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5/20【南風(みなみ)】|#朝の日めくり "風は四季により吹く方角が決まっている。冬は北から、春は東から、そして夏には南から湿り気を帯びた暑い風が吹く。南風は良くも悪くも夏らしいじっとりとした風である。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/19【雪溪(せっけい)】|#朝の日めくり "高い山のひだや渓谷などに埋もれなかなか消えない雪のこと。薄らと雪化粧した山は美しく、つい時間を忘れ見惚れてしまう。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/18【落とし文(おとしぶみ)】|#朝の日めくり "夏、虫達は葉を筒状に巻いてその中に卵を産み地上に落とす。その葉がまるで文に似て見えることから。虫たちからの手紙と思うと何だか可愛らしくみえる。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/17【緑の夜(みどりのよ)】|#朝の日めくり "緑が生い茂る頃の夜のこと。新しく生まれた緑たちはどこまでも瑞々しくて、暗闇だというのに見えそうな気さえしてくる。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/16【よしずの影(よしずのかげ)】|#朝の日めくり "よしの葉を並べ糸でたばねたものが「すだれ」。 その影のこと。近年滅多にみかけなくなったが、みかけるだけで涼しげな夏の風物詩である。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/15【新樹蔭(しんじゅかげ)】|#朝の日めくり "夏のはじめの若菜を携えた樹々をさして呼ぶ言葉。生まれたばかりの葉たちはみずみずしく、心なしか空や土の色さえも艶やかに見える。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/14【夏帽子(なつぼうし)】|#朝の日めくり "夏にかぶる帽子の総称。夏と帽子の文字が組み合わさるとつい頭の中に浮かぶのは麦わら帽子になってしまう。帽子たちは日よけにお洒落に引っ張りだこになる。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/13【燈涼し(ひすずし)】|#朝の日めくり "暑い夏の一日が過ぎ去って夜になり、それぞれの家に灯がともること。さして気温は変わっていないはずなのに、闇夜にぽっと浮かび出る灯は何故だか不思議と涼やかに見える。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/12【夏げしき(なつげしき)】|#朝の日めくり "春が過ぎて夏が近づいてくること。山は若々しい緑に包まれ、川辺は人々の気配で賑やかになる。万物も人も互いに協力しあい「夏らしい景色」をみせてくれる。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/11【明急ぐ(あけいそぐ)】|#朝の日めくり "夏は夜が短く、眠れず寝返りを打っているうちに朝がやってくる。そんなに急がずとも良いのだと太陽に言い聞かせても、きっとこの季節の到来が嬉しいのだろう。容赦無く元気いっぱいな光で朝の到来を告げてくれる。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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5/10【蛍時(ほたるどき)】|#朝の日めくり "蛍が見られる時期であることから生まれた季語。生息場所や地域によって少しずつ異なるが、静かで水が澄んでいることが条件になるため、日本では年々数を減らしている。未来に守りたい風景のひとつである。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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5/9【初夏の霧(しょかのきり)】|#朝の日めくり "北海道の太平洋沿岸から三陸沖にかけ初夏に見られる濃い霧のこと。海も山も霧のベールに包まれ、ひそやかな空気があたりに流れ、神秘的な雰囲気を醸し出す。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/8【夏の夜明(なつのよあけ)】|#朝の日めくり "日の出前の、夏の一番涼しい頃。唯一の癒やしの時間なのか、朝早いというのに沢山の人々とすれ違う。この後に待ち受けている猛烈な暑さを覚悟しながら束の間のお散歩タイムをじっくりと味わう。" 和語・古性のち(コラム二スト)
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5/7【夏橙(なつだいだい)】|#朝の日めくり "夏蜜柑の別名。甘夏の大元になったこのまんまるで甘酸っぱい果実は一七〇〇年頃に日本で生まれた古い歴史を持つ果物。明治時代に全国に普及したと言われる。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/6【夏立つ(なつたつ)】|#朝の日めくり "まだ春の存在は感じられるものの、夏のはじまりを言う。子どもも大人もそわそわし始め、夏の愉快な計画に知恵を出し合う頃。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/5【薬の日(くすりのひ)】|#朝の日めくり "昔は五月五日を「薬の日」とし野山で薬草を採取した。今ではその習慣は無くなってしまったが、現代では菖蒲湯に浸かるなどしてその名残はみられる。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/4【緑立つ(みどりたつ)】|#朝の日めくり "新芽が真っ直ぐに天へと背を伸ばすこと。新しく生まれた芽たちは一生懸命に上を目指し、どの世界でもやはり若者の勢いは凄まじいなと感心してしまう。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/3【夏近し(なつちかし)】|#朝の日めくり "春から夏へと移り変ろうとしている頃のこと。雲の形や木々の緑色の変化から如実にその気配を感じ取ることができる。夏がスタート地点から走り出す時期。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/2【忘れ霜(わすれじも)】|#朝の日めくり "春に遅くなってから降りてくる霜のこと。別れ霜とも。野菜やお茶にも被害をもたらせる厄介者だが、もしかしたら春のお裾分けを味わいたかっただけなのかもしれない。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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5/1【春惜しむ(はるおしむ)】|#朝の日めくり "過ぎていってしまう春を惜しむこと。気づいた頃には町や自然、すれ違う人々からも夏の気配を感じ始める。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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4/30【翌なき春(あすなきはる)】|#朝の日めくり "四月の終わりのこと。「春惜しむ」ほどの直接的な表現ではないが、たっぷりの哀愁とノスタルジックな雰囲気を漂わせる季語。過ぎ去ってしまう春への切なさを感じる。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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4/29【夜っぴて(よっぴて)】|#朝の日めくり "一晩中、夜通しのこと。誰もが寝静まった夜にひとり起きているのは物悲しいが、自分だけが世界に取り残されてしまったような妙な高揚感も覚える。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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4/28【青麦(あおむぎ)】|#朝の日めくり "春に青々と背を伸ばす麦のこと。今まさに穂を出すかという頃の状態で、日々畑を覗きながら今日か明日かと待つ時間もまた楽しい。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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4/27【田を起こす(たをおこす)】|#朝の日めくり "稲の苗を植えるために土をほぐして柔らかくすること。新しい命を迎えるための準備をする。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363
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4/26【磯菜摘(いそなつみ)】|#朝の日めくり "長い冬ごもりを乗り越えて磯で海藻などをとること。あんなに冷たかった海風もゆるみ、足に触れる水もぬるく心地良い。" 和語・古性のち(コラム二スト) 朝の日めくり🌅 543life.net/?pid=172455363