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空色(そらいろ)|#にっぽんのいろ すっきりと晴れ渡った空を思わせる、明るく陽気な青色。 平安時代から使われるようになり、明治時代後期から大正時代に、人々の間に広まりました。 とても爽やかな美しい色ですね。 3月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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白菫色(しろすみれいろ)|#にっぽんのいろ 紫を極限まで白に近づけた白菫色。 この色は、当時庶民の間で人気を集めました。 控えめで美しい色合いを眺めていると、優しく穏やかな気持ちになりますね。 3月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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青碧(せいへき)|#にっぽんのいろ 雨の季節を思わせるような、美しい青緑色。 古代中国の宝石「青碧」の色に由来する服の色から生まれた色名です。
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藍色(あいいろ)|#にっぽんのいろ 暖簾や和小物などにも用いられる人気の色です。ほのかに緑がかった深い青色で、日本の代表的な伝統色とされてきました。 藍だけでなく、少量の黄檗(きはだ)を加えて染め上げることで緑がかった色に仕上げています。 7月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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白藍色(しろきあいいろ)|#にっぽんのいろ 白に溶け込むような淡い水色に、ほんのりと黄みが差しています。 藍染の中でも薄めの藍色で、ほのかな黄みは黄檗(きはだ)に由来します。 とても涼しげな色ですね。 7月「にっぽんのいろ」はこちらから。 543life.com/nipponnoiropal…
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桔梗色(ききょういろ)|#にっぽんのいろ 晩夏から早秋に花を咲かせる、桔梗のような青紫色。 幻想的なこの色は、明治時代に文豪たちに愛されてきました。宮沢賢治は『銀河鉄道の夜』などの作品で、たびたび空を形容する表現に用いました。 にっぽんのいろ日めくり 2023 543life.net/?pid=169491526
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熨斗目色(のしめいろ)|#にっぽんのいろ 青みが強く、暗い灰色が凛々しい色。 熨斗目とは、江戸時代に士分(武士)以上が着用した礼服のことを言い、織物の小袖にも使われました。 力強いけれど、どこか繊細さも感じる色です。 6月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
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濃桔梗色(こいききょういろ)|#にっぽんのいろ あざやかな青紫の「桔梗色」を、さらに濃くした色を指します。 それぞれに個性がある桔梗の花は、いろいろな姿形があることの素晴らしさをそっと教えてくれるようです。 『【2023年】にっぽんのいろ日めくり』発売中 543life.net/?pid=169491526
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縹色(はなだいろ)|#にっぽんのいろ 夏らしく、爽やかで美しい青色。 青系の伝統色の中では、代表的な色です。 時代によって少しずつ色も変化してきましたが、何にもとらわれない、「自由」を感じさせてくれる色です。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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縹色(はなだいろ)|#にっぽんのいろ 夏らしく、爽やかで美しい青色。 青系の伝統色の中では、代表的な色です。 時代によって少しずつ色も変化してきましたが、何にもとらわれない、「自由」を感じさせてくれる色です。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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薄群青(うすぐんじょう)|#にっぽんのいろ 少し紫を帯びた薄い青色が神秘的です。宝石にも劣らない貴重な鉱物、瑠璃(ラピスラズリ)や藍銅鉱(アズライト)などの原料を細かく砕くことで、群青色をさらに淡くしています。 8月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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紅(くれない・べに)|にっぽんのいろ 紅差指(べにさしゆび)とも呼ばれ、女性と縁が深い色。紅差指は、薬指の別名です。 ▼10月の色まとめはこちらから♪ 543life.com/nipponnoiropal… #にっぽんのいろ
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珊瑚色(さんごいろ)|#にっぽんのいろ 赤珊瑚を砕いた顔料から作られます。 珊瑚は、仏教においては七宝の一つに数えられ、江戸時代にはかんざしや櫛などの装飾として愛用されました。 ほんのり優しく、奥ゆかしさを感じる色ですね。 ▼7月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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桔梗納戸(ききょうなんど)|#にっぽんのいろ 鮮やかな青紫である「桔梗色」の青みをさらに深くし、強いくすみを持たせています。 物置のような暗がりを表現するとされる青暗い「納戸色」を、桔梗色に掛け合わせて生み出されました。 9月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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藍白(あいじろ)|#にっぽんのいろ 藍で染めた色の中でも、特に淡さの際立つ色です。 たった少しの藍が入ることで、白が白でなくなることから別名「白殺し」とも呼ばれる面白い色です。 東京スカイツリーの外観の色にも。 2月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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東雲色(しののめいろ)|#にっぽんのいろ 少しずつ変化する夜明けの東の空のような色。 茜色が少し淡くなり、霞みがかった感じが特徴です。春はほんのり紫がかって見えるなど、季節によって見え方も様々。うっとりしてしまう色です。 1月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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紫苑色(しおんいろ)|#にっぽんのいろ 美しい薄紫の紫苑の花に由来します。 『枕草子』や『源氏物語』にも登場するなど、平安時代の初め頃にはすでに日本に伝来していたようです。 秋になると咲く紫苑の花のように、多くの人を魅了します。 にっぽんのいろ日めくり 2023 543life.net/?pid=169491526
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紅掛花色(べにかけはないろ)|#にっぽんのいろ その色名は染色手法に由来します。 紅色を花色(縹色)に重ねた色で、上品な青紫色。 江戸時代には、染色者が色名を発案することが多かったそう。宵闇が迫る空のような美しい色です。 3月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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今様色(いまよういろ)|#にっぽんのいろ 「今様」は「今、流行りの」という意味。 「今」は平安時代を指し、紅花で染めた明るい色調が当時の貴族の間で人気を集めました。色味は諸説ありますが、心を晴れやかにしてくれる色ですね。 ▼二月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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浅緑(あさみどり)|#にっぽんのいろ 春に芽吹く、若葉を思わせるような淡い緑色です。 若々しさだけでなく、少しくすみのある印象が特徴的で、風に揺れる柳の葉のようでもあります。 ▼二月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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躑躅色(つつじいろ)|#にっぽんのいろ 平安時代からある色名で、ツツジの花のような濃いピンク色を指します。 古代、ツツジはヤマツツジを意味し、赤のほか白、橙、紫などさまざまな色の花がありました。 ▼4月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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碧緑(へきりょく)|#にっぽんのいろ 「碧」は古くから貴石とされてきた石英の結晶体のこと。緑系の緑碧玉(りょくへきぎょく)のようなきらびやかさが貴(とうと)さを感じさせます。 澄んだ緑に囲まれた池の水のように、美しい色です。 8月「にっぽんのいろ」 543life.com/nipponnoiropal…
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花浅葱(はなあさぎ)|#にっぽんのいろ 浅葱色に縹色(はなだいろ)が乗った美しい青色です。 縹色は「花色」とも呼ばれる藍染の色のこと。花色は月草から染めたものでしたが、染色方法の変化から色みを確定するのは難しいそうです。 6月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
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中紅花(なかのくれない)|#にっぽんのいろ 紅花だけで染められた、明るい色。 見ていると、華やかな気持ちになってきますね♪ 『延喜式(えんぎしき)』に記された伝統色で、韓紅(からくれない)よりも明るい色です。 ▶︎ 4月「にっぽんのいろ」はこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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白緑(びゃくろく)|#にっぽんのいろ 日本画に欠かせない緑青色(ろくしょういろ)は、孔雀石を細かく砕いてつくり出されますが、この白緑はその孔雀石をさらに細かく砕くことで生まれる明るい色です。