。
浅葱色をさらに浅くしたことで青みが際立ち、水色に近い印象になっています。
しとやかに咲く紫陽花を思わせるような愛らしい色合いが、心を晴れやかにしてくれます。
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紅色(べにいろ)|#にっぽんのいろ
シルクロードを渡って日本に持ち込まれた紅花の花弁から採った色。
奈良時代には化粧品として使われるようになり、今も口紅などに愛用されています。
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玉蜀黍色(とうもろこしいろ)|#にっぽんのいろ
皮をむいたら顔をのぞかせる、トウモロコシの実のような優しい黄色です。
柔らかくもハリのある生き生きとした色は、江戸時代に大流行しましたが、今となっては当時の詳しい染色法は分かりません。
▼7月のにっぽんのいろ
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7月のにっぽんのいろは、夏が楽しみになりそうな爽やかな色がたくさん。
よければ見てみてください(*^^*)
▼7月のいろ #にっぽんのいろ
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孔雀緑(くじゃくりょく)|#にっぽんのいろ
強い青緑色は、孔雀石(くじゃくせき/マラカイト)の粉末で染めた色を指します。
自然染料で得られる唯一の緑色には、まるで孔雀の羽のような神秘的な美しさが宿っています。
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濡葉色(ぬれはいろ)|#にっぽんのいろ
雨に濡れた葉のような瑞々しい緑色。
葉は雨に濡れることで深く鮮やかな色合いに変化します。
雨が降り続く中でも、視点を変えて自然の美しさを見出す感性がとても素敵ですね。
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紫陽花青(あじさいあお)|#にっぽんのいろ
土の酸度によって花の色を様々に変える紫陽花ですが、優しい青色の花は人々の心を癒します。
雨続きの日々を明るく彩ってくれる色合いに、思わず晴れやかな気持ちになりますね。
▼6月のにっぽんのいろ
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赤紫(あかむらさき)|#にっぽんのいろ
牡丹やツツジの花のような赤みの濃い紫色、または鮮やかな赤紫色を指します。
奈良から平安時代にかけて、深紫の次に高位の衣服の色でした。優美で気品のある色合いが長く愛されてきました。
▼6月のにっぽんのいろ
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葵色(あおいいろ)|#にっぽんのいろ
真っ直ぐ伸びた茎に大輪の花を咲かせる立葵が色名の由来で、明るい紫色がとても可愛らしいですね。
立葵は梅雨に花を咲かせることから「梅雨葵(つゆあおい)」とも呼ばれ、雨の季節に心を明るくしてくれます。
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根岸色(ねぎしいろ)|#にっぽんのいろ
江戸時代に登場した粋で渋い緑色です。
東京の根岸という所で採れた上質の「根岸土」で仕上げた根岸壁の色をしています。
茶寄りや青寄りなど色幅があり、江戸の伝統を受け継ぐ色合いです。
▼6月のにっぽんのいろ
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群青色(ぐんじょういろ)|#にっぽんのいろ
吸い込まれそうな深みと透明感が美しい青色。
藍銅鉱(アズライト)という石を砕いて作られる岩絵具の色です。宝石にも劣らない貴重な色は、オランダの画家フェルメールにも愛用されていたそう。
▼6月のにっぽんのいろ
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藤鳩羽色(ふじはとばいろ)|#にっぽんのいろ
女性から絶大な人気を集めた藤色に、鳩羽色らしい灰色みが加わりました。
鳩羽色は灰色がかった紅、紫、青、緑など幅が広く、豊かな光沢が妖艶な雰囲気を醸し出しています。
▼6月のにっぽんのいろ
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夏虫色(なつむしいろ)|#にっぽんのいろ
平安時代の衣の色では、玉虫色と同色とされていました。
暑い時期に着用する袴の色にも使われ、『枕草子』には「夏むしの色したるも涼しげなり」という表現が登場しています。
▼6月のにっぽんのいろ
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