こちらの鹿革の足袋は、足の裏が汚れていることから、徳川家康が実際に履いたと考えられます。革は少し縮んでいますが、家康の足のサイズが23センチ程であったことがわかる大変貴重な品!内側には職人の名前が記されています。 #担当のおすすめ #お宝のうらなかそこ
刀剣が反っているのはなぜ? 担:大陸由来の伝統的な刀剣は反りのない直刀。長い直刀は抜くのが大変なので、刀身にカーブをつけるようになりました。より扱いやすいように加わったのが「反り」なんです。 新:刀剣それぞれの反りの違いも鑑賞するとおもしろい! #担当のおすすめ #名刀正宗と相模伝
「婚」のイチ押しは? 担:国宝の「葵紋散蒔絵糸巻太刀拵」です。拵(こしらえ)とは刀剣の外装のこと。3代将軍家光の長女、千代姫のお嫁入り道具「初音の調度」に含まれています。 新:刀身の「太刀 銘 国行」(国宝)は名品コレクション展示室に展示中! #担当のおすすめ #大名の冠・婚・葬・祭
「正宗展」のイチ押しは? 担:「不動正宗」です!「正宗」銘がある刀剣は全国で数点しかないのですが、その中の貴重な一作。炎のように躍動的な刃文やまだら模様の地鉄(じがね)など、見どころが盛りだくさん! 新:ダイナミックで華やかな刀剣ですね✨ #担当のおすすめ #名刀正宗と相模伝
徳川美術館の刀剣の特徴は? 担:“研ぎ”に特徴があります。当館の刀剣は江戸時代の研ぎのまま。現代の刃文(はもん)を強調する研ぎ方とは一味違うんです👀 新: 伝わってきたままの姿を残しているとは驚きです! #担当のおすすめ #名刀正宗と相模伝
「正宗展」を企画したのはなぜ? 担:徳川美術館の刀剣コレクションの全体像を掴むため!正宗は贈答品としての価値がとても高く、尾張徳川家にも数多く贈られているんです 新:展示室に刀剣がずらっと並んで圧巻! 担:見比べて正宗の多様性に触れてください✨ #担当のおすすめ #名刀正宗と相模伝
開催中の特別展「名刀正宗と相模伝」では、尾張徳川家や将軍家に所縁のある「正宗」・「貞宗」と伝わる刀剣を全振、展示しています。 そう、全て、です。 それでも刀箪笥が空っぽにならないところが、徳川美術館の懐の深さです。#担当のおすすめ
5/28から徳川美術館の本館展示室に、正宗やその系譜をひく刀がずらーっと登場。こっちを見ると正宗の刀。あっちを見ると貞宗の刀。正宗の師匠や弟子の刀も出るんですって?お楽しみに!#担当のおすすめ
見てください、この則重の地鉄(じがね)!見ていると吸い込まれそうな独特の渦巻模様。荒々しさと華やかさの競演です。 名品コレクション展示室で展示中。#担当のおすすめ
「太刀 (菊紋)菊一文字」は、茎(なかご)に彫られた菊が目印です。摩滅してかなり見えにくくなっていますが、じっく り見て…心の目も見開いて…どうです?見えてきましたか? 画像でお伝えするのはなかなか難しく、ぜひ展示室でご覧いただければ幸いです。 #担当のおすすめ
美しさもさることながら、この小袖(こそで)のおもしろいところは、雛形(ひながた)と呼ばれる図案帳が残っているところです。図案帳には「この松はいらない」、「雲は紫か金の糸で」などの指示などが書き込まれています。 そう、オーダーメイドなのです! #担当のおすすめ
徳川美術館といえば、「初音の調度」! 初音の調度は、三代将軍家光の娘・千代姫のために作られた調度で、尾張徳川家二代光友との婚礼の時に持参しました。漆を用いた数ある作品の中でも、ずば抜けて贅沢・華麗な第一級の作品です。#担当のおすすめ
「名刀紀行」や「あかがね/くろがね」で展示されていた作品はもとあった場所に収まり、現代貨幣も展覧会担当者のお財布の中へ無事戻りました。 7/17(土)からは夏季特別展「家康から義直へ」がスタート!徳川家康や義直にゆかりのある多彩な作品が展示されます。お楽しみに。#担当のおすすめ
樋(ひ) 刀剣に彫られた溝のことです。1本だったり、2本だったりします。刀剣を軽くするためと、飾りのための2つの目的があります。樋の中に剣が彫られている刀もあります。 #担当のおすすめ #名刀紀行
どの小柄(こづか)をだそうか、いろいろ見ていく中で発見したのが、そろばんの小柄です。 このそろばん玉の細かさといい、絶妙にマッチしている形といい、そろばんと小柄ってこんなに相性がよかったんですね。初めて知りました。#担当のおすすめ
刀装具の部分で、「鉄の黒と赤銅の黒の見分け方はありますか?」とお尋ねがありました。あくまでイメージですが、ざらっとした感じの黒だと鉄、つやっとした感じの黒だと赤銅です。#担当のおすすめ
今回は鉄炮を分解して展示しています。大きなネジもあれば、引き金などの細かな部品もあります。銃身は鉄ですが、金色の部品は真鍮(しんちゅう)です。 銃身を作った人にも思いを馳せてもらいたくて、銃身の、名前が刻まれている部分に鏡を置きました。覗いてみてください。#担当のおすすめ
「赤銅はなぜ黒いのですか?」と質問をいただきました。 これは「色揚げ」という処理をしているためです。色揚げは、まず大根おろしにつけ、そして硫酸銅や緑青を含んだ液につけて煮込みます。 すると真っ黒というよりは青みがかった黒に仕上がります。#担当のおすすめ
美しく透明感のあるアジサイ。 べっこうやクジャク石、青や白のガラスを使っています。花の色がひとつひとつ違うところがみどころです。#担当のおすすめ
【特別公開!】刀 無銘 郷義弘 名物 五月雨郷 五月雨の季節に極めたので「五月雨」と名づけられたと言われています。黒田家や前田家、将軍家で所持された、華々しい由緒を持つ刀です。 徳川美術館名品コレクション第1展示室で、短刀 名物 後藤藤四郎と合わせてご覧いただけます。#担当のおすすめ
五島美術館所蔵「国宝 紫式部日記絵巻」を特別公開します。普段、東京でしか見られない作品がこの秋、20年ぶりに名古屋・徳川美術館にやってきます! お見逃しのないようお越しください。 第1・2段:11/8~11/25 第3段:11/26~12/13 tokugawa-art-museum.jp/exhibits/plann… #担当のおすすめ
「折紙(おりがみ)」といっても小学生の頃に遊んだ、あのカラフルな紙ではありません。 「正真正銘の庖丁正宗ですよ~」と証明する、二つ折りにしてある鑑定書のことを折紙と言います。今でも「折紙付き」という言葉が残っていますね。 #担当のおすすめ
徳川美術館名品コレクション展示室で、庖丁正宗を展示中です。 来孫太郎や物吉貞宗(拵もあります)は刈谷市歴史博物館に出張しています。 #麒麟がくる に津田遠江長光、#桃山展 に南泉一文字の拵、#埋忠 では池田正宗が…!!! それぞれの地で徳川美術館の所蔵品をお楽しみください。 #担当のおすすめ
刈谷市歴史博物館で、企画展「徳川家康の遺産~徳川美術館所蔵品で綴る~」が開幕しました。 出品作品全58点(展示替えあり)は、すべて徳川家康にゆかりのある品です。 徳川美術館のエッセンスがぎゅっと凝縮されていますので、ぜひ足をお運びください。 city.kariya.lg.jp/rekihaku/tenji… #担当のおすすめ
風鳥(ふうちょう)の別名は極楽鳥。 英語では「bird of paradise」といいます。 ヨーロッパ人は鳥の脚を落とし、はく製にして商品としたので、脚がない鳥、風に乗って生きる、地上に降りない鳥と考えられていたことに因む名前だそうです。 綺麗な名前の裏にこんな過去があったとは…。#担当のおすすめ