876
「天壇青(てんだんせい)、砧青磁(きぬたせいじ)、東京白茶(とうきょうしらちゃ)、水色(みずいろ)」。
7月も、美しい色を揃えました。よければご覧ください。
▼7月のいろ #にっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
877
嫩黄色(どんこうしょく)|#にっぽんのいろ
明るい黄色が、初々しさを感じさせます。「嫩」という漢字には若さや弱さ、美しさ、柔らかさなどの意味があります。
熟す前の黄色く若い梅や、桃の実をイメージさせるような優しい色ですね。
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
878
印度藍(いんどあい)|#にっぽんのいろ
名前の由来は、インド原産の天然藍から染め出されることから。とても歴史の古い染料で、江戸時代末期に日本に輸入されるようになりました。
底知れぬ海の深さを思わせるような神秘的な藍色が人気です。
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
879
天壇青(てんだんせい)|#にっぽんのいろ
天壇とは、中国の皇帝が冬至の日に天に祈りを捧げるための祭壇をいいます。その天壇に施された美しい瑠璃瓦をたたえ、名づけられました。
人々の祈りに満ちた霊妙な色は、空に溶け込んでいくようです。
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
880
褐色(かちいろ)|#にっぽんのいろ
藍染をする際に、布をつついたり叩いたりすることを「かつ」と言いますが、その読みが「勝つ」に通じることから、その名が定着しました。
縁起を担ぐ武士の鎧兜の糸の色にもよく使われていました。
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
881
小鹿色(こじかいろ)|#にっぽんのいろ
優しい茶色が、愛らしい鹿の子どもの体毛を思わせます。
『万葉集』にも詠まれたように、鹿は古くから日本人に親しみのある動物でした。色鉛筆の色名にも取り入れられるなど、子どもたちにも人気の色ですね。
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
882
裏柳(うらやなぎ)|#にっぽんのいろ
柳の葉の裏側のような、淡く雅な黄緑色で江戸時代に流行しました。
あえて葉の裏の色に注目しているのが日本人らしいですね。そよそよと風に揺れる柳の葉のように、見ていると何だか涼しくなってきます。
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
883
利休色(りきゅういろ)|#にっぽんのいろ
抹茶のような、ややくすみを帯びた黄緑色が、大人びた雰囲気を醸し出しています。
その名は安土桃山時代の茶人・千利休に由来します。「禅の精神」を体現するような色で心が引き締まりますね。
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
884
金碧珠(きんぺきしゅ)|#にっぽんのいろ
青緑色の海から金色の太陽が昇る様子を一色で表現した美しい色。二色が引き立て合うことで、目の覚めるような鮮やかさが生まれました。
お気に入りの色です.。.:*・゜
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
885
「青」が美しい、7月の「にっぽんのいろ」。
海の色、水の色、星空の色。お好きな色を見つけてみてください。
▼7月のいろ #にっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…
886
珊瑚色(さんごいろ)|#にっぽんのいろ
赤珊瑚を砕いた顔料から作られます。
珊瑚は、仏教においては七宝の一つに数えられ、江戸時代にはかんざしや櫛などの装飾として愛用されました。
ほんのり優しく、奥ゆかしさを感じる色ですね。
▼7月のにっぽんのいろ
543life.com/nipponnoiropal…