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7/12【宵宮(よいみや)】|#朝の日めくり "祭の前夜に開かれる祭事のこと。単なる前夜祭ではなく重要な神事が行われる。長い年月に亘り伝統は受け継がれ、今では本祭以上に盛り上がる地域もあると言われている。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/11【雨の祈(あめのいのり)】|#朝の日めくり "日照りが続いた頃に雨を天に祈ること。雨乞いや祈雨とも。この頃人々にとって神や仏の存在はとても身近で、暮らしの隣に当たり前にあった。現代ではその頃の人々の心を想像することも難しくなってしまった。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/10【月白(つきしろ)】|#朝の日めくり "月が出る前空が白む様子。刻一刻と白くなっていく空を見上げながら月の登場を待つ。月夜の舞台の幕が上がる。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/9【夏掛け(なつかけ)】|#朝の日めくり "夏の夜眠る時にかける毛布や薄手のタオルケットのこと。つい暑さに剥ぎ取りたくなってしまうが、その代償として待ち受けている夏冷えを考えると仲良く付き合いたい。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/8【案山子(かかし)】|#朝の日めくり "鳥や動物の被害をふせぐため、田畑に立てられる人形のこと。近年では個性的なものも多く、夜道で遭遇すると人間も泣きそうになる。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/7【鵲の橋(かささぎのはし)】|#朝の日めくり "七夕の夜、天の川にかかる橋のこと。雨時は、実際の橋の代わりに鵲が橋の役目を果たしてくれると言われている。織姫と彦星も、私たちも一安心である。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/6【静淵(せいえん)】|#朝の日めくり "静かな湖や池の淵のこと。鏡のように凪いだ水面に月が落ち、音もなく魚が泳いでいく。自分もじっとしていると自然の一部になったようで、なんとも心が落ち着く。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/5【昼寝人(ひるねびと)】|#朝の日めくり "夏にお昼寝すること。夏の夜は暑苦しく睡眠が浅くなるため、つい昼間うとうとしてしまうが、春も秋も冬も同様に眠いので、実は暑さを言い訳にしているだけなのかもしれない。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/4【真艫(まとも)】|#朝の日めくり "船の船尾の正面のこと。ちゃんとしている様子を表す「まとも」の語源とも。船尾に受けた風は追い風となり、船を押し進めていく。まさに正道そのもの。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/3【夏嶺(なつみね)】|#朝の日めくり "深い緑に覆われ生命力あふれる実に夏らしい山のこと。どこもかしこも鮮やかな緑があふれ、川は勢いよく下降を目指し、鳥達は歌う。ここに立っているだけでエネルギーを分けてもらえそうな気持ちになる。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/2【夏燕(なつつばめ)】|#朝の日めくり "春が過ぎてもみかける燕のこと。燕は春の鳥のイメージがあるが、春に渡り二回産卵をするため夏は子育てのシーズンである。たまに巣から覗かせる小さな姿に顔がほころぶ。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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7/1【波路の雲(なみじのくも)】|#朝の日めくり "波の上の、船が通う道筋に沸き立っている雲。進む先で待ち受ける雲は大型の生き物のようにも見え、旅気分を大いに盛り上げてくれる。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/30【風鈴売(ふうりんうり)】|#朝の日めくり "夏にガラスや陶器で作られた風鈴を売る人のこと。江戸時代の中期は道でよく見かけた。チリンチリンと耳心地の良い音を下げながらゆっくりと通り過ぎていく様子は、何だか夢の中の生き物のよう。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/29【日向水(ひなたみず)】|#朝の日めくり "日光で温められた水のこと。昔はこの水をお風呂に使用する文化があった。涼を求め手をつけた水のぬるさは、夏で弱りきった心に追い討ちをかけてくる。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/28【籐筵(とうむしろ)】|#朝の日めくり "筵とは藁や竹など植物を編んで作った敷物のことで、籐を使ったものが籐筵。足が触れるとひんやりと熱を奪ってくれるため、夏場に重宝する。和やエスニックの部屋によく似合う。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/27【月涼し(つきすずし)】|#朝の日めくり "蒸し蒸しと暑苦しい夏の夜に空へとあがる月のこと。夏の月はどこか涼しげに見え、束の間の短い夜の時間を彩ってくれる。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/26【夏霖(かりん)】|#朝の日めくり "夏に降る長雨のこと。カンカン照りの太陽が顔を出さないのは嬉しいが、心なしか物足りない。暑いのは体に堪えるが、やはり夏はぴかぴかの青空を味わいたい。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/25【寝冷子(ねびえご)】|#朝の日めくり "寝苦しい夏の夜を少しでも快適に過ごそうと薄着で眠り風邪を引くこと。寝つきの悪い夜より風邪の方が苦しいはずなのに、毎年同じことを繰り返してしまう。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/24【花菖蒲(はなしょうぶ)】|#朝の日めくり "あやめ科の多年草のこと。濃い紫の花を咲かせ、日本では江戸時代から親しまれ、短歌でも多く詠まれている。梅雨の頃の代表的な花のひとつ。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/23【一と涼み(ひとすずみ)】|#朝の日めくり "涼しさを求めて家の外で場所を探すこと。水の側へと足を運んでみるが日光に照らされた川原や海辺は人が多く余計に暑苦しい。結局諦めて家に帰ってきたりする。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/22【沙羅の花(しゃらのはな)】|#朝の日めくり "夏椿のこと。昔、釈迦が涅槃していた沙羅双樹を夏椿と見間違えたことから。白い立派な花を咲かせるが、咲いてもその日のうちに花を落としてしまう一日花とされている。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/21【峰雲(みねくも)】|#朝の日めくり "巨大な雲がまるで高い山のように空に盛り上がっている様子のこと。この雲を見つけると、「ああ本格的に夏がきたのだなあ」と嬉しく思う。夏の到来を教えてくれる空からの手紙のよう。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/20【空梅雨(からつゆ)】|#朝の日めくり "梅雨の時期だというのに雨が少ないこと。雨ばかりの日々は憂鬱だが、こうも雨が降らないと道端や庭先の植物が心配で仕方ない。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/19【振舞水(ふるまいみず)】|#朝の日めくり "夏の暑い日、通行人に水を飲ませること。今ではめっきりこの役割は自販機に取って代わってしまったが、いつか現代に復活してほしい、なんとも心温まりそうな文化。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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6/18【遊び船(あそびぶね)】|#朝の日めくり "涼しさを求めて船を出すこと。涼しい風を受けながら水の上をゆっくり進み、仲間たちと酒を酌み交わす。これぞ夏の大人の遊びである。" 和語・古性のち(コラム二スト)