101
蓬色(よもぎいろ)|#にっぽんのいろ 古くから、日本の暮らしに身近な蓬(よもぎ)の葉のような淡い緑色。その独特の香りが愛され、食用や薬用として大切にされてきました。 人々に寄り添い続けてきた蓬を思わせる色に、心も癒されます。 ▼4月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
102
小麦色(こむぎいろ)|#にっぽんのいろ やや赤みのある薄茶色。よく実った小麦の種子のよう。文学作品にもよく登場し、日焼けした肌を表現する際に使われることも多いです。 エネルギッシュな色合いで、なんだか元気をもらえるような気がします。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
103
月白(げっぱく)|#にっぽんのいろ 月光のような白に、清らかな空の青みが差した色合い。 月そのものではなく、月が出てくる際に白く染まる東の空の色をさします。月の出を待つ人々のワクワクする気持ちと、シンとした静寂感を醸し出す不思議な色。 9月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
104
活色(かついろ)|#にっぽんのいろ 鮮やかな緑を帯びた青色。 力強い海の波を思わせるような活気のみなぎる色彩は、漁船が掲げる大漁旗にも使われてきました。 見ているだけで元気が出てくる、夏にぴったりの色ですね♪ 7月「にっぽんのいろ」はこちらから。 543life.com/nipponnoiropal…
105
紅紫(こうし)|#にっぽんのいろ 「紅」は女性を意味し「紫」は天子に通じる高貴な語です。 美しい女性や衣服、艶やかな花を表す時に使われ、単なる赤紫とは異なる特別な美しさを秘めています。 ▼『にっぽんのいろ日めくり2023』発売中 543life.net/?pid=169491526
106
深緋(こきひ)|#にっぽんのいろ 夕日に染まった西の空のような、深く美しい色です。 古くから高貴な色として尊ばれ「こきあけ」「ふかひ」「ふかきあけ」などさまざまな読み方を持つ、愛された色です。 8月「にっぽんのいろ」 543life.com/nipponnoiropal…
107
蘇芳色(すおういろ)|#にっぽんのいろ 染料の「蘇芳」は、日本にもたらされた奈良時代には貴重なものでした。 そのため、紫色に次ぐ上位の色とされていましたが、時代とともにその希少性は薄れ、紅花や紫の代用品として普及したそうです。 ▼4月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
108
小鹿色(こじかいろ)|#にっぽんのいろ 優しい茶色が、愛らしい鹿の子どもの体毛を思わせます。 『万葉集』にも詠まれたように、鹿は古くから日本人に親しみのある動物でした。色鉛筆の色名にも取り入れられるなど、子どもたちにも人気の色ですね。 ▼7月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
109
白菫色(しろすみれいろ)|#にっぽんのいろ 紫を極限まで白に近づけた、美しい色合い。 紫を身につけられるのは位の高い人だけでしたが、この色は庶民の間で人気を集めました。 優しく穏やかな気持ちになる色ですね。 ▼3月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
110
青墨(あおずみ)|#にっぽんのいろ 深みのある美しい青色。 日本画の青色顔料を墨の形に固めた絵具を青墨と呼びます。現代では主に、絵画や書道、水墨画などで使用されています。 6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
111
青墨(あおずみ)|#にっぽんのいろ 深みのある美しい青色。 日本画の青色顔料を墨の形に固めた絵具を青墨と呼びます。現代では主に、絵画や書道、水墨画などで使用されています。 6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
112
紅色(べにいろ)|#にっぽんのいろ シルクロードを渡って日本に持ち込まれた紅花の花弁から採った色。 奈良時代には化粧品として使われるようになり、今も口紅などに愛用されています。 ▼7月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
113
薄群青(うすぐんじょう)|#にっぽんのいろ 紫を帯びた薄い青色が神秘的。 宝石にも劣らない貴重な鉱物、瑠璃(ラピスラズリ)や藍銅鉱(アズライト)などの原料を細かく砕くことで、群青色をさらに淡くしています。 8月「にっぽんのいろ」はこちらから。 543life.com/nipponnoiropal…
114
紫陽花青(あじさいあお)|#にっぽんのいろ 土の酸度によって、花の色を様々に変えるアジサイですが、優しい青色の花は人々の心を癒しますね。 雨続きの日々を明るく彩ってくれる色合いに、思わず晴れやかな気持ちになります。 6月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
115
瞑色(めいしょく)|#にっぽんのいろ 薄暗い夕方のような、黒々とした青色をしています。 「瞑」は"真っ暗闇"に近い意味を持ちます。 夏目漱石は漢詩の中で、日没後の竹藪の薄闇をこの色で表しました。どこか底知れない、幽玄な雰囲気が漂います。 543life.com/nipponnoiropal… 10月のいろ|暦生活
116
褐色(かちいろ)|#にっぽんのいろ 藍染をする際に、布をつついたり叩いたりすることを「かつ」と言いますが、その読みが「勝つ」に通じることから、その名が定着しました。 縁起を担ぐ武士の鎧兜の糸の色にもよく使われていました。 ▼7月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
117
紺青色(こんじょういろ)|#にっぽんのいろ 深く、神秘的な魅力があります。 平安時代に中国からもたらされた藍銅鉱(らんどうこう/アズライト)から生成された顔料の中でも、特に色が濃く結晶した、紫みの強い青色を紺青色と呼びました。 5月「にっぽんのいろ」 →543life.com/nipponnoiropal…
118
根岸色(ねぎしいろ)|#にっぽんのいろ 江戸時代に登場した粋で渋い緑色です。 東京の根岸という所で採れた上質の「根岸土」で仕上げた根岸壁の色をしています。 茶寄りや青寄りなど色幅があり、江戸の伝統を受け継ぐ色合いです。 ▼6月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
119
藤色(ふじいろ)|#にっぽんのいろ 春も終わりに近づく頃、美しい紫の花を咲かせる藤の花。 藤の花のような美しい藤色は平安時代に広がり、その豊かな青紫は特に日本の女性に愛されてきました。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
120
藤色(ふじいろ)|#にっぽんのいろ 春も終わりに近づく頃、美しい紫の花を咲かせる藤の花。 藤の花のような美しい藤色は平安時代に広がり、その豊かな青紫は特に日本の女性に愛されてきました。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
121
浅縹(あさはなだ)|#にっぽんのいろ 澄んだ湖面のように、明るく淡い色合いが神秘的です。 平安時代の法令集『延喜式(えんぎしき)』によると、濃さによって四段階に決められた縹色のなかでも、最も薄く染められた色です。 ▼一月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
122
浅葱色(あさぎいろ)|#にっぽんのいろ 美しく清涼感のある、淡い青色です。 薄いネギの葉の色に似ていたことが色名の由来とされています。 とても美しく、今の季節に身に付けたい色ですね(*^^*) 6月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
123
珊瑚色(さんごいろ)|#にっぽんのいろ 赤珊瑚を砕いた顔料から作られます。 珊瑚は、仏教においては七宝の一つに数えられ、江戸時代にはかんざしや櫛などの装飾として愛用されました。 ほんのり優しく、奥ゆかしさを感じる色ですね。 ▼7月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
124
白緑(びゃくろく)|#にっぽんのいろ 飛鳥時代から、仏画や仏像などの彩色に使われてきました。 粒子が細かくなるほど色が淡く薄くなり、白光りする慈愛に満ちた色に変化します。 6月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
125
杜若色(かきつばたいろ)|#にっぽんのいろ 昔は杜若の汁を擦り付けて布を染めていたため「書き付け花」と呼ばれていたそうです。 杜若の紫色は、文学作品や絵画に描かれるなど、時代を超えて愛されてきました。 ▼5月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…