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桔梗色(ききょういろ)|#にっぽんのいろ 晩夏から早秋にかけて花を咲かせる、桔梗のような青紫色です。 幻想的なこの色は、明治時代に文豪たちに愛されてきました。宮沢賢治は『銀河鉄道の夜』などの作品で、たびたび空を形容する表現に用いています。 9月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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退紅(あらぞめ/たいこう)|#にっぽんのいろ 色名は「褪(さ)めた紅」という意味ですが、ここで使われている「褪」は色のトーンを表しているとされています。 あえて褪せた色を基調にするなんて、斬新な伝統色ですね(*^^*) 4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。 543life.com/nipponnoiropal…
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古代紫(こだいむらさき)|#にっぽんのいろ 穏やかで優しい紫色。 京都の伝統的な「紫染」の流れを汲むことから、京紫(きょうむらさき)に近い色とされます。 上品で美しい色ですね(*^^*) 6月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
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薄色(うすいろ)|にっぽんのいろ 濃い紫を濃色(こいろ)、淡い紫は薄色(うすいろ)といわれます。平安時代、濃い紫は高貴な色とされていましたが、この薄色は淡い色なので、禁色とはなりませんでした。 ▼10月の色まとめはこちらから♪ 543life.com/nipponnoiropal… #にっぽんのいろ
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紺鳶(こんとび)|#にっぽんのいろ 「深い青」と「渋い茶」をブレンドしました。 大胆な色彩の実験が試みられた江戸時代、当時の人気色「紺色」と、茶色の慣用名として注目されていた「鳶色」から、奥ゆかしい素敵な色が生まれました。 543life.com/nipponnoiropal… 11月のいろ|暦生活
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鋼色(はがねいろ)|#にっぽんのいろ まるで夜空を思わせるような暗くて渋い青色が印象的です。 有島武郎や石川啄木など文豪たちの文学作品でも、夜空を描写する色として使われています。宇宙の果てしなさや底知れぬパワーを感じさせてくれます。 7月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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桃紅色(とうこうしょく)|#にっぽんのいろ 華やかで快活な印象を見る人に与えます。 凛としたその色合いは、身につける人の意志の強さを表しているようでもありますね(*^^*) ▼4月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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呉須色(ごすいろ)|#にっぽんのいろ 日本人の暮らしに最も身近な藍色。 コバルトやマンガン、鉄などを含んだ顔料を「呉須」といい、染付磁器に使われます。 高温で焼くことで青い色に変化し、濃度によって様々な青色が表現できます。 6月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
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鴇色(ときいろ)|#にっぽんのいろ 日本を象徴する大切な鴇の羽の色です。 淡く可愛らしいピンク色は、昔から若い女性に好まれてきました。 ●にっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal… ●本になりました。 #365日にっぽんのいろ図鑑
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灰桜(はいざくら)|#にっぽんのいろ 桜色に灰色が混ざったような色合い。 落ち着いた雰囲気ですが、くすんだ感じの暗さはなく、明るく華やかな印象です。霞に紛れる桜のような、上品さと奥ゆかしさを兼ね備えた美しい色。 4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。 543life.com/nipponnoiropal…
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裏色(うらいろ)|#にっぽんのいろ 宵闇のような深く渋い青色です。 夜具や衣服の裏地の色として使われるなど、穏やかな時を過ごす日常生活にぴったりの色でした。 電気のなかった時代、人々はこの色とともに夜の静けさを味わったのでしょう。 8月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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紺滅(こんけし)|#にっぽんのいろ 闇夜に降りた帳(とばり)のような、深みのある色です。藍染の中でも、濃い紺色を極端なほどに濃く引き締め、あえて輝きをくすませています。 光を吸収するような色みに、思わず惹きつけられますね。 543life.com/nipponnoiropal… 11月のいろ|暦生活
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紅掛花色(べにかけはないろ)|#にっぽんのいろ 艶のある、上品で美しい青紫色です。 風情ある名前は古典にも登場し、今も昔も多くの人に愛され続けています。 3月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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紅掛花色(べにかけはないろ)|#にっぽんのいろ 艶のある、上品で美しい青紫色です。 風情ある名前は古典にも登場し、今も昔も多くの人に愛され続けています。 3月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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紫苑色(しおんいろ)|#にっぽんのいろ 美しい薄紫の紫苑(しおん)の花に由来します。 秋になると咲く紫苑の花のように、幻想的で儚げな色が多くの人を魅了します。 9月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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楝色(おうちいろ)|#にっぽんのいろ 青みがかった美しい紫色。 楝(おうち)とは、栴檀(せんだん)の古名で、楝が初夏に咲かせる淡い紫色の花が色名の由来です。 上品で落ち着いた、大人の女性を思わせる色。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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楝色(おうちいろ)|#にっぽんのいろ 青みがかった美しい紫色。 楝(おうち)とは、栴檀(せんだん)の古名で、楝が初夏に咲かせる淡い紫色の花が色名の由来です。 上品で落ち着いた、大人の女性を思わせる色。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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二藍(ふたあい)|#にっぽんのいろ 青い「蓼藍(たであい)」と、中国伝来の赤い「呉藍(くれあい)」の二つの「藍」を掛け合わせています。 若いほど紅を、年を重ねるほど藍を強め、年齢によって着る色を変えていたそうです。 2月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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丹色(にいろ)|#にっぽんのいろ やや茶色がかった渋い赤色には、強さだけでなく優しい雰囲気も漂います。 魔除けや厄除けの色として、神社仏閣の柱や梁などにもよく用いられます。 1月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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灰青(はいあお)|#にっぽんのいろ 低く垂れ込める雲の色のようで、どこか切なさも感じさせる静かな雰囲気が心に響きますね。 着物や和小物、塗料などにも人気の色合いです。 『にっぽんのいろ日めくり』発売中♪ 543life.net/?pid=169491526
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孔雀緑(くじゃくりょく)|#にっぽんのいろ 強い青緑色は、孔雀石(くじゃくせき/マラカイト)の粉末で染めた色。 天然鉱物由来の岩絵具で、金の次に高価だとされています。 孔雀の羽のような、神秘的な美しさが宿っていますね。 6月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
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瑠璃紺(るりこん)|にっぽんのいろ 紫みのある、深い青。仏の髪など、経典にも見られる伝統色です。 ▼11月の色まとめはこちらから♪ 543life.com/nipponnoiropal… #にっぽんのいろ が本になりました。 amazon.co.jp/dp/4768314198
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向日葵色(ひまわりいろ)|#にっぽんのいろ ひまわりにちなんだ、温かみのある黄色。 向日葵は江戸時代初期に伝来しましたが、大正時代まで色名は定着しませんでした。眺めていると、晴れやかで爽快な気持ちになりますね。 『【2023年】にっぽんのいろ日めくり』はこちら。 543life.net/?pid=169491526
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炎色(ほのおいろ)|#にっぽんのいろ 温度に応じて色を変える炎のように、色の範囲はさまざま。 その中でも、燃え盛る炎のような明るく強い橙色が基本。怒りにも似た激情と心を温めるような優しさを合わせ持ち、見る人の心を映すよう。 『にっぽんのいろ日めくり』発売中♪ 543life.net/?pid=169491526
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裏柳(うらやなぎ)|#にっぽんのいろ 柳の葉の裏側のような、淡く雅な黄緑色で江戸時代に流行しました。 あえて葉の裏の色に注目しているのが日本人らしいですね。そよそよと風に揺れる柳の葉のように、見ていると何だか涼しくなってきます。 ▼7月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…