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2/27【桃の芽かき(もものめかき)】|#朝の日めくり
"春先に桃の不要な芽をかきとること。花や果実を咲かせやすくするための作業。人が散髪をするとさっぱりするように、桃の木も同じ気分になるのだろうか。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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2/28【浮氷(うきごおり)】|#朝の日めくり
"水に漂い浮かぶ氷のこと。水と氷の組み合わせは見ているだけで寒々しいが、春の暖かさが徐々に氷を水へと変え、やがては氷があったことも忘れてしまう。"
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3/1【春日(はるひ)】|#朝の日めくり
"太陽の明るい日差しのこと。木々が落とす木漏れ日は柔らかく、いつも座るベンチもほどよく暖かい。お気に入りの本でも読み耽りながら、この春の恵を身体中で味わいつくしたい。"
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3/2【春の土(はるのつち)】|#朝の日めくり
"春になって凍土がゆるみ、土にも潤いを感じはじめること。冬の間しんと静まり返ったように見えていた地面にも、緑の葉が背を伸ばしちいさな虫達が行き交い、活気を見せ始める。"
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朝の日めくり
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3/3【春園(しゅんえん)】|#朝の日めくり
"春の庭園のこと。さまざまな花々が咲き乱れる姿は桃源郷のようで、いつまでもそこにとどまりたくなる。"
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3/7【浅き春(あさきはる)】|#朝の日めくり
"暦の上では春になっているはずなのに、自然や気象が追いついていない頃のこと。期待し薄手の服で外に飛び出すも、肌寒くて部屋に戻り渋々着替える。春めかしい暦ばかりが妬ましい。"
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3/8【雪間草(ゆきまぐさ)】|#朝の日めくり
"冬に地面に積もった雪が暖かさで解け始め、土がところどころから顔を出し始める隙間の呼び名。ひょっこりと小さな緑が顔を出す姿に、こちらも嬉しくなる。"
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3/9【鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり)】|#朝の日めくり
"鶯が継続して鳴き続けている様子。鶯は別名「春告鳥」と呼ばれ、その名の通り春の到来を教えてくれる。坂を転がるように一生懸命羽を羽ばたかせ飛ぶさまは、思わず笑みがこぼれるほど可愛らしい。"
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3/10【弥生(やよい)】|#朝の日めくり
"旧暦三月の別名。諸説あるが、草花がいよいよ生い茂る「いやおい」が由来とされている。字面からも柔らかな春の匂いがする。"
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3/10【弥生(やよい)】|#朝の日めくり
"旧暦三月の別名。諸説あるが、草花がいよいよ生い茂る「いやおい」が由来とされている。字面からも柔らかな春の匂いがする。"
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3/11【雪の絶間(ゆきのたえま)】|#朝の日めくり
"雪で覆われた雪国にところどころ黒い地面が現れ出すこと。どこまでも絵のように続く白銀に覆われた世界に黒が混じりはじめ、夢現な日々からなんだかやっと現実に戻ってきた安心感を覚える。"
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3/12【春の夕(はるのゆうべ)】|#朝の日めくり
"春の日の夕暮れのこと。夜に染まりきらない空はさまざまな色を自由に混ぜ合い、家路へと人々に束の間の、特別なインスタレーションを提供してくれる。"
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3/12【春の夕(はるのゆうべ)】|#朝の日めくり
"春の日の夕暮れのこと。夜に染まりきらない空はさまざまな色を自由に混ぜ合い、家路へと人々に束の間の、特別なインスタレーションを提供してくれる。"
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3/13【春霰(しゅんさん)】|#朝の日めくり
"霰は冬に多いが、春も降ることがある。寒い時に降ると見向きもしないのに、春だとそうもいかない。もしかしたら春の霰は目立ちたがり屋なのかもしれない。"
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3/13【春霰(しゅんさん)】|#朝の日めくり
"霰は冬に多いが、春も降ることがある。寒い時に降ると見向きもしないのに、春だとそうもいかない。もしかしたら春の霰は目立ちたがり屋なのかもしれない。"
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3/14【寥廓(りょうかく)】|#朝の日めくり
"大空のこと。空の呼び名はその他にもあるが、特に複雑な漢字と読み方を持ち合わせているのがこの季語である。触るとひんやりしそうな字面をしている。"
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3/14【寥廓(りょうかく)】|#朝の日めくり
"大空のこと。空の呼び名はその他にもあるが、特に複雑な漢字と読み方を持ち合わせているのがこの季語である。触るとひんやりしそうな字面をしている。"
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3/15【萩若葉(はぎわかば)】|#朝の日めくり
"萩の若葉は他に比べ触れると柔らかく、色合いがみずみずしい。触り心地が良くつい立ち止まりすべすべした葉を撫でてしまう。春の楽しみのひとつでもある。"
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3/15【萩若葉(はぎわかば)】|#朝の日めくり
"萩の若葉は他に比べ触れると柔らかく、色合いがみずみずしい。触り心地が良くつい立ち止まりすべすべした葉を撫でてしまう。春の楽しみのひとつでもある。"
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3/16【春田(はるた)】|#朝の日めくり
"苗を植える前の頃の田んぼのこと。すっかり雪も解けまっさらな田んぼは、今か今かと次の命を持っていて、人間側も気持ちが引き締まる。今年もまた自然との共同作業が始まる。"
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3/17【鶯合(うぐいすあわせ)】|#朝の日めくり
"飼育した鶯をカゴにいれ、鳴きあわせてその声の美しさを競うこと。主に江戸時代で庶民の間でも盛んに行われた遊びとされ、優雅な遊びになんとも豊かな時代を想わせる。"
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3/18【藍蒔く(あいまく)】|#朝の日めくり
"染料のための藍の種を蒔くこと。こうして蒔かれた藍は春の終わり頃に刈り取られ、茎や葉から採れた染料で糸や布を染める。その色はこっくりと深く味わいがあり、まさに春からの贈り物である。"
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3/19【桜雨(さくらあめ)】|#朝の日めくり
"桜が咲き始める時期に降る雨のこと。花びらの上にちょこんと丸い雨粒が乗る姿は、砂糖を纏ったお菓子のようで美味しそう。"
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3/19【春闌く(はるたく)】|#朝の日めくり
"春が深まる頃の呼び名。いよいよ春本番がやってくると、人々の敵は寒さではなく眠気に変わる。一生懸命起きていようとするところに、すやすや眠る猫など目に入ってしまえば完全にこちらの負けである。"
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