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藍色(あいいろ)|#にっぽんのいろ
暖簾や和小物などにも用いられる人気の色です。ほのかに緑がかった深い青色で、日本の代表的な伝統色とされてきました。
藍だけでなく、少量の黄檗(きはだ)を加えて染め上げることで緑がかった色に仕上げています。
7月のいろ|暦生活
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活色(かついろ)|#にっぽんのいろ
鮮やかな緑を帯びたエネルギッシュな青色です。力強い海の波を思わせるような活気のみなぎる色彩は、漁船が掲げる大漁旗にも使われてきました。
見ているだけで元気が出てくる、夏にぴったりの色ですね♪
7月のいろ|暦生活
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緑色(みどりいろ)|#にっぽんのいろ
『日本書紀』にも登場するほど古い色名。
かつては緑を含めた寒色系の色をすべて「あお」と呼んでいました。初夏の若葉のような明るい色から、生い茂る古草のような暗い色まで幅広い色みを指します。
▼二月のにっぽんのいろはこちら
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印度藍(いんどあい)|#にっぽんのいろ
名前の由来は、インド原産の天然藍から染め出されることから。
とても歴史の古い染料で、江戸時代末期に日本に輸入されるようになりました。海の深さを思わせるような、神秘的な藍色です。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから
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花葉色(はなばいろ)|#にっぽんのいろ
経(たて)糸と緯(よこ)糸の色を変えて織る「織り色」の名前でもあり、経糸に黄色、緯糸に山吹色を使っています。
うららかな春の日差しのような温かさがありますね。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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花緑青(はなろくしょう)|#にっぽんのいろ
明るく美しい青緑色。
19世紀のパリでつくられた人工顔料「パリス・グリーン」の色で、日本では「花緑青」と呼ばれています。
現在では顔料は使われなくなり、その色名だけが残っています。
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消炭色(けしずみいろ)|#にっぽんのいろ
炭火に水をかけた際に、被っていた灰が飛ぶことで現れる「消し炭」のような澄んだ色です。
英名では「チャコール・グレー」とも呼ばれます。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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中紅花(なかのくれない)|#にっぽんのいろ
紅花だけで染められた、明るい色。
見ていると、華やかな気持ちになってきますね♪
『延喜式(えんぎしき)』に記された伝統色で、韓紅(からくれない)よりも明るい色です。
▶︎ 4月「にっぽんのいろ」はこちら
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亜麻色(あまいろ)|にっぽんのいろ
亜麻のような淡い色。
明るい金髪の色から、赤みを含んだ色まで、亜麻色の色域には幅があります。
明治時代以降に使われるようになった色名です。
#にっぽんのいろ
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砧青磁(きぬたせいじ)|#にっぽんのいろ
透明感のある淡い青色です。
中国で古くから作られている青磁を思わせるような青白く高貴な色が、心を鎮めてくれます。
光の当たり方によって変化する繊細な色合いは、どれだけ眺めていても飽きません。
7月のいろ|暦生活
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紫式部(むらさきしきぶ)|#にっぽんのいろ
名前の由来は、あざやかな紫色の実をつける「紫式部」から。江戸時代に、平安時代の女流作家、紫式部にあやかって木名が変更されたそうです。
上品で、とても美しい色ですね。
一日一色。『にっぽんのいろ日めくり』発売中。
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京紫(きょうむらさき)|#にっぽんのいろ
紅みの強い紫色が、優雅な雰囲気。
京都ならではの紫を「江戸紫」と区別するために生まれた色名です。
伝統的な紫染の手法でそめた京紫を「古代紫(こだいむらさき)」とも呼んでいました。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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白緑(びゃくろく)|#にっぽんのいろ
日本画に欠かせない緑青色(ろくしょういろ)は、孔雀石を細かく砕いてつくり出されますが、この白緑はその孔雀石をさらに細かく砕くことで生まれる明るい色です。
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桔梗納戸(ききょうなんど)|#にっぽんのいろ
鮮やかな青紫である「桔梗色」の青みをさらに深くし、強いくすみを持たせています。
物置のような暗がりを表現するとされる青暗い「納戸色」を、桔梗色に掛け合わせて生み出されました。
9月のいろ|暦生活
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真珠色(しんじゅいろ)|#にっぽんのいろ
わずかに灰がかった乳白色をしています。
光の当たり方によって変化する多様な光沢や輝きが美しく、文学作品でも「真珠色の瞳」などの表現が重宝されてきました。長い間かけて育まれた、神秘的な色です。
8月「にっぽんのいろ」
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苺色(いちごいろ)|#にっぽんのいろ
イチゴは一般的にはオランダイチゴを指しますが、木苺や蛇苺など、山野に自生するものも含んだ総称です。
熟して色づいたイチゴの甘酸っぱさが口の中に広がるようですね。
5月の「にっぽんのいろ」はこちらからご覧いただけます。
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半色(はしたいろ)|#にっぽんのいろ
明るくも渋さのある、紅を含んだ紫色です。
濃くも薄くもない色とされ、禁色の「濃紫」と聴色(ゆるしいろ)の「浅紫」の中間の色とされます。
絶妙なバランスが生み出した色ですね。
4月のにっぽんのいろ、ぜひご覧ください📖
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憲房色(けんぼういろ)|#にっぽんのいろ
京都の有名な染匠、吉岡憲房によって考案された色。憲房は吉岡流剣法の祖でもありました。
江戸時代初期には、室町時代から続く「武」の精神が色濃く残っており、そこで生まれた勇ましい色です。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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月白(げっぱく)|にっぽんのいろ
青みを含んだ白。とても穏やかな美しい色をしています。名前も素敵ですね。
▼9月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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夏の始まりと、雨の季節を想う美しい日本の色。
「紫陽花青(あじさいあお)」や「苔色(こけいろ)」「濡葉色(ぬれはいろ)」。
暮らしの中で出会える、日本の色をご紹介します。
▼6月のいろ #にっぽんのいろ
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小鹿色(こじかいろ)|#にっぽんのいろ
ほんわかと優しく淡い茶色が、愛らしい鹿の子どもの体毛を思わせます。
『万葉集』にも詠まれたように、鹿は古くから日本人に親しみのある動物でした。
子どもたちにも人気の色です♪
7月「にっぽんのいろ」はこちらから
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蒲公英色(たんぽぽいろ)|#にっぽんのいろ
たんぽぽが色名の由来です。昔から人々の身近にあった花の名前がつけられた、親しみのある色。
小さくとも元気いっぱいに花を咲かせるたんぽぽのような明るい黄色。勇気づけてくれますね。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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紺鳶(こんとび)|#にっぽんのいろ
「深い青」と「渋い茶」をブレンドしました。
大胆な色彩の実験が試みられた江戸時代、当時の人気色「紺色」と、茶色の慣用名として注目されていた「鳶色」から、奥ゆかしい素敵な色が生まれました。
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11月のいろ|暦生活
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5月の色は明るく、見ていると元気をもらえます。
よければご覧ください(*^^*)
▼5月のいろ #にっぽんのいろ
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