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青竹色(あおたけいろ)|#にっぽんのいろ
青みの強い緑色。春から初夏の日光を浴び、青々とたくましく成長した竹の色です。
日本に古くから自生する竹は、人々の生活に根ざした、なくてはならないものでした。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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青丹(あおに)|#にっぽんのいろ
色名の「青」は緑、「丹」はもともと土のことを意味します。
独特の渋さを醸し出す色ですね。かつては「青土」と書いて「あお(を)に」と呼んでいたそうで、青黒い土の色が重厚な印象ですね。
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卯の花色(うのはないろ)|#にっぽんのいろ
卯の花はウツギの別名です。初夏に小さな白い花を咲かせ、その美しい様子から「雪かとまごう」といわれました。
卯の花色はほのかに黄みを含む、落ち着いた白色をしています。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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卯の花色(うのはないろ)|#にっぽんのいろ
卯の花はウツギの別名です。初夏に小さな白い花を咲かせ、その美しい様子から「雪かとまごう」といわれました。
卯の花色はほのかに黄みを含む、落ち着いた白色をしています。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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青袋鼠(せいたいねず)|#にっぽんのいろ
くすんだ淡い青色が、物静かな気品を感じさせてくれますね。江戸時代の染色技法書『染物秘伝』によると「水色に少し墨を加え」とあり、青みは少ないとされています。
落ち着いた、美しい色。
8月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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花萌葱(はなもえぎ)|#にっぽんのいろ
力強く萌え出た若草のような緑色。
色名の由来は、強い青色である「花色」に黄色を染めて重ねることで、萌葱色に近づくことから。江戸時代中期に使われるようになり、当時を代表する色になりました。
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長春色(ちょうしゅんいろ)|#にっぽんのいろ
色名は、四季咲きのバラ「長春花」に由来します。
色名として流行し始めたのは明治時代以降。大正時代には、主に女性向けの色として薄紅色の落ち着いた色合いが好まれるようになりました。
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蓬色(よもぎいろ)|#にっぽんのいろ
古くから日本の暮らしに密接に関わってきた、蓬の葉のような淡い緑。
独特の香りが愛され、食用や薬用として大切にされてきました。人々の健康や幸せに寄り添ってきた蓬を思わせる、心が癒される色。
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4月「にっぽんのいろ」はこちら📖
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躑躅色(つつじいろ)|#にっぽんのいろ
平安時代からある色名で、ツツジの花のような色。
古代、ツツジはヤマツツジを意味し、赤や白、橙、紫などさまざまな色の花がありました。
江戸時代の品種改良で、多くのツツジが生まれました。
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若竹色(わかたけいろ)|#にっぽんのいろ
健やかに成長していく若竹のような明るい緑色。
竹の成長にともない、若竹色→青竹色(あおたけいろ)→老竹色(おいたけいろ)と色の名前も変化し、風情を感じさせてくれます。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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若竹色(わかたけいろ)|#にっぽんのいろ
健やかに成長していく若竹のような明るい緑色。
竹の成長にともない、若竹色→青竹色(あおたけいろ)→老竹色(おいたけいろ)と色の名前も変化し、風情を感じさせてくれます。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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萩色(はぎいろ)|#にっぽんのいろ
古の人々を虜にした可憐な色。
秋の七草の一つでもある萩は赤紫から白へと、美しいグラデーションを見せます。
その優美な色合いは『万葉集』で最も詠まれるなど、遥か昔から人々の心を強く惹きつけてきました。
昨晩は、ツイートができなくてごめんなさい( _ _ )
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笹色(ささいろ)|#にっぽんのいろ
紅花から作られた濃い口紅の「本紅」は、乾くと美しい緑色に変化します。
その変化した色が笹の色を連想させることから、笹色と呼ばれるようになりました。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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若苗色(わかなえいろ)|#にっぽんのいろ
『源氏物語』にも登場するなど、平安時代から使われた色名で、初夏を表す色とされます。
初夏の風に揺れる瑞々しい稲のような輝きが、爽やかな気持ちにしてくれますね(*^^*)
5月「にっぽんのいろ」はこちらからご覧ください。
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千草色(ちぐさいろ)|#にっぽんのいろ
わずかに緑がかった明るい青色は、草が茂る野原のよう。
浅葱色(あさぎいろ)の古着を、薄く藍染で染め直した色合いです。江戸時代では主に庶民の日常着に用いられ、気軽に親しむ色でした。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
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孔雀緑(くじゃくりょく)|#にっぽんのいろ
孔雀の羽のような、鮮やかな青緑色。
孔雀石(マラカイト)の粉末で染めた色で、金に次いで高価といわれる岩絵具です。眺めていると、背筋がピンと伸びるような美しい色ですね。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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孔雀緑(くじゃくりょく)|#にっぽんのいろ
孔雀の羽のような、鮮やかな青緑色。
孔雀石(マラカイト)の粉末で染めた色で、金に次いで高価といわれる岩絵具です。眺めていると、背筋がピンと伸びるような美しい色ですね。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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燻銀(いぶしぎん)|#にっぽんのいろ
銀本来の光沢が曇り、灰色に淀んだような色合いです。
色名の「燻」は、物などに煤(すす)の色をつけることを指します。あえて光沢を消した色合いは、侘び寂びを愛でる心があらわれているかのようです。
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11月のいろ|暦生活
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黄黒(きぐろ)|#にっぽんのいろ
暖色系でも寒色系でもない黄色を含む黒は、深い森に差し込む光がほのかに闇を照らしているかのよう。
夏目漱石は、苦々しさをこの「黄黒」で表現しました。
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11月のいろ|暦生活
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憲房色(けんぼういろ)|#にっぽんのいろ
京都の有名な染匠、吉岡憲房によって考案された色。憲房は吉岡流剣法の祖でもありました。
江戸時代初期には、室町時代から続く「武」の精神が色濃く残っており、そこで生まれた勇ましい色です。
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藤黄(とうおう)|#にっぽんのいろ
常緑高木「藤黄」の樹皮を傷つけて得られる樹脂が主成分です。
日本の伝統色として、古くから大変重宝されました。
日本画の絵具や友禅染にも使われるなど、透明感と深みをあわせ持った色です。
5月「にっぽんのいろ」はこちらから
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本紫(ほんむらさき)|#にっぽんのいろ
紫草(むらさきそう)の根で染めた紫根染めの色。
江戸時代、紫根を使わない新しい紫色が登場したため、「本当の紫」という意味を込め「本紫」と呼ばれました。
4月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活
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本紫(ほんむらさき)|#にっぽんのいろ
紫草(むらさきそう)の根で染めた紫根染めの色。
江戸時代、紫根を使わない新しい紫色が登場したため、「本当の紫」という意味を込め「本紫」と呼ばれました。
4月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活
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