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水縹(みはなだ)|#にっぽんのいろ
澄んだ青色は、川や湖などの水面のよう。
明るい青を今は水色と呼ぶことが多いですが、万葉の時代には水縹と呼んでいました。心穏やかになる、綺麗な色ですね。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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天壇青(てんだんせい)|#にっぽんのいろ
天壇とは、中国の皇帝が冬至の日に天に祈りを捧げるための祭壇をいいます。その天壇に施された美しい瑠璃瓦をたたえ、名づけられました。
上品で気高い、美しい色ですね。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから
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青墨(あおずみ)|#にっぽんのいろ
青みの強い墨のような色。
日本画で用いられる、青色の顔料を墨の形に固めた絵具を「青墨」と言い、現代でも書道や水墨画などで愛用されます。
よく見ると青光りする、繊細な色合いが魅力的です。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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藤黄(とうおう)|#にっぽんのいろ
オトギリソウ科の常緑高木「藤黄」の樹皮を傷つけて得られる樹脂が主成分です。
日本画の絵具や友禅染にも使われるなど、透明感と深みをあわせ持った色です。
▼5月のにっぽんのいろはこちら
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至極色(しごくいろ)|#にっぽんのいろ
暗くも輝く、赤みがかった紫です。
最上のものに付けられる「至極」を名に含む色は、天皇を除いた最高の官位を示す色でした。
夜空に流れる天の川のような色を眺めていると、別世界へ入り込んでしまいそうです。
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11月のいろ|暦生活
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群青色(ぐんじょういろ)|#にっぽんのいろ
吸い込まれそうな深みと、透明感が美しい青色。
藍銅鉱(アズライト)という石を砕いて作られる岩絵具の色です。その貴重な色は、オランダの画家フェルメールにも愛用されていたそうです。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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薄紅梅(うすこうばい)|#にっぽんのいろ
中国から輸入された梅は、平安時代に入り身近なものになったそうです。
薄紅梅は庶民にも親しまれました。
梅の淡い花弁のような優しい色が、春の訪れを予感させてくれますね。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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天藍(てんらん)|#にっぽんのいろ
「天」は限りなく美しいことを指します。
藍色の中でも最高の美しさを誇る色。
空気が澄んだ冬の日に伸びやかに晴れ渡った青空のような、静寂の中にも明るさを兼ね備えた色合いです。
1月のにっぽんのいろをまとめました。
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花緑青(はなろくしょう)|#にっぽんのいろ
19世紀初めに、ヨーロッパで生産された人工顔料です。「パリス・グリーン」とも呼ばれ、絵具や建築用の塗料として多く使われました。
成分に毒性を含むことから次第に使われなくなりました。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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蒼黒(そうこく)|#にっぽんのいろ
濃く深い青緑色です。暗闇を形容する言葉として「蒼黒(あおぐろ)い」という表現がたびたび文学作品に用いられてきました。
落ち着きのある緑色が、日が落ちる少し前の山並みを思わせます。
8月のいろ|暦生活
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退紅(あらぞめ/たいこう)|#にっぽんのいろ
極めて淡い紅色は、紅花染が色褪せたような色合いです。色名は「褪(さ)めた紅」という意味ですが、ここで使われている「褪」は色のトーンを表しているとされています。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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蒼色(そうしょく)|#にっぽんのいろ
爽やかで瑞々しい葉のような、深い緑色があざやかです。
色名の「蒼」は、草葉が深く生い茂る様子を表しているといい、山や野原の様子を描く際によく用いられました。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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常盤色(ときわいろ)|#にっぽんのいろ
常に変わらないことを指す「常盤」を名前に冠します。
松や杉のように、緑色の葉を絶やさない常緑樹を「常盤木(ときわぎ)」と言いますが、その葉のような色は、永遠不滅のシンボルのようです。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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至極色(しごくいろ)|#にっぽんのいろ
最上のものに付けられる「至極」の語を持つこの色は、天皇を除いた最高の官位を示す色でした。
夜空に流れる天の川のような至極の色を眺めていると、そのまま別世界へ溶け込んでしまいそう。
『にっぽんのいろ日めくり』はこちら。
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薄浅葱(うすあさぎ)|#にっぽんのいろ
明るく爽やかな淡い青緑色。
浅葱色をさらに浅くしたことで青みが際立ち、水色に近い印象になっています。
しとやかに咲く紫陽花を思わせるような愛らしい色合いが、心を晴れやかにしてくれます。
▼7月のにっぽんのいろ
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秘色(ひそく)|#にっぽんのいろ
中国の青磁にちなむ、艶やかな淡い青緑色。
青磁の中でも、浙江省の越州窯(えっしゅうよう)で焼かれた最高級品の色合いを指します。神秘的な色合いが賞賛され、中近東や日本へも伝わりました。
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天藍(てんらん)|#にっぽんのいろ
力強く、美しい青紫。名前に入っている「天」は、限りなく美しいことを表します。
●にっぽんのいろをまとめました。
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●本になりました。
#365日にっぽんのいろ図鑑
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銀朱(ぎんしゅ)|#にっぽんのいろ
太陽や炎の色を連想させるような鮮やかな色。
その鮮烈さから、古くから神聖視されるものに使われてきました。五重塔や金堂などは今もまばゆい朱に染まっています。みなぎるエネルギーを感じますね。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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淡水色(うすみずいろ)|#にっぽんのいろ
透き通った水のような、涼しげでな色合い。
藍染の中でもかなり淡く染められていて「瓶覗(かめのぞき)」より淡く「白藍(しらあい)」よりは少し濃い色。とても繊細な色の配分が魅力的ですね。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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緋色(ひいろ/あけいろ)|#にっぽんのいろ
赤色の中でも一際濃く、印象的です。茜と灰汁(あく)で染めており、黄色を帯びています。
奈良時代の『養老律令』では紫色に次ぐ上位の色とされ、身分の高い人々だけが身に付ける色でした。
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月白(げっぱく)|#にっぽんのいろ
月光のような明るい白に、清らかな空の青みが差した色合い。月そのものではなく、月が出てくる際に白く染まる空の色です。
月の出を待つ人々の気持ちと、静寂感を醸し出す不思議な色ですね。
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瑠璃色(るりいろ)|#にっぽんのいろ
仏教七宝の一つ「瑠璃」は、青く輝く石玉で「青金石(せいきんせき)」「ラピスラズリ」とも言われます。夜空に輝く星々のようなきらめきに、思わず引き込まれそうな色です。
5月「にっぽんのいろ」
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留紺(とまりこん)|#にっぽんのいろ
藍染の中でも最も濃い色である「紺色」を限界まで染めています。
色名に「留」が付くことからも、これ以上濃くならないということがわかります。まさに紺の中の紺なのですね。
12月のにっぽんのいろをまとめました。
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雲井鼠(くもいねず)|#にっぽんのいろ
「雲井」とは、とても手の届かないような高貴な場所、つまり宮中のことを指し「雲居」とも記されました。
遥か遠い雲の上のような尊い色合いからは、人々の憧れが感じられます。
▼5月のにっぽんのいろはこちら
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