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紺碧(こんぺき)|#にっぽんのいろ
紺と碧を掛け合わせた深い青緑色。
「紺碧の海」などと描写されるように、文学作品にも多く登場する色です。
青と緑が織りなす絶妙な色のさじ加減は、日本の原風景を思わせ、私たちの心によく馴染みます。
8月のいろ|暦生活
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藍白(あいじろ)|#にっぽんのいろ
藍で染めた色の中でも、特に淡さの際立つ色です。
たった少しの藍が入ることで、白が白でなくなることから別名「白殺し」とも呼ばれる面白い色です。
東京スカイツリーの外観の色にも。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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露草色(つゆくさいろ)|#にっぽんのいろ
夏の早朝に咲く、露草の花の色。
露草の花や葉の汁を生地に擦り付けて染色します。擦り付けるだけなので色落ちしやすく、その可憐な美しさははかなさの裏返しのようでもあります。
『【2023年】にっぽんのいろ日めくり』
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璃寛茶(りかんちゃ)|#にっぽんのいろ
歌舞伎役者をきっかけとして、江戸の町では茶系の色が流行しました。
色名は文化・文政時代の歌舞伎役者、二代目嵐吉三郎(俳優名は璃寛)が舞台衣装に好んで使っていたからとされています。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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鴇色(ときいろ)|#にっぽんのいろ
日本を象徴する大切な鴇の羽の色です。
淡く可愛らしいピンク色は、昔から若い女性に好まれてきました。
●にっぽんのいろをまとめました。
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●本になりました。
#365日にっぽんのいろ図鑑
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萩色(はぎいろ)|にっぽんのいろ
秋の七草のひとつとして数えられる萩の花のような色。平安時代から女性に人気があり、可憐な色として古くから愛されてきました。
▼9月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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鉛白(えんぱく)|#にっぽんのいろ
少し灰色を帯びた白が、真夏の空の入道雲を思わせるよう。
塩基性炭酸鉛という鉛の化合物を原料とし、白色の重要な顔料として古来、重宝されてきました。古くは顔に塗る白粉(おしろい)にも用いられたそうです。
8月「にっぽんのいろ」
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楝色(おうちいろ)|#にっぽんのいろ
青みがかった美しい紫色。
楝(おうち)とは、栴檀(せんだん)の古名で、楝が初夏に咲かせる淡い紫色の花が色名の由来です。
上品で落ち着いた、大人の女性を思わせる色。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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楝色(おうちいろ)|#にっぽんのいろ
青みがかった美しい紫色。
楝(おうち)とは、栴檀(せんだん)の古名で、楝が初夏に咲かせる淡い紫色の花が色名の由来です。
上品で落ち着いた、大人の女性を思わせる色。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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牡丹鼠(ぼたんねず)|#にっぽんのいろ
大胆さが特徴の「牡丹色」と、落ち着いた色調の「灰色」を重ね合わせて生まれた色合いです。
ほんのり感じる艶っぽさとミステリアスな魅力に、思わず目を奪われてしまいます。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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二藍(ふたあい)|#にっぽんのいろ
青い「蓼藍(たであい)」と、中国伝来の赤い「呉藍(くれあい)」の二つの「藍」を掛け合わせています。
若いほど紅を、年を重ねるほど藍を強め、年齢によって着る色を変えていたそうです。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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洗朱(あらいしゅ)|#にっぽんのいろ
明治時代後期、日本文化を大切にしようとする意識の高まりとともに誕生した色。
絵具として使う際、澄んだ朱を生み出すために繰り返す作業「朱を洗う」が色名の語源とされています。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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緑(みどり)|#にっぽんのいろ
木々の葉のように、深く美しい色。
古くは寒色系の色を「あお」と呼びましたが、その中でも特に深い緑色は「そにどりのあお」と呼ばれていました。
このそにどりは、カワセミの古名です。
「みどり」は、「そにどり」が転じたものという説もあります。
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赤紫(あかむらさき)|#にっぽんのいろ
赤と紫の中間の、不思議な色合い。
牡丹やツツジの花のような、赤みの濃い紫色、または鮮やかな赤紫色を指します。
奈良から平安時代にかけて、深紫の次に高位の衣服の色でした。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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薄群青(うすぐんじょう)|#にっぽんのいろ
少し紫を帯びた薄い青色が神秘的です。宝石にも劣らない貴重な鉱物、瑠璃(ラピスラズリ)や藍銅鉱(アズライト)などの原料を細かく砕くことで、群青色をさらに淡くしています。
8月のいろ|暦生活
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み空色(みそらいろ)|にっぽんのいろ
どこか神秘的な雰囲気を持つ、明るい青紫色。み空色の「み」は、尊いものへの美称で、「み雪」や「み山」、「み吉野」などがあります。
▼9月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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紺滅(こんけし)|#にっぽんのいろ
闇夜に降りた帳(とばり)のような、深みのある色です。
藍染の中でも、濃い紺色を極端なほどに濃く引き締め、あえて輝きをくすませています。
光を吸収するような色みに、思わず惹きつけられます。
『にっぽんのいろ日めくり』発売中♪
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菖蒲色(あやめいろ)|#にっぽんのいろ
アヤメやハナショウブの花の色にちなむ、美しい紫色。
初夏の新緑を背景に、品のある紫は落ち着いた大人の女性を感じさせ、凛々しくも美しい表情を私たちに見せてくれます。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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菖蒲色(あやめいろ)|#にっぽんのいろ
アヤメやハナショウブの花の色にちなむ、美しい紫色。
初夏の新緑を背景に、品のある紫は落ち着いた大人の女性を感じさせ、凛々しくも美しい表情を私たちに見せてくれます。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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銀鼠(ぎんねず)|#にっぽんのいろ
無彩色ながらも上品な、銀色に近い明るい鼠色です。
「墨に五彩あり」といわれる水墨画の世界では、薄い順に「清、淡、重、濃、焦」とされ、この色は「淡」にあたります。
8月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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山鳩色(やまばといろ)|#にっぽんのいろ
山に住むアオバトの青緑色の羽に由来します。
室内では薄茶色に見え、太陽の光のもとでは生命感あふれる緑色に変化します。
平安時代には、公家のみが着用を許された「禁色」とされました。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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水浅葱(みずあさぎ)|#にっぽんのいろ
色名の「水」は、染料に水を加えて薄める製法を表します。
藍瓶に糸や布を何度も浸すことで濃く染める藍染の中で、瓶覗(かめのぞき)の次に淡い色とされています。
とても爽やかな色ですね。
5月「にっぽんのいろ」はこちらから
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紅掛花色(べにかけはないろ)|#にっぽんのいろ
艶のある、上品で美しい青紫色です。
風情ある名前は古典にも登場し、今も昔も多くの人に愛され続けています。
3月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活
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紅掛花色(べにかけはないろ)|#にっぽんのいろ
艶のある、上品で美しい青紫色です。
風情ある名前は古典にも登場し、今も昔も多くの人に愛され続けています。
3月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活
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