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小町鼠(こまちねず)|#にっぽんのいろ
鼠色が流行した江戸時代、印象のはっきりしなかった「薄鼠色」に「小町」という人物名を付けて、若者向けの色として売り出しました。
流行を作り出した江戸の人の粋を感じます。
▼二月のにっぽんのいろはこちら
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浅縹(あさはなだ)|#にっぽんのいろ
縹(はなだ)色と呼ばれる濃い青色の中でももっとも薄く、少し紫がかった青色です。何だか見ていると心が穏やかになる綺麗な色ですね。
●にっぽんのいろをまとめました。
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●本になりました。
#365日にっぽんのいろ図鑑
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浅葱色(あさぎいろ)|#にっぽんのいろ
清涼感のある、美しい青。
藍染の工程で生み出される色で、浅葱色は様々なバリエーションがあります。古くから日本に普及した色で、夏を迎えるこの季節にふさわしい色です。
6月のいろ|暦生活
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杏色(あんずいろ)|#にっぽんのいろ
杏の実が熟したような、少しくすんだ橙色。
杏は昔から日本では「唐桃(からもも)」という名で親しまれてきました。眺めていると、甘酸っぱい爽やかな味が口の中に広がるようです。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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花紫(はなむらさき)|#にっぽんのいろ
藍で染めた花色に、紅花で染め重ねたことから花紫と。
華やかさのなかにも落ち着きを感じる色。名前も美しく、いつでもそばにおいておきたくなります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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花紫(はなむらさき)|#にっぽんのいろ
藍で染めた花色に、紅花で染め重ねたことから花紫と。
華やかさのなかにも落ち着きを感じる色。名前も美しく、いつでもそばにおいておきたくなります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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葵色(あおいいろ)|#にっぽんのいろ
明るく美しい紫。
花名になっている葵は、まっすぐに伸びた茎に大きな花を咲かせる「立葵(たちあおい)」のこと。
上品で優しい素敵な色ですね♪
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漆黒(しっこく)|#にっぽんのいろ
色名は黒漆に由来し、黒漆とは漆の精製時に混ぜられた鉄分で、漆が黒色に変化したもの。全ての色を吸収して閉じ込めたような、まさに黒の中の黒。
艶やかさ、煌びやかさ、雅やかさがあります。
▼『にっぽんのいろ日めくり2023』発売中
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苔色(こけいろ)|#にっぽんのいろ
平安時代に使われ始め、江戸時代には着物の流行色となりました。
深みのある渋い緑は、落ち着いた趣と堂々とした存在感を放ちます。侘び寂びを愛する、日本人の心に馴染む色合いですね。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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灰桜(はいざくら)|#にっぽんのいろ
桜色に灰色が混ざったような色合い。
落ち着いた雰囲気ですが、くすんだ感じの暗さはなく、明るく華やかな印象です。霞に紛れる桜のような、上品さと奥ゆかしさを兼ね備えた美しい色。
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
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薄桜(うすざくら)|#にっぽんのいろ
桜色よりさらに薄い紅染の色。昔から、日本人は桜を愛し、大切にしてきました。
桜色とは別に、美しい名前を付ける日本人の繊細な感性が感じられる素敵な色です。
昨日、投稿できませんでした💦すみません。
●にっぽんのいろまとめ
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藍鉄色(あいてついろ)|#にっぽんのいろ
青を重ねた藍色と、深く沈んだ鉄色を混ぜることから生まれました。江戸時代を代表する人気色です。
掛け合わせによって青寄りにも緑寄りにもなる、夏の森のような美しい色です。
『【2023年】にっぽんのいろ日めくり』はこちら。
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苺色(いちごいろ)|#にっぽんのいろ
熟したイチゴのように鮮やかな紅色。一般的にイチゴというと、江戸時代末期にオランダからやってきたオランダイチゴのことをいいます。
夏のはじまりを感じさせる、力強い色ですね。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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苺色(いちごいろ)|#にっぽんのいろ
熟したイチゴのように鮮やかな紅色。一般的にイチゴというと、江戸時代末期にオランダからやってきたオランダイチゴのことをいいます。
夏のはじまりを感じさせる、力強い色ですね。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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千草色(ちぐさいろ)|#にっぽんのいろ
草が茂る野原をイメージさせる色。
浅葱色(あさぎいろ)の古着を、薄く藍染で染め直した色合い。江戸時代には、主に庶民の日常着に用いられるなど、誰でも気軽に親しめる色でした。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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浅紫(あさむらさき)|にっぽんのいろ
平安時代、紫は最高位の象徴とされ、そのなかでも「深紫(こきむらさき)」は最上位の色で禁色でした。ですが、この浅紫は、それとは区別され、後に誰でも使える許色になりました。
▼10月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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紫苑色(しおんいろ)|#にっぽんのいろ
美しい薄紫の紫苑の花に由来します。
『枕草子』や『源氏物語』にも登場するなど、平安時代の初め頃にはすでに日本に伝来していたようです。
秋になると咲く紫苑の花のように、多くの人を魅了します。
にっぽんのいろ日めくり 2023
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楝色(おうちいろ)|#にっぽんのいろ
少し青みがかった紫色。
楝(おうち)とは、栴檀(せんだん)の古名で、楝が初夏に咲かせる淡い紫色の花が色名の由来です。
とても上品で落ち着いた色ですね♪
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夏虫色(なつむしいろ)|#にっぽんのいろ
玉虫色と同じ色といわれる深い緑色で、平安時代の衣の色でした。
色の名前にもなっている玉虫の羽は見る角度によって色が変わり、その光沢はまるで宝石のよう。夏に向けて命の輝きを感じさせてくれる色です。
6月のいろ|暦生活
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紅梅色(こうばいいろ)と、白梅色(しらうめいろ)。
「春告草(はるつげくさ)」という別名を持つ梅は、昔から長く厳しい冬を乗り越えた証の花として愛されてきました。
今が見頃ですね(*^^*)
2月の #にっぽんのいろ は、こちらでご紹介しています。
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紅碧(べにみどり)|#にっぽんのいろ
紅色と碧色(みどりいろ)を掛け合わせた色。
「紅掛空色(べにかけそらいろ)」に近い色ですが、こちらの方がくすみが強く、まるで、海に沈んだ後の太陽が漂わせる気配のようです。
12月のにっぽんのいろをまとめました。
暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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紅掛花色(べにかけはないろ)|#にっぽんのいろ
その色名は染色手法に由来します。
紅色を花色(縹色)に重ねた色で、上品な青紫色。
江戸時代には、染色者が色名を発案することが多かったそう。宵闇が迫る空のような美しい色です。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
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利休色(りきゅういろ)|#にっぽんのいろ
抹茶のような、ややくすみを帯びた黄緑色。
渋く大人びた雰囲気です。その名は安土桃山時代の茶人・千利休に由来します。
「禅の精神」を体現するような色で、心が引き締まりますね。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから
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江戸紫(えどむらさき)|#にっぽんのいろ
活力ある、青みの強い紫色です。江戸時代、赤みの強い京紫に対抗する形でその名を広めました。
歌舞伎の人気演目『助六由縁江戸桜』では主人公助六の鉢巻の色に用いられました。
『【2023年】にっぽんのいろ日めくり』はこちら。
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