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4/16【桜まじ(さくらまじ)】|#朝の日めくり
"桜が咲く頃、木々に別れを告げた花びらを舞い上げながら吹く南風のこと。「まじ」とは南からの風の意。"
和語・古性のち(コラム二スト)
『朝の日めくり』カレンダー🌅
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4/17【桜蕊ふる(さくらしべふる)】|#朝の日めくり
"花の盛りが過ぎ去り、木の下に赤い蕊が落ちること。地面には赤い絨毯が敷かれ、桜の終わりは名残惜しいが終わりもまた、美しい景色を私たちに魅せてくれる。"
和語・古性のち(コラム二スト)
『朝の日めくり』🌅
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4/18【春日傘(はるひがさ)】|#朝の日めくり
"春、花の頃が過ぎさし始める日傘のこと。町中をいく色とりどりの傘姿は薄らと光を透かし、まるで花が咲いたように鮮やかで目にも楽しい。"
和語・古性のち(コラム二スト)
『朝の日めくり』を作りました🌅
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4/19【春暑し(はるあつし)】|#朝の日めくり
"春になり、気候が暖かさを通り越して暑くなること。肌にしっとりと汗をかくが、やはり夏のそれとは違い、涼しさを含んだ風に撫でられ、心地よく感じる。"
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『朝の日めくり(4月始まり)』🌅
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4/20【春の長雨(はるのながあめ)】|#朝の日めくり
"しとしとと長く降る雨のこと。霞みがかった空から降り続く雨は気持ちを緩ませる。窓の側で耳を澄ませば、時折鳥の鳴く声や風の鳴る音も参加し、自然たちの歌のようにも聴こえる。"
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4/21【蛙の目借り時(かわずのめかりどき)】|#朝の日めくり
"春に眠くなってしまうのは蛙が人の目を借りていくから、と言われたことから。気づけばウトウトと何度も机に頭をぶつけそうになり、もはや蛙のせいにでもしないとやってられない。"
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4/22【残る雁(のこるかり)】|#朝の日めくり
"春になると寒冷な地に帰るはずの雁が、帰らずそこに留まるさま。人々は不思議な顔をするが、その土地と恋に落ちてしまった雁なのかもしれない。"
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4/23【松の緑摘む(まつのみどりつむ)】|#朝の日めくり
"春になり、ぐんぐんと背を伸ばす松の新芽を、枝振りをよくするために剪定すること。切ってしまうのは可哀想だが、綺麗に形取られた松がずらりと立つ庭の美しさは圧巻である。"
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4/24【紋白蝶(もんしろちょう)】|#朝の日めくり
"白い羽に黒の斑点を持った蝶のこと。春から秋にかけて数回発生し、暖地なところほどその回数が増す。ひらひらと風と遊ぶ様子は花びらのようにも見えて、可愛らしい。"
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4/25【汐まねき(しおまねき)】|#朝の日めくり
"カニに似て一方のハサミが著しく大きい、海の生物のこと。ハサミを上下に振りながら走る姿は慌ただしくも可愛らしく、春の到来にはしゃいでいるようにも見える。"
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4/26【磯菜摘(いそなつみ)】|#朝の日めくり
"長い冬ごもりを乗り越えて磯で海藻などをとること。あんなに冷たかった海風もゆるみ、足に触れる水もぬるく心地良い。"
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4/27【田を起こす(たをおこす)】|#朝の日めくり
"稲の苗を植えるために土をほぐして柔らかくすること。新しい命を迎えるための準備をする。"
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4/28【青麦(あおむぎ)】|#朝の日めくり
"春に青々と背を伸ばす麦のこと。今まさに穂を出すかという頃の状態で、日々畑を覗きながら今日か明日かと待つ時間もまた楽しい。"
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4/29【夜っぴて(よっぴて)】|#朝の日めくり
"一晩中、夜通しのこと。誰もが寝静まった夜にひとり起きているのは物悲しいが、自分だけが世界に取り残されてしまったような妙な高揚感も覚える。"
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4/30【翌なき春(あすなきはる)】|#朝の日めくり
"四月の終わりのこと。「春惜しむ」ほどの直接的な表現ではないが、たっぷりの哀愁とノスタルジックな雰囲気を漂わせる季語。過ぎ去ってしまう春への切なさを感じる。"
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5/1【春惜しむ(はるおしむ)】|#朝の日めくり
"過ぎていってしまう春を惜しむこと。気づいた頃には町や自然、すれ違う人々からも夏の気配を感じ始める。"
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5/2【忘れ霜(わすれじも)】|#朝の日めくり
"春に遅くなってから降りてくる霜のこと。別れ霜とも。野菜やお茶にも被害をもたらせる厄介者だが、もしかしたら春のお裾分けを味わいたかっただけなのかもしれない。"
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5/3【夏近し(なつちかし)】|#朝の日めくり
"春から夏へと移り変ろうとしている頃のこと。雲の形や木々の緑色の変化から如実にその気配を感じ取ることができる。夏がスタート地点から走り出す時期。"
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5/4【緑立つ(みどりたつ)】|#朝の日めくり
"新芽が真っ直ぐに天へと背を伸ばすこと。新しく生まれた芽たちは一生懸命に上を目指し、どの世界でもやはり若者の勢いは凄まじいなと感心してしまう。"
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5/5【薬の日(くすりのひ)】|#朝の日めくり
"昔は五月五日を「薬の日」とし野山で薬草を採取した。今ではその習慣は無くなってしまったが、現代では菖蒲湯に浸かるなどしてその名残はみられる。"
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5/6【夏立つ(なつたつ)】|#朝の日めくり
"まだ春の存在は感じられるものの、夏のはじまりを言う。子どもも大人もそわそわし始め、夏の愉快な計画に知恵を出し合う頃。"
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5/7【夏橙(なつだいだい)】|#朝の日めくり
"夏蜜柑の別名。甘夏の大元になったこのまんまるで甘酸っぱい果実は一七〇〇年頃に日本で生まれた古い歴史を持つ果物。明治時代に全国に普及したと言われる。"
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5/8【夏の夜明(なつのよあけ)】|#朝の日めくり
"日の出前の、夏の一番涼しい頃。唯一の癒やしの時間なのか、朝早いというのに沢山の人々とすれ違う。この後に待ち受けている猛烈な暑さを覚悟しながら束の間のお散歩タイムをじっくりと味わう。"
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5/9【初夏の霧(しょかのきり)】|#朝の日めくり
"北海道の太平洋沿岸から三陸沖にかけ初夏に見られる濃い霧のこと。海も山も霧のベールに包まれ、ひそやかな空気があたりに流れ、神秘的な雰囲気を醸し出す。"
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