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菜の花色(なのはないろ)|#にっぽんのいろ
菜の花畑を思わせるような、緑色を帯びた黄色。
荏胡麻(えごま)に変わり、灯油に菜種油が使われるようになった戦国時代から江戸時代、菜の花畑は日本人の暮らしに身近な風景でした。
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生壁色(なまかべいろ)|#にっぽんのいろ
灰色がかった赤みのある茶色。「鼠」という字はつきませんが、江戸時代中期から後期に流行した鼠色の一つです。
土の温もりが伝わってくるような色合いですね(*^^*)
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京紫(きょうむらさき)|#にっぽんのいろ
紅みの強い紫色が、優雅な雰囲気。
京都ならではの紫を「江戸紫」と区別するために生まれた色名です。
伝統的な紫染の手法でそめた京紫を「古代紫(こだいむらさき)」とも呼んでいました。
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洗朱(あらいしゅ)|#にっぽんのいろ
明治時代後期、日本文化を大切にしようとする意識の高まりとともに誕生した色。
絵具として使う際、澄んだ朱を生み出すために繰り返す作業「朱を洗う」が色名の語源とされています。
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鶯茶(うぐいすちゃ)|#にっぽんのいろ
豊かな緑の「鶯色」に、茶色がかった赤を足したような色合い。江戸時代中期には女性の小袖や普段着などに使われるなど人気の色でした。
絶妙なバランスで、どことなく不思議な味わいがあります。
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白土(はくど)|#にっぽんのいろ
「しろつち」とも呼ばれ、古くから壁画や絵画などにも使われてきた顔料です。
火成岩が風化したもの、上質な石灰岩を粉末状に砕いたものとも。
岩石由来の、橙がかった温かみのある色です。
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真紅(しんく)|#にっぽんのいろ
深みのある濃い紅色。
染める際には、茜や蘇芳(すおう)などの赤系統の原料を使わず、紅花だけで染めています。
この正真正銘の紅色のことを「濃紅(こきくれない)」と呼ぶことも。
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若緑(わかみどり)|#にっぽんのいろ
松の木の若葉のような瑞々しい色。
緑という語には「若い」「新しい」という意味があります。
草木の若芽や若葉を表現する際にも使われ、春へ向かう季節のワクワク感に満ちた色合いですね。
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3月のにっぽんのいろ。好きな春の色。
どの色も優しい色で見ていると心があたたかくなります。みなさんも、お好きな色はありますか(*^^*)
▼3月のいろ #にっぽんのいろ
春の色をご紹介しています🌸
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白菫色(しろすみれいろ)|#にっぽんのいろ
紫を極限まで白に近づけた、美しい色合い。
紫を身につけられるのは位の高い人だけでしたが、この色は庶民の間で人気を集めました。
優しく穏やかな気持ちになる色ですね。
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千草色(ちぐさいろ)|#にっぽんのいろ
草が茂る野原をイメージさせる色。
浅葱色(あさぎいろ)の古着を、薄く藍染で染め直した色合い。江戸時代には、主に庶民の日常着に用いられるなど、誰でも気軽に親しめる色でした。
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芥子色(からしいろ)|#にっぽんのいろ
芥子菜の種子の色や、種を練って香辛料にした芥子の色を指しています。
芥子は奈良時代から調理に使われるなど、日本人にとって身近で欠かすことのできない香辛料でした。
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花萌葱(はなもえぎ)|#にっぽんのいろ
力強く萌え出た若草のような緑色。
色名の由来は、強い青色である「花色」に黄色を染めて重ねることで、萌葱色に近づくことから。江戸時代中期に使われるようになり、当時を代表する色になりました。
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若芽色(わかめいろ)|#にっぽんのいろ
早春に顔を出したばかりの若い芽のような黄緑色。
初々しさを感じる色ですね。
「若さ」と「芽」を掛け合わせた色は、心を華やがせてくれるようで、新しい命が芽生える季節にぴったりの色ですね。
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薄卵色(うすたまごいろ)|#にっぽんのいろ
ほんのりと赤みが差した優しい薄黄色。
日本で卵が食べられるようになったのは江戸時代に入ってからともいわれます。食文化の変化とともに身近になった卵から色名が登場したようです。
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蒲公英色(たんぽぽいろ)|#にっぽんのいろ
たんぽぽが色名の由来です。昔から人々の身近にあった花の名前がつけられた、親しみのある色。
小さくとも元気いっぱいに花を咲かせるたんぽぽのような明るい黄色。勇気づけてくれますね。
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花葉色(はなばいろ)|#にっぽんのいろ
経(たて)糸と緯(よこ)糸の色を変えて織る「織り色」の名前でもあり、経糸に黄色、緯糸に山吹色を使っています。
うららかな春の日差しのような温かさがありますね。
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曙色(あけぼのいろ)|#にっぽんのいろ
夜明け前、山の端から昇ってきた太陽が染める、東の空のグラデーションを思わせるような色合い。
「春はあけぼの」から始まる『枕草子』の情景が目に浮かんできますね。
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鳥の子色(とりのこいろ)|#にっぽんのいろ
鳥の子とは鶏の卵のこと。
卵の殻の色を表現しています。
少し黄みのある雁皮(がんぴ)などを原料にした上質な和紙のことを「鳥の子紙」と呼びます。
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1日1色、3月は31色の「#にっぽんのいろ」をご紹介します。
薄桜(うすざくら)、空色(そらいろ)、菜の花色(なのはないろ)、若緑(わかみどり)。
春らしい、明るく優しい色をご覧ください♪
少しだけ、心がほぐれるかもしれません。
▼3月のいろ #にっぽんのいろ
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1日1色、3月は31色の「#にっぽんのいろ」をご紹介します。
薄桜(うすざくら)、空色(そらいろ)、菜の花色(なのはないろ)、若緑(わかみどり)。
春らしい、明るく優しい色をご覧ください♪
少しだけ、心がほぐれるかもしれません。
▼3月のいろ #にっぽんのいろ
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桃色(ももいろ)|#にっぽんのいろ
桃の花のような、ほんのり優しい可愛い色。
淡い紅色は、桃の花で染めたのではなく、紅花や蘇芳(すおう)を染料に、桃の花の色を再現しました。
ほんわかした中にも、春に向かうパワーを感じます。
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空色(そらいろ)|#にっぽんのいろ
晴れ渡った空を思わせる、明るく陽気な青色。
平安時代から使われるようになり、明治時代後期から大正時代には、一般も人々の間にも広まりました。眺めているだけで、爽やかな気持ちになります。
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薄桜(うすざくら)|#にっぽんのいろ
桜の花のような、紅みのある優しい白色。
淡い紅色をより細かく分けて名付けられ、「薄花桜(うすはなざくら)」とも呼ばれます。
春の訪れを感じる色ですね。
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