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水浅葱(みずあさぎ)|#にっぽんのいろ
「水」は染料に水を加えて薄める製法を表します。
藍瓶に糸や布を何度も浸すことで濃く染める藍染の中で、「瓶覗(かめのぞき)」の次に淡い色とされています。
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見ているだけで気持ちが明るくなれる、にっぽんのいろ。
5月も明日でおしまいですね。元気の出る色たちをまとめたので、よければご覧ください(*^^*)
▼5月のいろ #にっぽんのいろ
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浪花鼠(なにわねず)|#にっぽんのいろ
浪花(大阪)で生まれた色で、「大阪の鼠色」という意味があります。商人の街として賑わう大阪のイメージに対して落ち着いた優しいトーンは、繊細で奥深い魅力に気づかせてくれます。
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瓶覗(かめのぞき)|#にっぽんのいろ
藍染の中でもっとも薄い色とされ、藍汁(あいじる)を蓄えておく「藍瓶(あいがめ)」を少し覗いたような色合い、またはわずかに浸した程度に染めているという意味もあるようです。
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花紫(はなむらさき)|#にっぽんのいろ
色名は染色方法に由来し、藍で染めた花色(縹色)の上に紅花を重ねて染め、紫の明度を調節しています。
藍で染めていることから、高貴さの中にも落ち着きのある風合いが漂います。
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雲井鼠(くもいねず)|#にっぽんのいろ
「雲井」とは、とても手の届かないような高貴な場所、つまり宮中のことを指し「雲居」とも記されました。
遥か遠い雲の上のような尊い色合いからは、人々の憧れが感じられます。
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縹色(はなだいろ)|#にっぽんのいろ
深く強い青は、青系の伝統色を代表する色。
『延喜式(えんぎしき)』には、濃さによって四段階の「縹」が付く服色が出てきますが、縹色は藍で染めた広い範囲の色を指しています。
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楝色(おうちいろ)|#にっぽんのいろ
色名の楝(おうち)は、初夏に淡い藤色の花を咲かせる「栴檀(せんだん)」の古名です。平安時代には、邪気を払う花と考えられていたそう。
どこからともなく神秘的な雰囲気が漂ってきます。
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瑠璃色(るりいろ)|#にっぽんのいろ
仏教七宝の一つ「瑠璃」は、青く輝く石玉で「青金石(せいきんせき)」「ラピスラズリ」ともいわれます。
夜空に輝く星々のようなきらめきに、思わず引き込まれそうですね。
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紺青色(こんじょういろ)|#にっぽんのいろ
深い海のような、神秘的な魅力がある色です。
藍銅鉱(らんどうこう/アズライト)から生成された顔料の中でも、特に色が濃く結晶した紫みの強い青色を紺青色と呼びました。
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紅藤色(べにふじいろ)|#にっぽんのいろ
藤色に紅を掛けたようであることから「紅掛藤(べにかけふじ)」、若者の間で人気を集めたことから「若藤(わかふじ)」と呼ばれることもあったそうです。
とても美しい色ですね。
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納戸色(なんどいろ)|#にっぽんのいろ
藍染の中でも、やや緑がかったくすんだ青色が好まれ、男物の裏地の色として愛用されました。
江戸時代末期になると女性の着物の色としても使われ、性別を問わず流行しました。
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柳煤竹(やなぎすすたけ)|#にっぽんのいろ
江戸時代の元禄期に生み出された人気の色でした。
煤竹色(すすたけいろ)のバリエーションの一つ。鮮やかな紅色を引き立てるアクセントカラーとして、とても重宝されました。
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石竹色(せきちくいろ)|#にっぽんのいろ
心を安らげるような優しい紅色。
石竹は中国原産のナデシコ科の花で、5月ごろに花を咲かせます。日本では「唐撫子(からなでしこ)」の名前で親しまれました。
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5月の色は明るく、見ていると元気をもらえます。
よければご覧ください(*^^*)
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若苗色(わかなえいろ)|#にっぽんのいろ
ほのかにくすみのある淡い黄緑色。『源氏物語』にも登場するなど平安時代から使われた色名で、初夏を表す色です。
初夏の風に揺れる瑞々しい稲のような輝きが、爽やかな気持ちにしてくれます。
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薔薇色(ばらいろ)|#にっぽんのいろ
目の覚めるような鮮やかな赤が鮮烈な印象です。薔薇は中国から伝わり、色名として定着したのは明治時代なってから。
幸福や希望に満ちた素敵な色に、身も心も満たされるようですね.。.:*・゜
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緑青色(ろくしょういろ)|#にっぽんのいろ
「緑青」は炭酸銅などからできた緑色で、天然のものは孔雀石(くじゃくせき/マラカイト)を砕いたもの。
自然界で唯一、緑色を出すことができる希少なものです。
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白練(しろねり)|#にっぽんのいろ
色名は、生絹(きぎぬ)を精錬して白くする技法を「白練」と呼んだことに由来します。
古代は天皇の袍(ほう)の色とされ、神聖な色でした。
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苺色(いちごいろ)|#にっぽんのいろ
少しくすんだ紅色は、ほのかに紫みを帯びているようにも見えます。
イチゴは一般的にはオランダイチゴを指しますが、木苺や蛇苺など山野に自生するものも含んだ総称。
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水柿(みずがき)|#にっぽんのいろ
色名の由来は、水色と柿色を染め重ねることから。
紫を帯びた、優しく穏やかな色が印象的ですね。
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青竹色(あおたけいろ)|#にっぽんのいろ
勢いよく成長する竹を表しており、数ある「竹」をモチーフとした色の中でも代表的な色合いです。
古くから日本に自生した竹は、生命力あふれる存在として、人々の暮らしに身近なものでした。
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杜若色(かきつばたいろ)|#にっぽんのいろ
昔は杜若の汁を擦り付けて布を染めていたため「書き付け花」と呼ばれていたそうです。
杜若の紫色は、文学作品や絵画に描かれるなど、時代を超えて愛されてきました。
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「苗色(なえいろ)」「山吹色(やまぶきいろ)」「瓶覗(かめのぞき)」「紅藤色(べにふじいろ)」。
5月の「にっぽんのいろ」は、初夏の爽やかな風を感じさせてくれる色がたくさん。
ぜひお気に入りの色を見つけてみてください♪
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