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6/27【月涼し(つきすずし)】|#朝の日めくり
"蒸し蒸しと暑苦しい夏の夜に空へとあがる月のこと。夏の月はどこか涼しげに見え、束の間の短い夜の時間を彩ってくれる。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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1/8【かじけ猫(かじけねこ)】|#朝の日めくり
"寒さから身を守るため丸まって暖をとる猫のこと。ふかふかまんまるの姿ですやすや眠る猫の姿は、どんな睡眠薬よりも効果てきめん。 "
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1/19【六つの花(むつのはな)】|#朝の日めくり
"雪のこと。雪の形が六片の花のように見えることから。真っ白な花の意で「雪華」とも。雪の中でも咲く透明な花。"
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6/22【沙羅の花(しゃらのはな)】|#朝の日めくり
"夏椿のこと。昔、釈迦が涅槃していた沙羅双樹を夏椿と見間違えたことから。白い立派な花を咲かせるが、咲いてもその日のうちに花を落としてしまう一日花とされている。"
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2/7【梅見月(うめみづき)】|#朝の日めくり
"春に咲く梅の花を愛でること。江戸時代は桜ではなく梅を愛でることが通とされていた。いつの時代も人と変わったことをしたい人が一定数存在するものだ。"
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6/7【夏襟(なつえり)】|#朝の日めくり
"夏向けの掛け襟のこと。涼やかな布が使われており、主に絹や麻が使用されていたが現代ではレースなども用いられる。見ているこちらも涼しくなる。"
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6/3【七変化(しちへんげ)】|#朝の日めくり
"紫陽花の別名。青や紫、桃色に白と花の色は多く、また色を次第に変化させるためこの別名で呼ばれている。小さな花達が身を寄せ合う様子は愛らしく、どの色も甲乙つけ難い。"
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6/24【花菖蒲(はなしょうぶ)】|#朝の日めくり
"あやめ科の多年草のこと。濃い紫の花を咲かせ、日本では江戸時代から親しまれ、短歌でも多く詠まれている。梅雨の頃の代表的な花のひとつ。"
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1/13【暖め鳥(ぬくめどり)】|#朝の日めくり
"鷹など大きな鳥が小鳥を捕まえて、懐炉代わりに自分の足を温めること。翌朝にはその小鳥を空へと戻し、その小鳥が去った方角には狩りにいかないとされている。"
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5/17【緑の夜(みどりのよ)】|#朝の日めくり
"緑が生い茂る頃の夜のこと。新しく生まれた緑たちはどこまでも瑞々しくて、暗闇だというのに見えそうな気さえしてくる。"
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3/9【鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり)】|#朝の日めくり
"鶯が継続して鳴き続けている様子。鶯は別名「春告鳥」と呼ばれ、その名の通り春の到来を教えてくれる。坂を転がるように一生懸命羽を羽ばたかせ飛ぶさまは、思わず笑みがこぼれるほど可愛らしい。"
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6/15【夕蛍(ゆうぼたる)】|#朝の日めくり
"梅雨の頃に夕方から夜にかけ、水辺で光を放つ蛍のこと。雨の雫を纏った草むらで放たれる儚い光はぼんやりと滲み、さぞやロマンチックな光景だろう。蛍が恋の象徴として詠われることも納得できる。"
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1/29【白道(はくどう)】|#朝の日めくり
"月が描く軌道のこと。月の通り道。実際にその道自体は見えないが、じっと夜空を眺め少しずつ月が動いていく、その道が白道である。夢想的な言葉。"
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5/24【夏蛙(なつがえる)】|#朝の日めくり
"夏の雨蛙のこと。体長は三〜四センチほどで、若草色をしている。夏になると活発に動き周り、池に飛び込む様子を見かけるようになる。蓮の葉の上にちょこんと座る姿は可愛らしい。"
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2/10【香菫(においすみれ)】|#朝の日めくり
"早春に咲く濃い色味を持ったすみれのこと。香りが強く、普段素通りしてしまう道端でもその存在に気づくことができる。香水の原料として使われることも。"
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7/10【月白(つきしろ)】|#朝の日めくり
"月が出る前空が白む様子。刻一刻と白くなっていく空を見上げながら月の登場を待つ。月夜の舞台の幕が上がる。"
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2/13【春望(しゅんぼう)】
"春の景色のこと。春特有の霞がかった空気の向こう側で揺れる風景は、特に朝方はどこからどこまでが現実で幻なのかわからなくなる。そんな幻想的な雰囲気を楽しめるのもまたこの季節の魅力。"
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5/15【新樹蔭(しんじゅかげ)】|#朝の日めくり
"夏のはじめの若菜を携えた樹々をさして呼ぶ言葉。生まれたばかりの葉たちはみずみずしく、心なしか空や土の色さえも艶やかに見える。"
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6/8【燕子花(かきつばた)】|#朝の日めくり
"濃い紫色の花をつける植物。花の姿がつばめの姿に似ていることから。六月頃に川原や池の周りに咲き、昔から衣類の染料としても使われていた。"
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6/26【夏霖(かりん)】|#朝の日めくり
"夏に降る長雨のこと。カンカン照りの太陽が顔を出さないのは嬉しいが、心なしか物足りない。暑いのは体に堪えるが、やはり夏はぴかぴかの青空を味わいたい。"
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7/2【夏燕(なつつばめ)】|#朝の日めくり
"春が過ぎてもみかける燕のこと。燕は春の鳥のイメージがあるが、春に渡り二回産卵をするため夏は子育てのシーズンである。たまに巣から覗かせる小さな姿に顔がほころぶ。"
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6/9【青嵐(あおあらし)】|#朝の日めくり
"青々とした木や草原を吹き抜けていく強めの南風のこと。まだ生まれたばかりの緑の匂いとざあーっと合唱のような葉擦れの音を耳に届けてくれる。"
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6/20【空梅雨(からつゆ)】|#朝の日めくり
"梅雨の時期だというのに雨が少ないこと。雨ばかりの日々は憂鬱だが、こうも雨が降らないと道端や庭先の植物が心配で仕方ない。"
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5/23【月涼し(つきすずし)】|#朝の日めくり
"蒸し蒸しと暑苦しい夏の夜に空へとあがる月のこと。夏の月はどこか涼しげに見え、束の間の短い夜の時間を彩ってくれる。"
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