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薄紅(うすべに)|#にっぽんのいろ
淡い色合いが優しい印象です。
「薄色(うすいろ)」「薄紅(うすくれない)」とも呼ばれ、紅花染の中でも一際薄い色。
庶民も着用できる「聴色(ゆるしいろ)」でした。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
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菖蒲色(あやめいろ) |#にっぽんのいろ
菖蒲(あやめ)や花菖蒲(はなしょうぶ)を思わせるような凛とした紫色で、深緑に映える美しい色合いが多くの人を虜にしました。
松尾芭蕉もこの若々しい紫に魅了され、俳句に詠んでいます。
▶︎ 5月「にっぽんのいろ」はこちら
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雪色(せっしょく)|#にっぽんのいろ
「雪白(せっぱく)」ともいいます。
雪は青い光を多く放ち、表面のでこぼこが影の気配を漂わせます。そんな光の影響を受け、決して純白ではなく、ほのかに青みがかった灰色の色みが生まれます。
1月のにっぽんのいろをまとめました。
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藤鳩羽色(ふじはとばいろ)|#にっぽんのいろ
藤色に灰色みを加えた、落ち着いた紫色。
藤色も鳩羽色も、昔から多くの人に愛されてきた人気色です。
ちょうど土鳩の首の色のようで、上品な色ながらどこか親しみも感じます。
6月のいろ|暦生活
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雪色(せっしょく)|#にっぽんのいろ
降る雪のような色。
真っ白ではなく、見る角度や周りの風景によって様々な色に見える雪。色の名前もとても素敵ですよね。
●本になりました。
#365日にっぽんのいろ図鑑
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利休色(りきゅういろ)|#にっぽんのいろ
抹茶のような、ややくすみを帯びた黄緑色。
渋く大人びた雰囲気です。その名は安土桃山時代の茶人・千利休に由来します。
「禅の精神」を体現するような色で、心が引き締まりますね。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから
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銀鼠(ぎんねず)|#にっぽんのいろ
無彩色ながらも上品な、銀色に近い明るい鼠色です。
「墨に五彩あり」といわれる水墨画の世界では、薄い順に「清、淡、重、濃、焦」とされ、この色は「淡」にあたります。
8月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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柚葉色(ゆずはいろ)|にっぽんのいろ
名前の通り、柚子の葉のような深い緑色。柚子は、薬用や薬味として、奈良時代にはすでに栽培されていました。「ゆばいろ」とも読まれます。
▼11月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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真珠色(しんじゅいろ)|#にっぽんのいろ
わずかに灰がかった乳白色をしています。
光の当たり方によって変化する多様な光沢や輝きが美しく、文学作品でも「真珠色の瞳」などの表現が重宝されてきました。長い間かけて育まれた、神秘的な色です。
8月「にっぽんのいろ」
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紫式部(むらさきしきぶ)|#にっぽんのいろ
名前の由来は、あざやかな紫色の実をつける「紫式部」から。江戸時代に、平安時代の女流作家、紫式部にあやかって木名が変更されたそうです。
濃厚な紫色で、どこか乙女チックな雰囲気が漂います。
9月のいろ|暦生活
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青緑(あおみどり)|#にっぽんのいろ
青色とも緑色とも言い難い、青みがかった美しい緑色。
歴史ある色で、平安時代にまとめられた禁中における規則や儀式などが書かれた『延喜式(えんぎしき)』にその色名が記されています。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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青緑(あおみどり)|#にっぽんのいろ
青色とも緑色とも言い難い、青みがかった美しい緑色。
歴史ある色で、平安時代にまとめられた禁中における規則や儀式などが書かれた『延喜式(えんぎしき)』にその色名が記されています。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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左伊多津万色(さいたづまいろ)|#にっぽんのいろ
左伊多津万は、タデ科の多年草であるイタドリの古い呼び方です。
イタドリは『万葉集』にも登場するなど、日本人には古くから身近な植物だったようです。
暗めの深緑色に癒されます。
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10月のいろ|暦生活
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裏葉色(うらばいろ)|#にっぽんのいろ
葉の裏の薄い色。日本人らしい、繊細な色名です。
陽光のもと、葉の表と裏のコントラストが際立ち、その美しさに思わず見とれてしまいます。
4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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裏葉色(うらばいろ)|#にっぽんのいろ
葉の裏の薄い色。日本人らしい、繊細な色名です。
陽光のもと、葉の表と裏のコントラストが際立ち、その美しさに思わず見とれてしまいます。
4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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洗朱(あらいしゅ)|#にっぽんのいろ
明治時代後期、日本文化を大切にしようとする意識の高まりとともに誕生した色。
絵具として使う際、澄んだ朱を生み出すために繰り返す作業「朱を洗う」が色名の語源とされています。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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紅紫(こうし)|#にっぽんのいろ
古代から紅色と紫色は高貴な色とされ、その色が合わさった「紅紫」色は、美しい花や女性をあらわす際に使われる色となりました。とても上品で美しい色ですね。
▼色まとめ
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▼『365日にっぽんのいろ図鑑』
amazon.co.jp/dp/4768314198
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杜若色(かきつばたいろ)|#にっぽんのいろ
昔は杜若の汁を擦り付けて布を染めていたため「書き付け花」と呼ばれていたそうです。
杜若の紫色は文学作品や絵画に描かれるなど、時代を超えて愛されてきました。
▶︎ 5月「にっぽんのいろ」はこちら
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鉄紺(てつこん)|#にっぽんのいろ
藍染を繰り返してできる「紫を帯びた紺」と区別するために、鉄紺と呼ばれるようになりました。
鉄のようなたくましい質感と、藍色の物静かな色合いが魅力を高めています。
1月のにっぽんのいろをまとめました。
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淡水色(うすみずいろ)|#にっぽんのいろ
透き通った水のような色合いがとても涼しげです。
藍染の中でもかなり淡く染められていて「瓶覗(かめのぞき)」より淡く「白藍(しらあい)」よりは少し濃い、繊細な色の配分が魅力的です。
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茜色(あかねいろ)|#にっぽんのいろ
名前の由来は、山野に自生する蔓草の茜の根を染料としたことから。
鮮明な赤を抽出するのは至難の業だったため、桃山時代、江戸時代には蘇芳(すおう)や紅花で染められました。
9月のいろ|暦生活
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濡葉色(ぬれはいろ)|#にっぽんのいろ
雨に濡れた葉のような、瑞々しい緑色です。
葉は雨に濡れることで、深く鮮やかな色合いに変化します。
雨が降り続く中でも、視点を変えて自然の美しさを見出す感性がとても素敵ですね♪
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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緑色(みどりいろ)|#にっぽんのいろ
『日本書紀』にも登場する古い色名。
かつては緑を含めた寒色系の色をすべて「あお」と呼んでいました。初夏の若葉のような明るい色から、生い茂る古草のような暗い色まで幅広い色みを指します。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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蜜柑色(みかんいろ)|にっぽんのいろ
冬が近づくとなんとなくみかんを思い浮かべてしまいます。
蜜柑色は、みかんの皮のような、鮮やかな橙色。
このみかんは温州みかんのことで、明治時代に広がりました。
#にっぽんのいろ