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白菫色(しろすみれいろ)|#にっぽんのいろ
紫を極限まで白に近づけた白菫色。
この色は、当時庶民の間で人気を集めました。
控えめで美しい色合いを眺めていると、優しく穏やかな気持ちになりますね。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
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花緑青(はなろくしょう)|#にっぽんのいろ
美しい青緑色。19世紀初めにヨーロッパで生み出された人工顔料で、「パリス・グリーン」とも呼ばれています。
成分に毒性を持っていたため現在は使われておらず、色名だけが残っています。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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花緑青(はなろくしょう)|#にっぽんのいろ
美しい青緑色。19世紀初めにヨーロッパで生み出された人工顔料で、「パリス・グリーン」とも呼ばれています。
成分に毒性を持っていたため現在は使われておらず、色名だけが残っています。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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深緋(こきひ)|#にっぽんのいろ
紫がかった深い黄土色をしています。まるで、夕日に染まった西の空のよう。
古くから高貴な色として尊ばれ「こきあけ」「ふかひ」「ふかきあけ」などさまざまな読み方を持つ愛された色です。
8月のいろ|暦生活
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水縹(みはなだ)|#にっぽんのいろ
明るく上品な青色です。
薄い藍染の色で、「みずはなだ」とも呼ばれます。
『万葉集』にもその色名が登場します。
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花紫(はなむらさき)|#にっぽんのいろ
青系と赤系の色を丁寧に重ねた紫色。
藍で染めた花色(縹色)の上に紅花を重ねて染め、紫の明度を調節しています。
藍で染めていることから、高貴さの中にも落ち着きのある風合いが漂います。
5月「にっぽんのいろ」はこちらから
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琥珀色(こはくいろ)|#にっぽんのいろ
琥珀のような美しい色。琥珀は松などの樹脂が化石となった鉱物で、仏教の七宝にも数えられます。色名は近代以降のものとされますが、古くから「くはく」「赤玉」と呼ばれ珍重されていたそうです。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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秘色(ひそく)|#にっぽんのいろ
中国の青磁にちなむ、白みがかった艶やかな淡い青緑色。
青磁の中でも、浙江省の越州窯(えっしゅうよう)で焼かれた最高級品の色合いを指します。
優しい、美しい色ですね。
12月のにっぽんのいろをまとめました。
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濃桔梗色(こいききょういろ)|#にっぽんのいろ
幅広い色合いを持つ桔梗の花。この色は、あざやかな青紫の「桔梗色」をさらに濃くした色です。
それぞれに個性がある桔梗の花は、いろいろな姿形があることの素晴らしさをそっと教えてくれるよう。
9月のいろ|暦生活
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紅桔梗(べにききょう)|にっぽんのいろ
江戸時代から見られる色名で、桔梗色に紅を重ね染めした、大人の気品を感じさせる素敵な色です。
▼10月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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京緋色(きょうひいろ)|#にっぽんのいろ
緋色の中でも、京都で染められたものは純度が高くあざやかなことから、特別に名付けられました。
「江戸紫に京緋色」と言われるほど人々にもてはやされました。
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花浅葱(はなあさぎ)|#にっぽんのいろ
浅葱色に縹色(はなだいろ)が乗った美しい青色です。
縹色は「花色」とも呼ばれる藍染の色のこと。花色は月草から染めたものでしたが、染色方法の変化から色みを確定するのは難しいそうです。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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灰白色(かいはくしょく)|#にっぽんのいろ
灰色がかった少し黄みのある白色が独特の存在感を放ちます。別名「灰白(はいじろ)」ともいい、温かく柔和な印象があります。
描写によって両極端なイメージを持つ、不思議な色です。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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水柿(みずがき)|#にっぽんのいろ
品のある美しい色ですね(*^^*)
色名の由来は、水色と柿色を染め重ねることから。
紫を帯びた、優しく穏やかな色が印象的です。
▶︎ 5月「にっぽんのいろ」はこちらから
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青紫(あおむらさき)|にっぽんのいろ
優美で華やかな色。平安時代の歴史物語『栄華物語』にも見られる伝統色です。青と紫の中間色として用いられることが多く、その色のイメージはさまざま。
▼10月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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桔梗色(ききょういろ)|#にっぽんのいろ
晩夏から早秋に花を咲かせる、桔梗のような青紫色。
幻想的なこの色は、明治時代に文豪たちに愛されてきました。宮沢賢治は『銀河鉄道の夜』などの作品で、たびたび空を形容する表現に用いました。
にっぽんのいろ日めくり 2023
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瓶覗(かめのぞき)|#にっぽんのいろ
藍染の中で、もっとも薄い色をしている「瓶覗」。
染料の入った藍瓶の中に、わずかに浸して染められた布の色。「藍瓶の中を少しだけ覗いてきた色」という意味の名前がついています。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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瓶覗(かめのぞき)|#にっぽんのいろ
藍染の中で、もっとも薄い色をしている「瓶覗」。
染料の入った藍瓶の中に、わずかに浸して染められた布の色。「藍瓶の中を少しだけ覗いてきた色」という意味の名前がついています。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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薄色(うすいろ)|にっぽんのいろ
濃い紫を濃色(こいろ)、淡い紫は薄色(うすいろ)といわれます。平安時代、濃い紫は高貴な色とされていましたが、この薄色は淡い色なので、禁色とはなりませんでした。
▼10月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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黄丹(おうに)|#にっぽんのいろ
中国から伝わった色で、紅花とクチナシを掛け合わせて染めています。非常に鮮やかな発色で、春の陽光のような温かみがあります。
皇太子の袍(ほう)の色で禁色(きんじき)の一つとされています。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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猩々緋(しょうじょうひ)|#にっぽんのいろ
「猩々」は、サルに似た中国の空想上の生き物のことを指します。その猩々の血で染めたものを猩々緋とする伝承が今に伝わります。
戦国武将は陣羽織に仕立てて戦場で愛用したそうです。
▼二月のにっぽんのいろはこちら
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273
鴇色(ときいろ)|#にっぽんのいろ
絶滅が危ぶまれている「鴇」に由来する優しい色。
鴇が飛ぶ際に見える風切羽や尾羽の美しい色合いが表されています。
江戸時代には各地に生息していた鳥で、その色は誰もが想像できるものでした。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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菫色(すみれいろ)|#にっぽんのいろ
春の野に咲くスミレのような、美しい青紫色。
上品でおしとやかな雰囲気を持つスミレは、古くから文学・芸術作品によく登場します。
●3月のにっぽんのいろはこちら。
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本紫(ほんむらさき)|#にっぽんのいろ
紫根(しこん)染の手法で染めた紫。
江戸時代には紫根染の紫が一般庶民に禁じられ、茜や蘇芳などの代用品で染めた「似紫(にせむらさき)」が流行しました。
▼4月のにっぽんのいろはこちら
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