#第63期王位戦 白組の羽生九段-澤田七段戦は羽生九段の勝ちとなりました。 これで白組は池永天志五段の優勝が決まりました。 羽生九段はリーグ残留を決め、澤田七段は陥落となりました。
#第63期王位戦 羽生善治九段-澤田真吾七段戦は感想戦が終了。 勝った羽生九段は、30年間リーグ陥落がないという記録を更新。 「今期は最初に連敗し、非常に苦しい状況だったが、何とかリカバリーして残留できたのは良かった。 意識したわけではないが、結果的にそういう数字になったのは幸運だった」
#第63期王位戦 リーグ紅組優勝となった豊島将之九段は「自信がない展開で際どい変化に突っ込んでいったので。指運があった」と一局を振り返り。4勝1敗でリーグを終え「内容の良くない将棋が多かったが、成績的には自分にしてはよくできた方」。池永五段との挑決に向けて「調整して頑張りたい」
#第63期王位戦 挑戦者決定戦の終局後のコメントです。 勝った豊島将之九段 「途中から玉形が危なくなり、自信がなかった。 今期の王位リーグは内容的に負けの将棋もあり、内容以上の成績になった。 (番勝負は)前回は1勝しかできなかったので、もっといい戦いにできるよう、しっかり準備したい」
#第63期王位戦 対局場のホテルインディゴ犬山有楽苑で開かれた前夜祭。藤井聡太王位と豊島将之九段はそれぞれ揮毫した色紙を持って登壇。「進」の藤井王位は「前期の反省をいかし、より進化した内容の将棋を見せたい」。「新」の豊島九段は「新しい気持ちで取り組んでいる。新しい将棋を指したい」
藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦する #第63期王位戦 第1局が28日午前9時、愛知県犬山市のホテルインディゴ犬山有楽苑で始まりました。振り駒の結果、と金が3枚出て豊島九段の先手番となりました。角換わりの戦型に進んでいます。
#第63期王位戦 藤井王位は昨年の王位戦では着付師の方が帯同していましたが、自身での着付けをマスターしたことで、今期はそれがなくなりました。 羽織は、昨年の棋聖戦第1局でも着用していた藍色のぼかし染めでしょうか。 豊島九段は薄緑の羽織に仙台平の袴姿。 どちらも涼やかな印象です。
#第63期王位戦 両対局者は12時30分から1時間の昼食休憩に入りました。藤井王位は「イタリアンセット」でメインにトリュフバターのフレッシュパスタを選択。マグロステーキ赤キャベツとごま醬油和え、国産牛パルマンティエ、犬山野菜のガスパッチョ、薫製飛騨サーモンと黒米のサラダ。伊藤園のお茶。
#第63期王位戦 午後のおやつはともに「犬山産白桃のタルト~インディゴ犬山有楽苑風~」。藤井王位はアイスティー、豊島九段はグレープフルーツジュースを頼んでいます。タルトには木曽川鵜飼の鵜をデザイン。犬山は県内有数の桃の産地で、桃太郎伝説も。因みに竹の上の桃は飾りで、かぶりつけません
#第63期王位戦 第一局一日目は、挑戦者の豊島将之九段が79手目を封じました。ここまでの消費時間は先手の豊島九段が1時間28分、後手の藤井聡太王位が5時間4分と大きな差がついています。29日午前9時より指し継ぎます。写真は封じ手を待つ藤井王位と、封じ手を手渡す豊島九段。
#第63期王位戦 2日目午前のおやつは、藤井王位がアイスティーとオレンジジュース、豊島九段が「フレッシュフルーツサラダボウル」。ドラゴンフルーツにパイナップル、スナックパイン、グレープフルーツ、オレンジ、メロン、イチジク、ビワ、ブルーベリー、ラズベリー、巨峰、サクランボです。
#第63期王位戦 第1局は感想戦が行われています。 終局後の両対局者のコメントを紹介します。 まず勝った豊島九段から。 「(▲2四桂は)攻めが細いので、微妙なところかと思っていた。 途中からはどんどん攻めていかないと仕方がない感じなので、決断よく指していった」
#第63期王位戦 静かな感想戦は70分強続きました。対局室の外もすっかり暗く。控室を訪れていた岐阜在住の岩佐美帆子女流2級、山口仁子梨女流2級、稀良莉女流1級も見守りました。挑戦者・豊島九段の先勝で迎える第2局は7月13、14日、札幌市内で指されます。
藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦しているお~いお茶杯 #第63期王位戦 の七番勝負第2局が13日、14日に北海道札幌市の定山渓温泉「ぬくもりの宿ふる川」で指されます。 対局を前に12日、現地で検分が行われました。検分時の写真(提供:日本将棋連盟)です。
#第63期王位戦 第2局の対局が始まりました。 札幌・定山渓温泉は記念すべき第1期王位戦の第1局が開催された場所でもあります。 王位戦の開催は60年ぶりとのこと。 両対局者は定刻の15分ほど前に相次ぎ入室。 粛々と駒が並べられ、立会人の深浦康市九段の合図で熱戦の火蓋が切られました。(樋)
#第63期王位戦 第2局、藤井聡太王位の初手は、いつも通り「お茶」でした。 お絞りで手をぬぐった後、▲2六歩を着手。 第1局と同じく「角換わり」の将棋になりました。 豊島将之九段も待ち受けていたようで次々と指し進め、早いペースで進行しています。 両者の深い研究がうかがわれます。(樋)
#第63期王位戦 午前中の両対局者のおやつです。 藤井王位は定山渓のゆるキャラ「かっぽん」の形をした「かっぽん べりー・ピスターシュ」です。 豊島九段は”定跡”の「フルーツ盛り合わせ」です。 1日目から激しい展開ですが、かっぽん、癒やされるおやつです。 藤井王位はどこから食べるのでしょう。
#第63期王位戦 第2局、両対局者の昼食は同じ注文でした。 「古川ポーク~ミートソースパスタと焚火グリルサラダ」 今回は定山渓温泉全体でメニュー候補が考案されましたが、対局場である「ぬくもりの宿ふる川」の提供する一品です。
#第63期王位戦 第2局1日目の対局が終了。 結局、藤井王位は57手目に99分、59手目に116分の大長考を重ね、そのまま次の手を封じました。 消費時間は藤井王位が4時間、豊島九段が3時間27分となりました。 写真は封じ手の様子です。 2日目は明日の午前9時に再開されます、引き続きご注目ください。
#第63期王位戦 第2局の封じ手がこちらです。 シンプルに矢印のみで記されていました。
#第63期王位戦 第2局2日目、両対局者の午前のおやつです。 藤井聡太王位は坂ノ上の最中の「MONAKA キャラメルポワール」、アイスコーヒー。 キャラメルのムースに洋なしのコンポートをちりばめた一品。 いちごや和栗、ブルーベリーヨーグルト、ブラッドオレンジなど全7種ある味の中から選ばれました。
#第63期王位戦 第2局は99手で先手の藤井聡太王位の勝ちとなりました。 研究で上回った藤井王位が2日目の時点で優位に立ったと思われましたが、豊島将之九段の懸命の粘りで難解な終盤戦に。 しかし最後は藤井王位が読み切って後手玉に迫り、押し切りました。 対戦成績は1勝1敗のタイとなりました。
#第63期王位戦 第三局は2日目の戦いが始まりました。豊島九段の封じ手は、3八飛車。立会人の福崎文吾九段は意表を突かれたようで「プロもびっくり」。副立会人の船江恒平六段は「受け一方の手なので、かなり怖い」。藤井王位は深い前傾姿勢で考えています。
#第63期王位戦 2日目午前のおやつは、藤井王位がアイスコーヒーとオレンジジュースのダブルドリンク、豊島九段は前日に続きフルーツ盛り合わせ。昨日とはまた趣の違う涼しげな盛り付けです。
#第63期王位戦 第三局2日目の昼食は、藤井王位がカレーラーメン、豊島九段がうな重膳を注文しました。