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鉛白(えんぱく)|#にっぽんのいろ
少し灰色を帯びた白が、真夏の空の入道雲を思わせるよう。
塩基性炭酸鉛という鉛の化合物を原料とし、白色の重要な顔料として古来、重宝されてきました。古くは顔に塗る白粉(おしろい)にも用いられたそうです。
8月「にっぽんのいろ」
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葉緑色(ようりょくしょく)|#にっぽんのいろ
「葉」と「緑」という似た意味の言葉を繰り返すことで、よりいっそう緑っぽさが際立っています。
梅雨の雨で濡れた、深く生い茂る木々の葉のような緑は、少し心を癒してくれるようです。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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藤黄(とうおう)|#にっぽんのいろ
日の光のようにあざやかな黄色。
日本画や友禅染めで使われてきた、とても美しい色です。眺めていると、そっと寄り添い支えてくれるような不思議な気持ちになります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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藤黄(とうおう)|#にっぽんのいろ
日の光のようにあざやかな黄色。
日本画や友禅染めで使われてきた、とても美しい色です。眺めていると、そっと寄り添い支えてくれるような不思議な気持ちになります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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本紫(ほんむらさき)|#にっぽんのいろ
紫根(しこん)染の手法で染めた紫。
紫の染色は手間もかかり非常に高価なものだったそうです。一般庶民は禁じられ、茜や蘇芳などの代用品で染めた「似紫(にせむらさき)」が流行しました。
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
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柑子色(こうじいろ)|#にっぽんのいろ
温かみのある橙色。
柑子とは、日本で古くから栽培されてきたミカンの一種です。柑子色は、柑子の果皮に由来し、クチナシと紅花などを合わせて染めると伝えられています。
優しい色をしていますね。
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10月のいろ|暦生活
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緑青色(ろくしょういろ)|#にっぽんのいろ
「緑青」は孔雀石(くじゃくせき/マラカイト)を砕いた顔料で、その緑色を緑青色(ろくしょういろ)といいます。歴史は古く、飛鳥時代に中国から伝わってきたとされています。
5月「にっぽんのいろ」はこちらからご覧ください。
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紅絹(もみ)|#にっぽんのいろ
力強さを感じさせる紅赤。
鬱金(うこん)やクチナシで黄色に染めた後、紅花で染めたあざやかな色。紅花を包んだ袋を揉み、色を出したことから名付けられました。
4月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活
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紅絹(もみ)|#にっぽんのいろ
力強さを感じさせる紅赤。
鬱金(うこん)やクチナシで黄色に染めた後、紅花で染めたあざやかな色。紅花を包んだ袋を揉み、色を出したことから名付けられました。
4月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活
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真朱(しんしゅ)|#にっぽんのいろ
自然が生んだ、鉱石のような輝きを持ちます。
土の中から掘り出した朱は「硫化水銀鉱物」のことを指し、色名の「真」は自然のままという意味があります。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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花葉色(はなばいろ)|#にっぽんのいろ
明るい黄色の中に、ほんのりと青みがうかがえます。
経(たて)糸と緯(よこ)糸の色を変えて織る「織り色」の名前でもあり、経糸に黄色、緯糸に山吹色を使っています。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
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照柿(てりがき)|にっぽんのいろ
熟した柿の実の色。豊かな実りの秋をイメージさせる、鮮やかな赤色です。
▼10月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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浪花鼠(なにわねず)|#にっぽんのいろ
浪花(大阪)で生まれた色で「大阪の鼠色」という意味があります。
商人の街として賑わう大阪のイメージに対して落ち着いた優しいトーンは、繊細で奥深い魅力に気づかせてくれます。
5月「にっぽんのいろ」はこちらから
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515
露草色(つゆくさいろ)|#にっぽんのいろ
夏の早朝に咲く「露草」の花の色。
露草の花や葉の汁を生地に擦り付けて染色します。擦り付けるだけなので色落ちしやすいこともあり、その可憐な美しさは、はかさの裏返しのようでもあります。
8月のいろ|暦生活
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藍鼠(あいねず)|#にっぽんのいろ
灰色の中に藍を含む、大人びた色。
様々な茶色や鼠色が流行った江戸時代の「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)」の一色です。
贅沢を禁止された江戸庶民の間で流行った、いなせな色ですね。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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517
浅緑(あさみどり)|#にっぽんのいろ
春に芽吹く若葉を思わせるような淡い緑色。
若々しさだけでなく、少しくすみのある印象が特徴的です。
霞がかった緑には、そこはかとなくミステリアスな雰囲気が漂います。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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518
牡丹色(ぼたんいろ)|#にっぽんのいろ
牡丹の花のような、大胆で艶っぽい色合い。
「百花の王」とも呼ばれる牡丹は、奈良時代の終わりから平安時代の初めごろに日本に伝わり、明治時代になると色名として定着したと言われています。
▶︎ 4月「にっぽんのいろ」はこちら
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花浅葱(はなあさぎ)|#にっぽんのいろ
明るく美しい青色。花は「ツユクサ」を指し、花浅葱とはツユクサによって染められた浅葱色(緑みがかった青色)のことをいいます。
昔ながらの染色方法の確定は難しいとされ、現在はこのような色で表されます。
6月のいろ|暦生活
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鉛白(えんぱく)|#にっぽんのいろ
少し灰色を帯びた白が、真夏の空の入道雲を思わせるようです。塩基性炭酸鉛という鉛の化合物を原料とし、白色の重要な顔料として古来、重宝されてきました。
古くは顔に塗る白粉(おしろい)にも用いられたそうです。
8月のいろ|暦生活
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長春色(ちょうしゅんいろ)|#にっぽんのいろ
長春花、四季薔薇と呼ばれる中国原産の薔薇が色名の由来です。
落ち着いた薄紅色は女性に好まれ、大正時代から流行したそうです。春の終わりに咲くバラは、夏への橋渡しのようです♪
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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長春色(ちょうしゅんいろ)|#にっぽんのいろ
長春花、四季薔薇と呼ばれる中国原産の薔薇が色名の由来です。
落ち着いた薄紅色は女性に好まれ、大正時代から流行したそうです。春の終わりに咲くバラは、夏への橋渡しのようです♪
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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韓紅(からくれない)|#にっぽんのいろ
紅花染の中でも一際濃く、燃えるような赤色をしています。その名は、呉の国からやってきたとされる呉愛(くれあい)が転じたとされます。
平安時代には『古今和歌集』にも詠まれ、誰もが焦がれる情熱の色でした。
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11月のいろ|暦生活
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承和色(そがいろ)|#にっぽんのいろ
優しげな黄色からは、凛とした気品が漂います。
平安時代初期の仁明(にんみょう)天皇が好んだ黄色い菊にちなんだ色で、在位した年号が「承和(じょうわ)」だったことからこの色名が生まれたとされています。
9月のいろ|暦生活
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青緑(あおみどり)|#にっぽんのいろ
青みがかった美しい緑色。見ていると心が落ち着いてくるようです。
平安時代初期にまとめられた、禁中における規則や儀式などが書かれた『延喜式(えんぎしき)』にその色名が記されています。
▼6月のいろ #にっぽんのいろ
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