重要美術品 信州諏訪湖水氷渡 葛飾北斎筆 江戸時代・19世紀 本日は #二十四節気#大寒。寒さが極まる頃のことです。 この時期の寒さを表わした「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」という言葉があります。氷結した湖面を行き来する人々が描かれた北斎の作品です。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
玄圃瑤華のうち南瓜 伊藤若冲自画自刻 江戸時代・明和5年(1768) 本日は #二十四節気#冬至。南瓜を食べたり柚子湯に入る風習があります。 「玄圃」は仙人の住む場所、「瑤華」は玉のように美しい花という意味があり、その言葉通り、幻想的な美しさのある作品です。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
紅葉舞 鈴木春信筆 江戸時代・18世紀 本日は #二十四節気#小雪。少しの雪が降り始める頃のことです。 この時期の中頃を表す「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」という言葉があります。 紅葉の舞い散る中、踊る美人。歌舞伎の女形役者の舞踏場面を描いたものとする説があります。 #所蔵品紹介
炬燵美人図 歌川豊国筆 江戸時代・19世紀 本日は #二十四節気#立冬。冬の気配を感じ始める頃のことを表しています。 江戸時代には、この頃の旧暦十月の初めの亥の日(今年は11月11日)にこたつ開きをすると、火事にならずに済むという言いならわしがありました。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
本日は土用丑の日。夏に鰻を食べる習慣は昔からあり『万葉集』にも詠まれています。 鰻が泥中からぬるりと現れ素早く去っていく一瞬を描いた作品です。落款と呼ばれる筆者のサインまでもう一匹の鰻のような形で存在感を示しています。 鰻図 林十江筆 江戸時代・19世紀 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
猫のすゞみ 歌川国芳筆 江戸時代・19世紀 本日は #二十四節気#大暑 。暑さが極まる頃を表す言葉です。 猫好きの国芳が描いた、人間のように着物を着た猫たちが夕涼みをしている光景です。猫にちなんだモチーフが散りばめられていますので、探してみてください。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
紫陽花に燕(つばめ) 葛飾北斎筆 江戸時代・19世紀 葛飾北斎による花鳥図の代表作で十図のシリーズもの。各図で描き方を変える意欲的な試みがなされており、本作品では、墨を面的に使い強弱を付けています。北斎七十歳代前半の錦絵(多色摺りの浮世絵版画)の作品です。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
当館所蔵品にも「#紫陽花」がモチーフの作品があるのでご紹介します。 色絵紫陽花文鉢 讃窯(さんがま) 江戸時代・19世紀 乾山(けんざん)風の色絵陶器の鉢。白泥と青い上絵具の組み合わせで、立体的に紫陽花が表されています。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
振袖 縹羽二重地茶摘風景模様 江戸時代・19世紀 本日は #八十八夜 。立春から数えて八十八日目で「夏も近づく八十八夜…」という茶摘み唄もあるように、新茶が摘み頃になります。 江戸時代後期には、描絵友禅染で季節の風物や名所を裾模様に表した小袖が流行しました。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
本日は「#針供養」の日です。針仕事でお世話になって曲がったり折れたりして使えなくなった針を、感謝の気持ちを込めて近くの神社に納めて供養し、裁縫の上達をお祈りします。 (12月8日におこなう地域もあります) 重要美術品 針仕事 喜多川歌麿筆 江戸時代・18世紀 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
初午 葛飾北斎筆 江戸時代・寛政12年(1800) 頃 本日は #立春#二十四節気 の最初で、旧暦では1年と春の始まりでした。 また、本日は2月最初の午の日「初午(はつうま)」でもあります。古くから稲荷詣をしたり、子供が家を回りお菓子をもらうなどの風習がありました。 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
本日は #節分 です。宮中の年中行事のひとつである追儺(ついな)は「おにやらい」ともいって、近世以降はいわゆる節分の豆撒き行事となりました。 明治追儺 浅井忠筆 明治37~38年(1904~05) 高野時次氏寄贈 #東京国立博物館 #所蔵品紹介
2020年も今日で終わり。制約のある中ご来館いただいた方、ご自宅から動画やイベント、SNSをお楽しみいただいた方、皆様ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 重要美術品 炬燵(こたつ)の娘と猫 歌川国政筆 江戸時代・寛永2~文化元年(1790~1804) #東京国立博物館 #所蔵品紹介
虫豸帖(ちゅうちじょう) 増山雪斎筆 江戸時代・19世紀 伊勢国長島(三重県)藩主の増山雪斎(ましやませっさい)は藩主でありながら、花鳥画などの絵を得意としました。『虫豸帖』は小型生物をさまざまな角度から徹底的に写生した博物学的な画帖です。 #東京国立博物館 #三重 #47都道府県 #所蔵品紹介
年末の武家屋敷での大掃除を描いた浮世絵です。5枚続きで仮名手本忠臣蔵の見立絵になっています。 右が松の廊下での刃傷、左から2枚目が祇園一力茶屋、左端が討ち入りの場面に見立てられています。 武家煤払(すすはらい)の図 喜多川歌麿筆 江戸時代・19世紀 #東京国立博物館 #所蔵品紹介 #大掃除
刀 江義弘 (名物 北野江) 鎌倉~南北朝時代・14世紀 義弘(よしひろ)は越中国(富山県)松倉郷に居住していたことから「郷(ごうの) (または江) 義弘(よしひろ)」と呼ばれました。相州伝の影響を受けた刃文に特色があります。 #東京国立博物館 #富山 #47都道府県 #所蔵品紹介
重要文化財 みみずく土偶 埼玉県さいたま市 真福寺貝塚出土 縄文時代(後期)・前2000~前1000年 デフォルメされた顔の表現が鳥のみみずくに似ていることから、みみずく土偶と呼ばれます。頭の突起は結った髪や櫛、耳には耳飾りが表されています。 #東京国立博物館 #埼玉 #47都道府県 #所蔵品紹介
単衣 紫浅葱腰替絽地流水草木模様(ひとえ むらさきあさぎこしがわりろじりゅうすいそうもくもよう) 江戸時代・19世紀 信濃国松本藩主より拝領との伝来あり。秋草生える水面に月が映った様子など謡曲「松風」を模様に表した武家女性の夏の衣装です。 #東京国立博物館 #長野 #47都道府県 #所蔵品紹介
平家納経(模本)  田中親美模写 大正~昭和時代・20世紀 平清盛が嚴島神社に奉納した装飾経『平家納経』の模本で、嚴島神社の依頼により田中親美が制作しました。原本の全33巻ほとんどに絢爛豪華な装飾が施され、本作はそっくりに作られています。 #東京国立博物館 #広島 #47都道府県 #所蔵品紹介
重要文化財 太刀 銘 豊後国行平(ぶんごのくにゆきひら)作 平安時代~鎌倉時代・12~13世紀 行平は、豊後国(現在の大分県)の刀工です。後鳥羽上皇は全国の刀工を京都に集め作刀させたと伝えられており、行平も選ばれた鍛冶のひとりと言われています。 #東京国立博物館 #大分 #47都道府県 #所蔵品紹介
本日、11月1日は #犬の日 。 当館所蔵作品から #犬 にちなんだ作品を4点選びました。 気になるのはどの作品でしょうか? #東京国立博物館 #TokyoNationalMuseum #所蔵品紹介
重要文化財 大唐西域記 平安時代・12世紀 玄奘三蔵の西域見聞録で全12巻。中尊寺に伝来し、表紙には宝相華(ほうそうげ)文、見返しには釈迦説法図が金銀泥で華麗に描かれ、紺紙に銀界を引いた料紙に、金泥と銀泥で経文が書写されています。 #東京国立博物館 #岩手 #47都道府県 #所蔵品紹介
木綿衣 北海道アイヌ 19世紀 ウィーン万国博覧会事務局引継 アイヌ民族集団のひとつ石狩アイヌの志村弥十郎が着た木綿衣。典型的なアイヌの木綿衣で、製作時期、製作地がわかる貴重な遺品です。1873年のウィーン万国博覧会にも出品されました。 #東京国立博物館 #北海道 #47都道府県 #所蔵品紹介
重要文化財 能面 増女 「天下一是閑」焼印 金春家伝来 安土桃山~江戸時代・16~17世紀 豊臣秀吉から天下一の称号を授かった大野出目家初代、是閑(ぜかん)の作とされる面です。越前の大野出目家は能面制作を世襲で行い、後にも名手を輩出しました。 #東京国立博物館 #福井 #47都道府県 #所蔵品紹介
国宝 太刀 伯耆安綱(名物 童子切安綱) 平安時代・10~12世紀 伯耆国(現在の鳥取県西部)で活躍した刀工、安綱による太刀。酒呑童子伝説などと結びつき、名物 童子切安綱としてとくに名高く、天下五剣の一つに数えられています。 #東京国立博物館 #鳥取 #47都道府県 #所蔵品紹介