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天色(あまいろ)|#にっぽんのいろ 晴天の澄み渡った空のような鮮やかな青紫色は、特に天の高い位置の空の色を指していたそうです。 眺めていると、刻一刻と移り変わる空模様が浮かんできますね。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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金碧珠(きんぺきしゅ)|#にっぽんのいろ 青緑色の海から金色の太陽が昇る様子を一色で表現した美しい色。二色が引き立て合うことで、目の覚めるような鮮やかさが生まれました。 お気に入りの色です.。.:*・゜ ▼7月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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浅葱色(あさぎいろ)|#にっぽんのいろ 清涼感のある淡い青色。薄いネギの葉の色に似ていたことが色名の由来とされています。 藍染の薄い青色は、昔は軽んじられる傾向もありましたが、日本人に好まれるようになり、広く普及しました。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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花緑青(はなろくしょう)|#にっぽんのいろ 19世紀初めにヨーロッパで生産された人工顔料。 「パリス・グリーン」とも呼ばれ、絵具や建築用の塗料として多く使われた歴史のある色です。ただ、成分に毒性を含むことから次第に使われなくなりました。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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水縹(みはなだ)|#にっぽんのいろ 明るく澄んだ青色は、川や湖などの水面を思わせます。 明るい青のことを今では水色と呼ぶことが多いですが、万葉の時代には水縹と呼んでいました。 ▼6月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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青墨(あおずみ)|#にっぽんのいろ 日本画で用いられる青色の顔料を墨の形に固めた絵具のことを「青墨」と言い、現代でも書道や水墨画などで愛用されます。 よく見ると青光りする、繊細な色合い。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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夏虫色(なつむしいろ)|#にっぽんのいろ 平安時代の衣の色では、玉虫色と同色とされていました。 暑い時期に着用する袴の色にも使われ、『枕草子』には「夏むしの色したるも涼しげなり」という表現が登場しています。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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紺青色(こんじょういろ)|#にっぽんのいろ 深い海のような、神秘的な魅力がある色です。 藍銅鉱(らんどうこう/アズライト)から生成された顔料の中でも、特に色が濃く結晶した紫みの強い青色を紺青色と呼びました。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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瑠璃色(るりいろ)|#にっぽんのいろ 仏教七宝の一つ「瑠璃」は、青く輝く石玉で「青金石(せいきんせき)」「ラピスラズリ」ともいわれます。 夜空に輝く星々のようなきらめきに、思わず引き込まれそうですね。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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紫陽花青(あじさいあお)|#にっぽんのいろ 土の酸度によって花の色を様々に変える紫陽花ですが、優しい青色の花は人々の心を癒します。 雨続きの日々を明るく彩ってくれる色合いに、思わず晴れやかな気持ちになりますね。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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金碧珠(きんぺきしゅ)|#にっぽんのいろ 瑠璃色の一種で、青の中に金を隠し持っています。 青緑色の海から、金色の太陽が昇る様子を一色で表現しました。二色が引き立て合うことで、目の覚めるような鮮やかさが生まれました。 7月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
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群青色(ぐんじょういろ)|#にっぽんのいろ 吸い込まれそうな深みと透明感が美しい青色。 藍銅鉱(アズライト)という石を砕いて作られる岩絵具の色です。宝石にも劣らない貴重な色は、オランダの画家フェルメールにも愛用されていたそう。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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紺碧(こんぺき)|#にっぽんのいろ 空や海など、どこまでも深く澄み渡っている美しい青色の表現でよく使われます。 これから見られる夏の空も、楽しみのひとつです。
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藤色(ふじいろ)|#にっぽんのいろ 藤は花が風に散る様子を表す「風散(ふぢ)」に由来します。平安時代に藤色として広まり、薄い青紫色の基本色となりました。 明治時代、樋口一葉が著した『たけくらべ』にも登場しています。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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琥珀色(こはくいろ)|#にっぽんのいろ 宝石のような美しい輝き。 琥珀は松などの植物の樹脂が化石となった鉱物のことで、仏教の七宝にも数えられます。色名は近代以降のものとさ、古くから「くはく」「赤玉」と呼ばれ珍重されていたそう。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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天藍(てんらん)|#にっぽんのいろ 色名の「天」は限りなく美しいことを指します。 藍色の中でも最高の美しさを誇る色だと考えられ、空気が澄んだ冬の日に晴れ渡った青空のような、静寂の中にも明るさを兼ね備えた色合いです。 ▼一月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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天壇青(てんだんせい)|#にっぽんのいろ 天壇とは、中国の皇帝が冬至の日に天に祈りを捧げるための祭壇をいいます。その天壇に施された美しい瑠璃瓦をたたえ、名づけられました。 人々の祈りに満ちた霊妙な色は、空に溶け込んでいくようです。 ▼7月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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勿忘草色(わすれなぐさいろ)|#にっぽんのいろ どことなく切なさを含んだ、薄い青色が印象的。 明治の頃から使われ始めた色で、勿忘草の花のような色でした。 勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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瓶覗(かめのぞき)|#にっぽんのいろ 藍染の中でもっとも薄い色とされ、藍汁(あいじる)を蓄えておく「藍瓶(あいがめ)」を少し覗いたような色合い、またはわずかに浸した程度に染めているという意味もあるようです。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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白緑(びゃくろく)|#にっぽんのいろ 飛鳥時代から仏画や仏像などの彩色に使われてきました。緑青をさらに細かく砕いて粉末にした顔料のことを白緑と言います。 粒子が細かくなるほど色が淡く薄くなり、白光りする慈愛に満ちた色に変化します。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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蟹鳥染(かにとりぞめ)|#にっぽんのいろ 夏の到来を思わせる、涼しげな青色。 色名の「蟹鳥」は、身分や地位が高い人が、生まれたばかりの子どもに初めて着せる「産衣(うぶぎ)」を指しました。 ▼6月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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紅掛空色(べにかけそらいろ)|にっぽんのいろ とても優しく上品な色ですね。青い空色に、紅色を重ねると紫色になります。心が落ち着く色です。 ▼10月の色まとめはこちらから♪ 543life.com/nipponnoiropal… #にっぽんのいろ
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天藍(てんらん)|#にっぽんのいろ 「天」は限りなく美しいことを指します。 藍色の中でも最高の美しさを誇る色。 空気が澄んだ冬の日に伸びやかに晴れ渡った青空のような、静寂の中にも明るさを兼ね備えた色合いです。 1月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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花紫(はなむらさき)|#にっぽんのいろ 色名は染色方法に由来し、藍で染めた花色(縹色)の上に紅花を重ねて染め、紫の明度を調節しています。 藍で染めていることから、高貴さの中にも落ち着きのある風合いが漂います。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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楝色(おうちいろ)|#にっぽんのいろ 色名の楝(おうち)は、初夏に淡い藤色の花を咲かせる「栴檀(せんだん)」の古名です。平安時代には、邪気を払う花と考えられていたそう。 どこからともなく神秘的な雰囲気が漂ってきます。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…