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2/10【香菫(においすみれ)】|#朝の日めくり
"早春に咲く濃い色味を持ったすみれのこと。香りが強く、普段素通りしてしまう道端でもその存在に気づくことができる。香水の原料として使われることも。"
和語・古性のち(コラム二スト)
#毎朝深呼吸したくなるカレンダー
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2/9【雪解雫(ゆきげしずく)】|#朝の日めくり
"雪が溶け滴になること。溶けた滴は木々や軒先からこぼれ落ち、地面へと還っていく。冬の役割を終えて眠りにつく。また来年会いましょう。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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2/8【雪くずれ】|#朝の日めくり
"山に積もった雪が春の訪れにあわせて溶け、山腹を崩れ落ちていく現象のこと。崩れた隙間からは土肌が顔を出し、山の衣替えがはじまる。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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2/7【梅見月(うめみづき)】|#朝の日めくり
"春に咲く梅の花を愛でること。江戸時代は桜ではなく梅を愛でることが通とされていた。いつの時代も人と変わったことをしたい人が一定数存在するものだ。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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2/6【海明け(うみあけ)】|#朝の日めくり
"流氷の量が半分になり、船の行き来が可能になるはじめの日の呼び名。その様子は冬の間止まっていた時間が再び動き出した合図のように見え、思わずあつい拍手を送りたくなる。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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2/5【春浅し(はるあさし)】|#朝の日めくり
"春の始まりの頃。まだ肌にあたる風は冷たく感じるが、厚手のコートを着る日が徐々に少なくなり、体と共に心も軽くなっていく。そろそろ衣替えの日も近い。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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2/4【凍て解け(いてどけ)】|#朝の日めくり
"冬の間静かに眠っていた大地が春の陽気に誘われ解け始めること。ぽかぽかとした温度にじんわり温められていく過程は、きっと温泉のようで心地よいはず。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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2/3【三冬尽きる(みふゆつきる)】|#朝の日めくり
"初冬、仲冬、晩冬と三つに分けられた冬が全て終わる意。長く寒さに耐えた日々がやっと終わる頃。冬には申し訳ないが、小躍りしたくなる嬉しさがある。"
和語・古性のち(コラム二スト)
#新しい一日 #清々しい朝
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2/2【春遠からじ(はるとおからじ)】|#朝の日めくり
"厳しかった冬が過ぎ去り、もうすぐ春がくること。人生に重ねて使うことも。季節も人生も、暖かい時を存分に楽しみたい。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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2/1【四温日和(しおんびより)】|#朝の日めくり
"冬の季節に、しばらく暖かい日が続くこと。縮こまっていた体も久々に伸び気分も晴れやか。少しずつ街に春の匂いが漂ってきた。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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1/31【日脚伸ぶ(ひあしのぶ)】|#朝の日めくり
"冬が終わりに近づき、少しずつ日が伸びる様子のこと。春の足音が聞こえてくるようで縮こまっていた体も伸び始める。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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1/30【冬うらら(ふゆうらら)】|#朝の日めくり
"穏やかに晴れ渡った、冬の様子。春がやってきたような気持ちになるが、まだ外は寒い。新調した春服を着る日が待ち遠しい。"
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1/29【白道(はくどう)】|#朝の日めくり
"月が描く軌道のこと。月の通り道。実際にその道自体は見えないが、じっと夜空を眺め少しずつ月が動いていく、その道が白道である。夢想的な言葉。"
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1/28【彼は誰時(かはたれどき)】|#朝の日めくり
"夕方、薄暗い時をさす言葉。逢魔時とも。「逢魔が時」は「魔に出逢う時間帯である」と信じられていたことから。空がピンクや水色に美しく染まり、鳥肌が立つほど美しい。"
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1/27【獏の枕(ばくのまくら)】|#朝の日めくり
"夢を食べると言われる獏。枕の下に獏の絵を敷き眠ると悪夢を見ないと言われていることから。中国から話が伝わったもの。"
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1/26【引明け(ひきあけ)】|#朝の日めくり
"明け方や夜明けのこと。空がだんだんと白白と染まり、万物が目を覚ます。今日もいつもの一日の始まりに、改めて感謝する瞬間。"
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1/25【裏白(うらじろ)】|#朝の日めくり
"シダの葉っぱのこと。表の濃い緑色とはうって変わり、裏が真っ白なことから。こんなにも裏表で印象が違うなんて、人に例えると少々怖い。"
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1/24【のこんの雪(のこんのゆき)】|#朝の日めくり
"いつまでも残っている雪のこと。溶けてしまうのが名残惜しいのか、誰かを待っているのか、なんともいじらしい。"
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1/23【白日(はくじつ)】|#朝の日めくり
"曇りなく輝く太陽のこと。身が潔白であることの例えでも使われる。大きく深呼吸すると体の中にエネルギーが満ちるような、どこまでも気持ちの良い空模様。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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1/22【たま風(たまかぜ)】|#朝の日めくり
"冬、沿岸に吹く、強めの風のこと。主に日本海側で使われていて、たま風の「たま」はたましいの意。塊になって吹いてくるので「たば風」とも。"
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1/21【冬の鹿(ふゆのしか)】|#朝の日めくり
"冬の鹿のこと。日本の鹿は夏は茶色に白斑点の柄だが、冬になると景色の色に合わせ灰褐色に変わる。夏に貯めたエネルギーを少しずつ使いながら、暖かな春を待つ。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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1/20【雪しまき(ゆきしまき)】|#朝の日めくり
"雪を伴った風が吹くこと。吹雪。北国で遭遇することが多く、激しい音とともにやってくる。雪たちは風と激しいダンスを繰り広げる。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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1/19【六つの花(むつのはな)】|#朝の日めくり
"雪のこと。雪の形が六片の花のように見えることから。真っ白な花の意で「雪華」とも。雪の中でも咲く透明な花。"
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1/18【三つの花(みつのはな)】|#朝の日めくり
"霜の別名。「水の花」が訛ったものとも。よく晴れ風のない夜が過ぎ、ぐっと気温の下がった朝に咲く。雪の結晶は六つの花と呼ばれている。"
和語・古性のち(コラム二スト)
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