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金碧珠(きんぺきしゅ)|#にっぽんのいろ
中国に由来する瑠璃色の一種で、青の中に金を隠し持っています。
青緑色の海から、金色の太陽が昇る様子を一色で表現した荘厳さが圧巻です。二色が引き立て合うことで目の覚めるような鮮やかさが生まれました。
7月のいろ|暦生活
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珊瑚色(さんごいろ)|#にっぽんのいろ
赤珊瑚を砕いた顔料から作られます。
珊瑚は、仏教においては七宝の一つに数えられ、江戸時代にはかんざしや櫛などの装飾として愛用されました。赤珊瑚そのものよりも、ほんのり優しく、奥ゆかしさを感じます。
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活色(かついろ)|#にっぽんのいろ
鮮やかな緑を帯びたエネルギッシュな青色です。力強い海の波を思わせるような活気のみなぎる色彩は、漁船が掲げる大漁旗にも使われてきました。
見ているだけで元気が出てくる、夏にぴったりの色ですね♪
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砧青磁(きぬたせいじ)|#にっぽんのいろ
透明感のある淡い青色です。
中国で古くから作られている青磁を思わせるような青白く高貴な色が、心を鎮めてくれます。
光の当たり方によって変化する繊細な色合いは、どれだけ眺めていても飽きません。
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白藍色(しろきあいいろ)|#にっぽんのいろ
白に溶け込むような淡い水色にほんのりと黄みが差しています。
さまざまな色合いがある藍染の中でも薄めの藍色で、ほのかな黄みは黄檗(きはだ)に由来します。キラキラと輝く白浜の浅瀬が恋しくなりますね。
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鋼色(はがねいろ)|#にっぽんのいろ
まるで夜空を思わせるような暗くて渋い青色が印象的です。
有島武郎や石川啄木など文豪たちの文学作品でも、夜空を描写する色として使われています。宇宙の果てしなさや底知れぬパワーを感じさせてくれます。
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濃浅葱(こいあさぎ)|#にっぽんのいろ
黒みがかった濃い青緑色。薄い葱の葉の青緑色を一層濃くしたものに黒みが加わっています。
濃い青と緑が絶妙のバランスで混ぜ合わさり、まるで山奥にたたずむ池や星月夜のような奥深い色がミステリアスです。
7月のいろ|暦生活
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7月の「にっぽんのいろ」は青が美しいので、青色が好きな方はよければご覧ください(*^^*)
それぞれの名前の由来も、簡単にご紹介しています。
7月のいろ #にっぽんのいろ
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水色(みずいろ)|#にっぽんのいろ
澄んだ淡い藍色です。水は無色透明ですが、晴れ渡る空の色や風に揺れる葉の色を反射した色合いが淡い藍色に見えたため、名付けられました。
冷たい川や湖を連想させるこの色を見ているだけで涼しくなってきますね。
7月のいろ|暦生活
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藍色(あいいろ)|#にっぽんのいろ
暖簾や和小物などにも用いられる人気の色です。ほのかに緑がかった深い青色で、日本の代表的な伝統色とされてきました。
藍だけでなく、少量の黄檗(きはだ)を加えて染め上げることで緑がかった色に仕上げています。
7月のいろ|暦生活
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薄群青(うすぐんじょう)|#にっぽんのいろ
少し紫を帯びた薄い青色が神秘的です。宝石にも劣らない貴重な鉱物、瑠璃(ラピスラズリ)や藍銅鉱(アズライト)などの原料を細かく砕くことで、群青色をさらに淡くしています。
8月のいろ|暦生活
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紺碧(こんぺき)|#にっぽんのいろ
紺と碧を掛け合わせた深い青緑色。
「紺碧の海」などと描写されるように、文学作品にも多く登場する色です。
青と緑が織りなす絶妙な色のさじ加減は、日本の原風景を思わせ、私たちの心によく馴染みます。
8月のいろ|暦生活
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銀鼠(ぎんねず)|#にっぽんのいろ
無彩色ながらも上品な、銀色に近い明るい鼠色です。
「墨に五彩あり」といわれる水墨画の世界では、薄い順に「清、淡、重、濃、焦」とされ、この色は「淡」にあたります。銀灰色(ぎんかいしょく)や絹鼠とも。
8月のいろ|暦生活
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裏色(うらいろ)|#にっぽんのいろ
宵闇のような深く渋い青色です。
夜具や衣服の裏地の色として使われるなど、穏やかな時を過ごす日常生活にぴったりの色でした。
電気のなかった時代、人々はこの色とともに夜の静けさを味わったのでしょう。
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深緋(こきひ)|#にっぽんのいろ
紫がかった深い黄土色をしています。まるで、夕日に染まった西の空のよう。
古くから高貴な色として尊ばれ「こきあけ」「ふかひ」「ふかきあけ」などさまざまな読み方を持つ愛された色です。
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天青(てんせい)|#にっぽんのいろ
晴れた日の青空のような、明るい色です。
藍と蘇芳(すおう)で染めるとされており、澄んでいるようで、どこか曇りの気配を帯びています。
スーッと溶け込むような美しさが、心を晴れやかにしてくれますね。
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青褐(あおかち)|#にっぽんのいろ
藍染の褐色(かちいろ)を黒に近づくまでさらに濃くした色です。
奈良時代から伝わる『正倉院文書』の中にも記述が出てくるなど、古くからさまざまな場面で使われました。
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蒼黒(そうこく)|#にっぽんのいろ
濃く深い青緑色です。暗闇を形容する言葉として「蒼黒(あおぐろ)い」という表現がたびたび文学作品に用いられてきました。
落ち着きのある緑色が、日が落ちる少し前の山並みを思わせます。
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碧緑(へきりょく)|#にっぽんのいろ
透明度の高い澄んだ緑色。「碧」は古くから貴石とされてきた石英の結晶体のこと。緑系の緑碧玉(りょくへきぎょく)のようなきらびやかさが貴さを感じさせます。
澄んだ緑に囲まれた池の水のように美しい色です。
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鴨川鼠(かもがわねず)|#にっぽんのいろ
京都を流れる「鴨川」が名前の由来です。
白と緑を含む灰色で、古都をゆったりと流れる鴨川のように、雅な趣が滲み出ています。最近では、紫がかった鼠色として扱われることも多くなりました。
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鉛白(えんぱく)|#にっぽんのいろ
少し灰色を帯びた白が、真夏の空の入道雲を思わせるようです。塩基性炭酸鉛という鉛の化合物を原料とし、白色の重要な顔料として古来、重宝されてきました。
古くは顔に塗る白粉(おしろい)にも用いられたそうです。
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8月の「にっぽんのいろ」には、美しく魅力的な「青」がたくさんあります。
「紺碧(こんぺき)」「裏色(うらいろ)」「天青(てんせい)」「青褐(あおかち)」。
ぜひ、お気に入りの色を見つけてみてください♪
8月のいろ #にっぽんのいろ
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江戸紫(えどむらさき)|#にっぽんのいろ
活力あふれる、青みの強い紫色です。江戸時代、赤みの強い京紫に対抗する形でその名を広めました。
歌舞伎の人気演目『助六由縁江戸桜』では主人公助六の鉢巻の色に用いられるなど、江戸の粋が感じられます。
8月のいろ|暦生活
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