わんわん、くぅーん(フガフガ) そんな声が聞こえてきませんか。踏ん張る足と健気な表情に癒されます。 緑釉犬 中国 後漢時代・2~3世紀 武吉道一氏寄贈 #東京国立博物館 #TokyoNationalMuseum #所蔵品紹介
朝顔狗子図杉戸 円山応挙筆 江戸時代・天明4年(1784) 愛知県西部にあった明眼院(みょうげんいん)というお寺の書院の廊下に設置されていた杉戸です。鮮やかな群青と緑の清涼感、じゃれ遊ぶ子犬たちの愛くるしさ。画家の優しい眼差しが感じられます。 #東京国立博物館 #愛知 #47都道府県 #所蔵品紹介
国宝 太刀 伯耆安綱(名物 童子切安綱) 平安時代・10~12世紀 伯耆国(現在の鳥取県西部)で活躍した刀工、安綱による太刀。酒呑童子伝説などと結びつき、名物 童子切安綱としてとくに名高く、天下五剣の一つに数えられています。 #東京国立博物館 #鳥取 #47都道府県 #所蔵品紹介
猫のすゞみ 歌川国芳筆 江戸時代・19世紀 本日は #二十四節気#大暑 。暑さが極まる頃を表す言葉です。 猫好きの国芳が描いた、人間のように着物を着た猫たちが夕涼みをしている光景です。猫にちなんだモチーフが散りばめられていますので、探してみてください。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
刀 江義弘 (名物 北野江) 鎌倉~南北朝時代・14世紀 義弘(よしひろ)は越中国(富山県)松倉郷に居住していたことから「郷(ごうの) (または江) 義弘(よしひろ)」と呼ばれました。相州伝の影響を受けた刃文に特色があります。 #東京国立博物館 #富山 #47都道府県 #所蔵品紹介
重要文化財 遮光器土偶 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 縄文時代(晩期)・前1000~前400年 極端に大きな目が遮光器(スノーゴーグル)に似ていることからこの名で呼ばれます。デフォルメされた体、全身に覆うように施された文様が見どころです。 #東京国立博物館 #青森 #47都道府県 #所蔵品紹介
夏の雨を描いた作品といえば、こちら。尾形光琳筆「風神雷神図屛風」の裏面に描かれました。雨に見舞われた夏草と水の流れは、裏面の雷神と呼応しています。左隻には秋草図が描かれています。 重要文化財 夏秋草図屛風(右隻) 酒井抱一筆 江戸時代 ・19世紀 #東京国立博物館 #琳派 #雨 #所蔵品紹介
重要文化財 聖母像(親指のマリア) 7世紀後期 キリスト教禁制下に来日したイタリア人宣教師シドッチの携行品です。銅板に描かれた油絵ですが、その小ささから個人の礼拝用と考えられます。彼の死後、長崎奉行所に没収され長い間保管されていました。 #東京国立博物館 #長崎 #47都道府県 #所蔵品紹介
木綿衣 北海道アイヌ 19世紀 ウィーン万国博覧会事務局引継 アイヌ民族集団のひとつ石狩アイヌの志村弥十郎が着た木綿衣。典型的なアイヌの木綿衣で、製作時期、製作地がわかる貴重な遺品です。1873年のウィーン万国博覧会にも出品されました。 #東京国立博物館 #北海道 #47都道府県 #所蔵品紹介
国宝 挂甲の武人(けいこうのぶじん) 古墳時代・6世紀 群馬県太田市飯塚町出土 全身を甲冑で固めた大刀と弓矢をもつ勇ましい武人埴輪。 群馬県東部の太田市周辺では、高い技術とすぐれた表現力で作られた武人埴輪が数体出土しています。 #東京国立博物館 #群馬 #47都道府県 #所蔵品紹介
打掛 紅綸子地流水菊葵梅模様 江戸時代・18世紀 紀州徳川家十代治宝室貞恭院(種姫 聡子)所用と伝わる振袖。武家女性における正装のデザインは、流水形や紗綾形(さやがた)、小葵文(こあおいもん)などの幾何学形と花束の模様が交互に表されます。 #東京国立博物館 #和歌山 #47都道府県 #所蔵品紹介
雨の日に彩りを添えてくれる紫陽花。文様、器の形ともに、京焼の影響がみられる優美な作品です。柔らかな色合いが、見る人を癒します。 色絵紫陽花文水注(いろえあじさいもんすいちゅう) 明石 江戸時代 ・19世紀 #東京国立博物館 #紫陽花 #陶磁器 #所蔵品紹介
当館所蔵品にも「#紫陽花」がモチーフの作品があるのでご紹介します。 色絵紫陽花文鉢 讃窯(さんがま) 江戸時代・19世紀 乾山(けんざん)風の色絵陶器の鉢。白泥と青い上絵具の組み合わせで、立体的に紫陽花が表されています。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
重要文化財 みみずく土偶 埼玉県さいたま市 真福寺貝塚出土 縄文時代(後期)・前2000~前1000年 デフォルメされた顔の表現が鳥のみみずくに似ていることから、みみずく土偶と呼ばれます。頭の突起は結った髪や櫛、耳には耳飾りが表されています。 #東京国立博物館 #埼玉 #47都道府県 #所蔵品紹介
息災や除病の利益をもたらすとされる孔雀明王が描かれた作品です。墨の線だけで描かれたこの絵画は白描図像というものです。白描図像は仏教絵画を制作する時の手本や研究のために用いられました。ここから生まれた絵はどんな彩色がされたのでしょう。 孔雀明王図像 平安時代・12世紀 #所蔵品紹介
振袖 縹羽二重地茶摘風景模様 江戸時代・19世紀 本日は #八十八夜 。立春から数えて八十八日目で「夏も近づく八十八夜…」という茶摘み唄もあるように、新茶が摘み頃になります。 江戸時代後期には、描絵友禅染で季節の風物や名所を裾模様に表した小袖が流行しました。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
重要文化財 太刀 銘 豊後国行平(ぶんごのくにゆきひら)作 平安時代~鎌倉時代・12~13世紀 行平は、豊後国(現在の大分県)の刀工です。後鳥羽上皇は全国の刀工を京都に集め作刀させたと伝えられており、行平も選ばれた鍛冶のひとりと言われています。 #東京国立博物館 #大分 #47都道府県 #所蔵品紹介
国宝 太刀 福岡一文字助真 鎌倉時代・13世紀 鎌倉時代中期、備前国(岡山県)で活躍した一文字派の助真による太刀。幅が広く力強い姿をし、丁子の実を連ねたような丁子刃(ちょうじば)と呼ばれる高低差のある華やかな刃文も見どころです。 #東京国立博物館 #岡山 #47都道府県 #所蔵品紹介
本日は #スポーツの日 。蹴鞠はいかに優雅に鞠を蹴り上げるかを競う遊びであったため、優雅で美しい色彩の装束を着用しました。革の鞠靴を履く様式は近世以降から始まりました。 鞠装束 紅遠菱文(まりしょうぞく べにとおびしもん)・鞠靴(まりぐつ) 江戸時代・19世紀 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
単衣 紫浅葱腰替絽地流水草木模様(ひとえ むらさきあさぎこしがわりろじりゅうすいそうもくもよう) 江戸時代・19世紀 信濃国松本藩主より拝領との伝来あり。秋草生える水面に月が映った様子など謡曲「松風」を模様に表した武家女性の夏の衣装です。 #東京国立博物館 #長野 #47都道府県 #所蔵品紹介
紫陽花に燕(つばめ) 葛飾北斎筆 江戸時代・19世紀 葛飾北斎による花鳥図の代表作で十図のシリーズもの。各図で描き方を変える意欲的な試みがなされており、本作品では、墨を面的に使い強弱を付けています。北斎七十歳代前半の錦絵(多色摺りの浮世絵版画)の作品です。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
重要文化財 大唐西域記 平安時代・12世紀 玄奘三蔵の西域見聞録で全12巻。中尊寺に伝来し、表紙には宝相華(ほうそうげ)文、見返しには釈迦説法図が金銀泥で華麗に描かれ、紺紙に銀界を引いた料紙に、金泥と銀泥で経文が書写されています。 #東京国立博物館 #岩手 #47都道府県 #所蔵品紹介
本日は「#針供養」の日です。針仕事でお世話になって曲がったり折れたりして使えなくなった針を、感謝の気持ちを込めて近くの神社に納めて供養し、裁縫の上達をお祈りします。 (12月8日におこなう地域もあります) 重要美術品 針仕事 喜多川歌麿筆 江戸時代・18世紀 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
本日は土用丑の日。夏に鰻を食べる習慣は昔からあり『万葉集』にも詠まれています。 鰻が泥中からぬるりと現れ素早く去っていく一瞬を描いた作品です。落款と呼ばれる筆者のサインまでもう一匹の鰻のような形で存在感を示しています。 鰻図 林十江筆 江戸時代・19世紀 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
国宝 洛中洛外図屛風(舟木本) 岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀 京都の市中と郊外を描いた屛風です。遊んでいる子どもたち、喧嘩をしている人たち、生き生きと描かれた一人ひとりの表情に注目してみると、屛風の世界に引き込まれてしまいます。 #東京国立博物館 #京都 #47都道府県 #所蔵品紹介