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小麦色(こむぎいろ)|#にっぽんのいろ
やや赤みのある薄茶色。よく実った小麦の種子のよう。文学作品にもよく登場し、日焼けした肌を表現する際に使われることも多いです。
エネルギッシュな色合いで、なんだか元気をもらえるような気がします。
▼6月のにっぽんのいろ
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月白(げっぱく)|#にっぽんのいろ
月光のような白に、清らかな空の青みが差した色合い。
月そのものではなく、月が出てくる際に白く染まる東の空の色をさします。月の出を待つ人々のワクワクする気持ちと、シンとした静寂感を醸し出す不思議な色。
9月のいろ|暦生活
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活色(かついろ)|#にっぽんのいろ
鮮やかな緑を帯びた青色。
力強い海の波を思わせるような活気のみなぎる色彩は、漁船が掲げる大漁旗にも使われてきました。
見ているだけで元気が出てくる、夏にぴったりの色ですね♪
7月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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紅紫(こうし)|#にっぽんのいろ
「紅」は女性を意味し「紫」は天子に通じる高貴な語です。
美しい女性や衣服、艶やかな花を表す時に使われ、単なる赤紫とは異なる特別な美しさを秘めています。
▼『にっぽんのいろ日めくり2023』発売中
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深緋(こきひ)|#にっぽんのいろ
夕日に染まった西の空のような、深く美しい色です。
古くから高貴な色として尊ばれ「こきあけ」「ふかひ」「ふかきあけ」などさまざまな読み方を持つ、愛された色です。
8月「にっぽんのいろ」
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蘇芳色(すおういろ)|#にっぽんのいろ
染料の「蘇芳」は、日本にもたらされた奈良時代には貴重なものでした。
そのため、紫色に次ぐ上位の色とされていましたが、時代とともにその希少性は薄れ、紅花や紫の代用品として普及したそうです。
▼4月のにっぽんのいろ
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小鹿色(こじかいろ)|#にっぽんのいろ
優しい茶色が、愛らしい鹿の子どもの体毛を思わせます。
『万葉集』にも詠まれたように、鹿は古くから日本人に親しみのある動物でした。色鉛筆の色名にも取り入れられるなど、子どもたちにも人気の色ですね。
▼7月のにっぽんのいろ
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白菫色(しろすみれいろ)|#にっぽんのいろ
紫を極限まで白に近づけた、美しい色合い。
紫を身につけられるのは位の高い人だけでしたが、この色は庶民の間で人気を集めました。
優しく穏やかな気持ちになる色ですね。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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青墨(あおずみ)|#にっぽんのいろ
深みのある美しい青色。
日本画の青色顔料を墨の形に固めた絵具を青墨と呼びます。現代では主に、絵画や書道、水墨画などで使用されています。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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青墨(あおずみ)|#にっぽんのいろ
深みのある美しい青色。
日本画の青色顔料を墨の形に固めた絵具を青墨と呼びます。現代では主に、絵画や書道、水墨画などで使用されています。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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紅色(べにいろ)|#にっぽんのいろ
シルクロードを渡って日本に持ち込まれた紅花の花弁から採った色。
奈良時代には化粧品として使われるようになり、今も口紅などに愛用されています。
▼7月のにっぽんのいろ
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薄群青(うすぐんじょう)|#にっぽんのいろ
紫を帯びた薄い青色が神秘的。
宝石にも劣らない貴重な鉱物、瑠璃(ラピスラズリ)や藍銅鉱(アズライト)などの原料を細かく砕くことで、群青色をさらに淡くしています。
8月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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紫陽花青(あじさいあお)|#にっぽんのいろ
土の酸度によって、花の色を様々に変えるアジサイですが、優しい青色の花は人々の心を癒しますね。
雨続きの日々を明るく彩ってくれる色合いに、思わず晴れやかな気持ちになります。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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瞑色(めいしょく)|#にっぽんのいろ
薄暗い夕方のような、黒々とした青色をしています。
「瞑」は"真っ暗闇"に近い意味を持ちます。
夏目漱石は漢詩の中で、日没後の竹藪の薄闇をこの色で表しました。どこか底知れない、幽玄な雰囲気が漂います。
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10月のいろ|暦生活
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褐色(かちいろ)|#にっぽんのいろ
藍染をする際に、布をつついたり叩いたりすることを「かつ」と言いますが、その読みが「勝つ」に通じることから、その名が定着しました。
縁起を担ぐ武士の鎧兜の糸の色にもよく使われていました。
▼7月のにっぽんのいろ
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紺青色(こんじょういろ)|#にっぽんのいろ
深く、神秘的な魅力があります。
平安時代に中国からもたらされた藍銅鉱(らんどうこう/アズライト)から生成された顔料の中でも、特に色が濃く結晶した、紫みの強い青色を紺青色と呼びました。
5月「にっぽんのいろ」
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根岸色(ねぎしいろ)|#にっぽんのいろ
江戸時代に登場した粋で渋い緑色です。
東京の根岸という所で採れた上質の「根岸土」で仕上げた根岸壁の色をしています。
茶寄りや青寄りなど色幅があり、江戸の伝統を受け継ぐ色合いです。
▼6月のにっぽんのいろ
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藤色(ふじいろ)|#にっぽんのいろ
春も終わりに近づく頃、美しい紫の花を咲かせる藤の花。
藤の花のような美しい藤色は平安時代に広がり、その豊かな青紫は特に日本の女性に愛されてきました。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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藤色(ふじいろ)|#にっぽんのいろ
春も終わりに近づく頃、美しい紫の花を咲かせる藤の花。
藤の花のような美しい藤色は平安時代に広がり、その豊かな青紫は特に日本の女性に愛されてきました。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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浅縹(あさはなだ)|#にっぽんのいろ
澄んだ湖面のように、明るく淡い色合いが神秘的です。
平安時代の法令集『延喜式(えんぎしき)』によると、濃さによって四段階に決められた縹色のなかでも、最も薄く染められた色です。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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浅葱色(あさぎいろ)|#にっぽんのいろ
美しく清涼感のある、淡い青色です。
薄いネギの葉の色に似ていたことが色名の由来とされています。
とても美しく、今の季節に身に付けたい色ですね(*^^*)
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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珊瑚色(さんごいろ)|#にっぽんのいろ
赤珊瑚を砕いた顔料から作られます。
珊瑚は、仏教においては七宝の一つに数えられ、江戸時代にはかんざしや櫛などの装飾として愛用されました。
ほんのり優しく、奥ゆかしさを感じる色ですね。
▼7月のにっぽんのいろ
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白緑(びゃくろく)|#にっぽんのいろ
飛鳥時代から、仏画や仏像などの彩色に使われてきました。
粒子が細かくなるほど色が淡く薄くなり、白光りする慈愛に満ちた色に変化します。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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杜若色(かきつばたいろ)|#にっぽんのいろ
昔は杜若の汁を擦り付けて布を染めていたため「書き付け花」と呼ばれていたそうです。
杜若の紫色は、文学作品や絵画に描かれるなど、時代を超えて愛されてきました。
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