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浅青(せんせい)|#にっぽんのいろ 愛らしくさわやかな青色は、まるで陽だまりに咲くネモフィラの花の繊細な花弁のよう。 じっと眺めていると、なんだかあたたかく優しい気持ちになってきますね。 ▼4月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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紫黒色(しこくしょく)|#にっぽんのいろ 紫を纏う濃い黒色をしています。 江戸時代の儒学者、伊藤仁斎(じんさい)は石、植物分類学者の牧野富太郎はイチジクの果皮を、この色で描写しました。 『にっぽんのいろ日めくり』発売中♪ 543life.net/?pid=169491526
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菖蒲色(あやめいろ)|#にっぽんのいろ アヤメ科目の「菖蒲(あやめ)」や「花菖蒲(はなしょうぶ)」の花を思わせるような凛とした紫色で、深緑に映える美しい色合いが多くの人を虜にしました。 松尾芭蕉も俳句に詠んでいます。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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鉄紺(てつこん)|#にっぽんのいろ 緑を帯びた暗い青色からは、重厚感が漂います。 藍染を繰り返してできる「紫を帯びた紺」と区別するために、鉄紺と呼ばれるようになりました。鉄のよう質感と、藍色の物静かな色合いが魅力的です。 ▼一月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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砧青磁(きぬたせいじ)|#にっぽんのいろ 透明感のある淡い青色です。 中国で古くから作られている青磁を思わせる高貴な色が、心を鎮めてくれます。 光の当たり方によって変化する繊細な色合いは、どれだけ眺めていても飽きませんね。 7月「にっぽんのいろ」はこちらから。 543life.com/nipponnoiropal…
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白練(しろねり)|#にっぽんのいろ 色名は、生絹(きぎぬ)を精錬して白くする技法を「白練」と呼んだことに由来します。 古代は天皇の袍(ほう)の色とされ、神聖な色でした。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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苗色(なえいろ)|#にっぽんのいろ 少し黒みを帯びた明るい黄緑色は、稲の苗の色を表しています。時代によって、色名が微妙に変化しながら現在にまで伝わりました。 風に揺れる、美しい初夏の田園風景が目の前に広がるようです。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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銀灰色(ぎんかいしょく)|#にっぽんのいろ 芥川龍之介をはじめ、文豪たちは文学作品の中でこの色を好んできました。 渋い「銀鼠(ぎんねず)」よりも、明るい灰色に近い銀色。 銀色特有の光沢と、優しいきらめきが素敵ですね。 ▼『にっぽんのいろ日めくり2023』発売中 543life.net/?pid=169491526
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紅掛花色(べにかけはないろ)|#にっぽんのいろ 紅色を花色(縹色)に重ねた、上品な青紫色。江戸時代には、染色者が色名を発案することが多かったそう。 太陽が沈む頃の空と宵闇が混ざり合ったような色が、多くの人に愛されています。 ▼3月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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瞑色(めいしょく)|#にっぽんのいろ 薄暗い夕方のような、黒々とした青色をしています。 「瞑」は真っ暗闇に近い意味を持っています。夏目漱石は漢詩の中で、日没後の竹藪(たけやぶ)の薄闇をこの色で表しました。 『にっぽんのいろ日めくり』発売中♪ 543life.net/?pid=169491526
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紅掛空色(べにがけそらいろ)|#にっぽんのいろ 清らかな青色に、ほのかに赤みの乗った深い青紫色。 その名前は、空色と紅色を別々に染める染め上げ方に由来します。夜が明ける前の、薄闇がこめる青空を想像させるような色合いです。 『にっぽんのいろ日めくり』発売中♪ 543life.net/?pid=169491526
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山吹色(やまぶきいろ)|#にっぽんのいろ 春の花が終わる頃に咲く山吹は、万葉の時代から親しまれていた花で、平安時代に色名になりました。 『万葉集』『古今和歌集』『源氏物語』など、様々な古典にも描かれ人々に愛されてきました。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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虹色(にじいろ)|#にっぽんのいろ 名前が、とても魅力的。 紅花で染めた薄い絹地は、シャボン玉のように見る角度によって青みがかって見えたり、紫みに見えたりすることがあります。 豊かな輝きを秘めた、美しい色です。 4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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虹色(にじいろ)|#にっぽんのいろ 名前が、とても魅力的。 紅花で染めた薄い絹地は、シャボン玉のように見る角度によって青みがかって見えたり、紫みに見えたりすることがあります。 豊かな輝きを秘めた、美しい色です。 4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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若竹色(わかたけいろ)|#にっぽんのいろ 若竹は、その年に生えてきた竹のことを指します。若竹の幹のような明るい緑色が眩しいですね。 暮らしに身近な「竹」の付く色は、他に「青竹色(あおたけいろ)」などがあります。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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紫烏色(しうしょく)|#にっぽんのいろ 色名の「烏」はカラスのこと。 古来、神の使いとされてきたカラスの羽のような深く美しい紫色です。 きらびやかな光沢を帯び、暗くも艶やかな紫色に輝きます。 『【2023年】にっぽんのいろ日めくり』発売中 543life.net/?pid=169491526
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紫烏色(しうしょく)|#にっぽんのいろ 色名の「烏」はカラスのこと。古来、神の使いとされてきたカラスの羽のような深く美しい紫色です。 黒のイメージが強いカラスの羽ですが、きらびやかな光沢を帯び、暗くも艶やかな紫色に輝きます。 9月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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若草色(わかくさいろ)|#にっぽんのいろ 淀みがなく、清々しい黄緑色です。 芽生えた小さな芽が懸命に伸びようとする様子は、無限のエネルギーを感じさせてくれます。 新しい季節への、希望に満ちた輝かしい色ですね。 ▼二月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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瑠璃色(るりいろ)|#にっぽんのいろ 瑠璃とは仏教で珍重された「七宝」のひとつに挙げられる青色の宝石。「瑠璃色」はこの宝石の色をあらわしています。 瑠璃色は、深く美しい最上の青色に対する美称です。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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瑠璃色(るりいろ)|#にっぽんのいろ 瑠璃とは仏教で珍重された「七宝」のひとつに挙げられる青色の宝石。「瑠璃色」はこの宝石の色をあらわしています。 瑠璃色は、深く美しい最上の青色に対する美称です。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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紅碧(べにみどり)|にっぽんのいろ 明るく薄い紫。名前に「みどり」と読む漢字が入っていますが、青色を指します。穏やかで優しい色です。 ▼12月の色まとめはこちらから♪ 543life.com/nipponnoiropal…#にっぽんのいろ が本になりました。 amazon.co.jp/dp/4768314198
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紅碧(べにみどり)|#にっぽんのいろ 紅色と碧色(みどりいろ)の掛け合わせ。 紅色と空色を掛け合わせた「紅掛空色(べにかけそらいろ)」に近い色ですが、こちらの方がくすみが強く、海に沈んだ後の太陽が漂わせる気配のよう。 ▼『にっぽんのいろ日めくり2023』発売中 543life.net/?pid=169491526
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薄桜(うすざくら)|#にっぽんのいろ 桜の花のような、紅みのある優しい白色。 淡い紅色をより細かく分けて名付けられ、「薄花桜(うすはなざくら)」とも呼ばれます。 春の訪れを感じる色ですね。 ▼二月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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濃浅葱(こいあさぎ)|#にっぽんのいろ 黒みがかった、濃い青緑色。 濃い青と緑が絶妙のバランスで混ぜ合わさり、奥深い色をつくり出しています。 夏らしい色で、力強く美しいですね。 7月「にっぽんのいろ」はこちらから。 543life.com/nipponnoiropal…
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卯の花色(うのはないろ)|#にっぽんのいろ 卯の花は、初夏に小さな白い花を咲かせる空木(うつぎ)の別名です。 その花のあまりの白さから、平安時代には「雪かとまごう」と表現されたほどでした。心落ち着く色ですね。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…