476
477
蓬色(よもぎいろ)|#にっぽんのいろ
古くから日本の暮らしに密接に関わってきた、蓬の葉のような淡い緑。
独特の香りが愛され、食用や薬用として大切にされてきました。人々の健康や幸せに寄り添ってきた蓬を思わせる、心が癒される色。
543life.com/nipponnoiropal…
4月「にっぽんのいろ」はこちら📖
478
柳緑(りゅうりょく)|#にっぽんのいろ
色名の「緑」は、広い意味で自然全体を指しているそう。青みが強い緑色ながらも、黄色を帯びていて少しくすんだような色合い。
草木が生い茂る春の大地を思わせる、大自然の臨場感あふれる色です。
543life.com/nipponnoiropal…
4月「にっぽんのいろ」はこちら📖
479
虹色(にじいろ)|#にっぽんのいろ
虹色は、紅と絹の質感が生み出す色彩豊かな色の輝きを表します。
紅花染を施した薄い絹地は、眺める角度によって青っぽく見えたり、紫に輝いたりするなど角度によって変化する美しさが魅力です。
543life.com/nipponnoiropal…
4月「にっぽんのいろ」はこちら📖
480
裏葉色(うらばいろ)|#にっぽんのいろ
葉の裏側のような、白っぽい色合いです。
着物を身に付ける際に、明るく濃い色と組み合わせて楽しまれるなど、平安時代から使われてきました。葉の裏側に注目した、繊細な感性が現れた色です。
543life.com/nipponnoiropal…
4月「にっぽんのいろ」はこちら📖
481
桃紅色(とうこうしょく)|#にっぽんのいろ
桃色よりも、紅の色みが強く出ています。
はっきりとした色合いは、華やかで快活な印象を見る人に与えますね。
凛としたその色合いは、身につける人の意志の強さを表しているようでもあります。
543life.com/nipponnoiropal…
4月「にっぽんのいろ」はこちら📖
482
灰白色(かいはくしょく)|#にっぽんのいろ
灰色がかった、少し黄みのある白。
別名「灰白」ともいい、温かく柔和な印象があります。その一方で死を連想させる描写に用いられるなど、どこか不思議なイメージを持つ色です。
4月のにっぽんのいろ、ぜひご覧ください📖
543life.com/nipponnoiropal…
483
江戸茶(えどちゃ)|#にっぽんのいろ
赤みの茶色は江戸時代前期に生まれ、流行の最先端の色として愛されました。
『色道大鏡(しきどうおおかがみ)』によると、遊廓に通う客の身だしなみとして、特に推奨されていたそうです。
4月のにっぽんのいろ、ぜひご覧ください📖
543life.com/nipponnoiropal…
484
半色(はしたいろ)|#にっぽんのいろ
明るくも渋さのある、紅を含んだ紫色です。
濃くも薄くもない色とされ、禁色の「濃紫」と聴色(ゆるしいろ)の「浅紫」の中間の色とされます。
絶妙なバランスが生み出した色ですね。
4月のにっぽんのいろ、ぜひご覧ください📖
543life.com/nipponnoiropal…
485
御召茶(おめしちゃ)|#にっぽんのいろ
色名に「茶」と付きますが、実は渋く深い青緑色。
徳川家斉(いえなり)が愛用した高級縮緬(ちりめん)「お召料(めしりょう)」を略した「御召」がそのまま色名になりました。
4月のにっぽんのいろ、ぜひご覧ください📖
543life.com/nipponnoiropal…
486
鮮緑(せんりょく)|#にっぽんのいろ
若芽のように瑞々しい、美しい色。
美しくはっきりした様子を表す「あざやか」を名前に持つように、濁りがほとんどありません。
4月のにっぽんのいろ、ぜひご覧ください📖
543life.com/nipponnoiropal…
487
乙女色(おとめいろ)|#にっぽんのいろ
古くから人々に愛されてきた美しい色。
八重咲きの花を咲かせ、豊満な花弁が特徴の「乙女椿」の花の色とも言われます。
心をふんわりと包み込み、明るい気持ちにさせてくれる色合いですね(*^^*)
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
543life.com/nipponnoiropal…
488
紅絹(もみ)|#にっぽんのいろ
鬱金(うこん)やクチナシで黄色く染めた後、紅花で染めることで、独特の色みが誕生しました。
色名の「もみ」は、紅花を包んだ袋を揉むことで色を出したことに由来するそうです。
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
543life.com/nipponnoiropal…
489
本紫(ほんむらさき)|#にっぽんのいろ
紫根(しこん)染の手法で染めた紫。
紫の染色は手間もかかり非常に高価なものだったそうです。一般庶民は禁じられ、茜や蘇芳などの代用品で染めた「似紫(にせむらさき)」が流行しました。
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
543life.com/nipponnoiropal…
490
灰桜(はいざくら)|#にっぽんのいろ
桜色に灰色が混ざったような色合い。
落ち着いた雰囲気ですが、くすんだ感じの暗さはなく、明るく華やかな印象です。霞に紛れる桜のような、上品さと奥ゆかしさを兼ね備えた美しい色。
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
543life.com/nipponnoiropal…
491
黄丹(おうに)|#にっぽんのいろ
中国から伝わった色で、紅花とクチナシを掛け合わせて染めます。非常に鮮やかな発色が特徴的で、赤みを帯びた橙には、春の陽光のような温かみがあります。
皇太子の袍(ほう)の色で禁色の一つです。
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
543life.com/nipponnoiropal…
492
退紅(あらぞめ/たいこう)|#にっぽんのいろ
色名は「褪(さ)めた紅」という意味ですが、ここで使われている「褪」は色のトーンを表しているとされています。
あえて褪せた色を基調にするなんて、斬新な伝統色ですね(*^^*)
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
543life.com/nipponnoiropal…
493
空色鼠(そらいろねず)|#にっぽんのいろ
ほんのりと青みを含む、明るい灰色。
まるで、曇り空の向こうにある太陽の淡い光を想像させるよう。
眺めていると、自然と心が落ち着きます^^
3月のにっぽんのいろをまとめました。
543life.com/nipponnoiropal…
494
紅掛花色(べにかけはないろ)|#にっぽんのいろ
その色名は染色手法に由来します。
紅色を花色(縹色)に重ねた色で、上品な青紫色。
江戸時代には、染色者が色名を発案することが多かったそう。宵闇が迫る空のような美しい色です。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
543life.com/nipponnoiropal…
495
梅鼠(うめねず)|#にっぽんのいろ
江戸時代に人気を集めた鼠色の一つ。
「梅」は紅梅の花の赤色を指し、赤みを帯びた灰色が独特の雰囲気をまとっています。
派手な色の着物を禁じられた庶民が生み出した、江戸っ子の粋を感じる色。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
543life.com/nipponnoiropal…
496
土器色(かわらけいろ)|#にっぽんのいろ
薄く赤黄色を帯びた茶色。
土器(かわらけ)は、陶磁器の保護などに使われる薬剤「釉薬(ゆうやく)」をかけずに素焼きした陶器のことです。
平安時代には宮中の日用器としても使われたそう。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
543life.com/nipponnoiropal…
497
桜色(さくらいろ)|#にっぽんのいろ
日本人にとって、古くから特別な「桜」の色。
不変の美を誇る神秘的な紅色は、感動を与えると共に、優しく寄り添ってくれるようです。
今日はさくらの日だったので、桜色を🌸
3月のにっぽんのいろをまとめました。
543life.com/nipponnoiropal…
498
青丹(あおに)|#にっぽんのいろ
色名の「青」は"緑"を指し、「丹」はもともと"土"を意味します。
かつては「青土」と書いて「あお(を)に」と呼んでいたそうで、重厚な印象の、独特な色をしています。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
543life.com/nipponnoiropal…
499
真朱(しんしゅ)|#にっぽんのいろ
深い朱は、自然が生んだ鉱石のような輝き。
土の中から掘り出した朱は「硫化水銀鉱物」のことを指し、色名の「真」は"自然のまま"という意味があります。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
543life.com/nipponnoiropal…
500
柳色(やなぎいろ)|#にっぽんのいろ
3〜4月にかけて、風に揺れる柳の新芽のような美しい色。柳の木は『万葉集』にも詠まれるなど、古くから親しまれてきました。
「桜色」と並び、春を代表する色でもあります^^
3月のにっぽんのいろをまとめました。
543life.com/nipponnoiropal…