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1/31【日脚伸ぶ(ひあしのぶ)】|#朝の日めくり
"冬が終わりに近づき、少しずつ日が伸びる様子のこと。春の足音が聞こえてくるようで縮こまっていた体も伸び始める。"
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#おはよう #新しい一日 #清々しい朝
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2/12【宵の春(よいのはる)】|#朝の日めくり
"春の日が暮れてまだ間もないうちの、明るい時間のこと。春の一日の終わりが他の季節と比べ寂しさを帯びていないのは、やはりこの暖かな気温のせいだろうか。"
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6/11【迎え梅雨(むかえづゆ)】|#朝の日めくり
"本格的な梅雨を迎える前ぶれの意。そのまま梅雨に入ることもあるが、一度晴天に戻ることも。恋心と空模様はやはり予想がつかない。"
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2/17【五更(ごこう)】|#朝の日めくり
"午前三時頃から午前五時頃までの時間のこと。わずかな時間にも美しい名前があることに、昔の人が日々をどれだけ慈しんでいたのかを痛感する。"
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6/21【峰雲(みねくも)】|#朝の日めくり
"巨大な雲がまるで高い山のように空に盛り上がっている様子のこと。この雲を見つけると、「ああ本格的に夏がきたのだなあ」と嬉しく思う。夏の到来を教えてくれる空からの手紙のよう。"
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2/9【雪解雫(ゆきげしずく)】|#朝の日めくり
"雪が溶け滴になること。溶けた滴は木々や軒先からこぼれ落ち、地面へと還っていく。冬の役割を終えて眠りにつく。また来年会いましょう。"
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1/12【冬月(とうげつ)】|#朝の日めくり
"冬の月のこと。寒さのせいか月の表情は冷たく見えて、寒々しい。寒空に浮かぶ月は鋭くガラス細工のよう。"
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1/28【彼は誰時(かはたれどき)】|#朝の日めくり
"夕方、薄暗い時をさす言葉。逢魔時とも。「逢魔が時」は「魔に出逢う時間帯である」と信じられていたことから。空がピンクや水色に美しく染まり、鳥肌が立つほど美しい。"
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6/14【風かおる(かぜかおる)】|#朝の日めくり
"実際に風が香るわけではないが、夏の濃い新緑に風さえも、爽やかな香りを放ちそうに見えることから。自然に対して感性を開かなければ生まれない言葉。"
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6/13【おろ降(おろふり)】|#朝の日めくり
"小降りの雨が降ること。暑かった太陽が雲の向こう側に退場していき、人間にも万物にも束の間の休憩が与えられる。傘をささずに全身で受け止めたくなる雨。"
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6/16【黄梅の雨(こうばいのあめ)】|#朝の日めくり
"梅雨をさす言葉。青々としていた梅がようやく熟し、黄色くなることから。梅の実と目があうたびに酸っぱい味を思い出してしまうのは、もはや日本人の性だろう。"
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1/23【白日(はくじつ)】|#朝の日めくり
"曇りなく輝く太陽のこと。身が潔白であることの例えでも使われる。大きく深呼吸すると体の中にエネルギーが満ちるような、どこまでも気持ちの良い空模様。"
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6/25【寝冷子(ねびえご)】|#朝の日めくり
"寝苦しい夏の夜を少しでも快適に過ごそうと薄着で眠り風邪を引くこと。寝つきの悪い夜より風邪の方が苦しいはずなのに、毎年同じことを繰り返してしまう。"
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7/6【静淵(せいえん)】|#朝の日めくり
"静かな湖や池の淵のこと。鏡のように凪いだ水面に月が落ち、音もなく魚が泳いでいく。自分もじっとしていると自然の一部になったようで、なんとも心が落ち着く。"
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1/10【浅葱空(あさぎぞら)】|#朝の日めくり
"浅葱色に染まる空のこと。薄い緑みを帯びていて清々しい色。平安時代に誕生した伝統色と言われていて、一時は着物の裏地の色としても流行したらしい。"
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2/11【鳥風(とりかぜ)】|#朝の日めくり
"渡り鳥が雲間に消えていくことを鳥雲に入ると言い、この頃の風を鳥風と言う。柔らかな春風を捕まえて飛び立つ無数の鳥たちを見ていると、自分も一緒に飛べそうな気になってくる。"
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5/30【若葉風(わかばかぜ)】|#朝の日めくり
"夏のはじまりの頃、木々の若葉をそよがせる風のこと。みずみずしい若葉が揺れている様子は、暑さでまいる体にほんの一時安らぎの時を提供してくれる。"
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1/11【氷面鏡(ひもかがみ)】|#朝の日めくり
"水が氷点下になり氷へと変化し、鏡のように見えること。凍った湖の上に立ち中を覗き込めば、自分が薄く透けもうひとつの世界へと誘われそう。"
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7/3【夏嶺(なつみね)】|#朝の日めくり
"深い緑に覆われ生命力あふれる実に夏らしい山のこと。どこもかしこも鮮やかな緑があふれ、川は勢いよく下降を目指し、鳥達は歌う。ここに立っているだけでエネルギーを分けてもらえそうな気持ちになる。"
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5/22【青鬼灯(あおほおずき)】|#朝の日めくり
"熟さない夏のほおずきの名前。ぷっくりとした愛らしい見た目から観賞用としても愛され、アクセサリーのモチーフになることも多い。"
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5/18【落とし文(おとしぶみ)】|#朝の日めくり
"夏、虫達は葉を筒状に巻いてその中に卵を産み地上に落とす。その葉がまるで文に似て見えることから。虫たちからの手紙と思うと何だか可愛らしくみえる。"
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3/7【浅き春(あさきはる)】|#朝の日めくり
"暦の上では春になっているはずなのに、自然や気象が追いついていない頃のこと。期待し薄手の服で外に飛び出すも、肌寒くて部屋に戻り渋々着替える。春めかしい暦ばかりが妬ましい。"
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5/31【麦秋(ばくしゅう)】|#朝の日めくり
"秋の季語と間違えられるが、初夏の季語。春の暖かさにすくすくと背を伸ばし、日に日に黄金色の麦へと変化する。さらさらと乾いた風にそよぐ音が耳に心地よい。"
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6/19【振舞水(ふるまいみず)】|#朝の日めくり
"夏の暑い日、通行人に水を飲ませること。今ではめっきりこの役割は自販機に取って代わってしまったが、いつか現代に復活してほしい、なんとも心温まりそうな文化。"
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