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白藍色(しろきあいいろ)|#にっぽんのいろ
白に溶け込むような淡い水色にほんのりと黄みが差しています。
さまざまな色合いがある藍染の中でも薄めの藍色で、ほのかな黄みは黄檗(きはだ)に由来します。キラキラと輝く白浜の浅瀬が恋しくなりますね。
7月のいろ|暦生活
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猩々緋(しょうじょうひ)|#にっぽんのいろ
「猩々」はサルに似た中国の空想上の生き物のこと。その血で染めたものを猩々緋とする伝承が今に伝わります。
大航海時代にもたらされ、戦国武将は陣羽織に仕立て戦場で愛用したそうです。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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本紫(ほんむらさき)|#にっぽんのいろ
紫草(むらさきそう)の根で染めた紫根染めの色。
江戸時代、紫根を使わない新しい紫色が登場したため、「本当の紫」という意味を込め「本紫」と呼ばれました。
4月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活
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本紫(ほんむらさき)|#にっぽんのいろ
紫草(むらさきそう)の根で染めた紫根染めの色。
江戸時代、紫根を使わない新しい紫色が登場したため、「本当の紫」という意味を込め「本紫」と呼ばれました。
4月のいろ #にっぽんのいろ|特集|暦生活
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紫(むらさき)|にっぽんのいろ
紫は、古くから伝統色のなかでも別格で、その高貴さ、気品を兼ねそなえた色は王朝人に深く愛されてきました。
▼10月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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枯色(かれいろ)|#にっぽんのいろ
枯れた草木のような、深く渋い色。
江戸時代には冬枯れの景色を楽しむ「枯れ野見」が行われるなど、日本人は枯れ野を愛でてきました。
四季折々に変化する自然を敏感に感じ取った、美しい色ですね。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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緑青色(ろくしょういろ)|#にっぽんのいろ
松の緑や常緑樹などを描く際の日本画に欠かせない大切な色で、飛鳥時代に中国から伝わった顔料としては特に古いものとされています。
深く輝く、魅力的な緑色。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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緑青色(ろくしょういろ)|#にっぽんのいろ
松の緑や常緑樹などを描く際の日本画に欠かせない大切な色で、飛鳥時代に中国から伝わった顔料としては特に古いものとされています。
深く輝く、魅力的な緑色。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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柑子色(こうじいろ)|#にっぽんのいろ
温かみのある橙色に、思わず心が和みます。
柑子とは、日本で古くから栽培されてきたミカンの一種。柑子の果皮に由来し、クチナシと紅花などを合わせて染めると伝えられています。
『にっぽんのいろ日めくり』発売中♪
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団栗色(どんぐりいろ)|にっぽんのいろ
秋らしい、可愛らしい色です。いくつになっても、どんぐりを見つけたときの喜びは変わらないような気がします。
▼9月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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鴨川鼠(かもがわねず)|#にっぽんのいろ
京都を流れる「鴨川」が名前の由来です。
白と緑を含む灰色で、古都をゆったりと流れる鴨川のように、雅な趣が滲み出ています。
最近では、紫がかった鼠色として扱われることも多くなりました。
8月「にっぽんのいろ」
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千草色(ちぐさいろ)|#にっぽんのいろ
わずかに緑がかった明るい青色は、草が茂る野原のよう。
浅葱色(あさぎいろ)の古着を、薄く藍染で染め直した色合いです。江戸時代では主に庶民の日常着に用いられ、気軽に親しむ色でした。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
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弁柄色(べんがらいろ)|#にっぽんのいろ
弁柄はインドの地名「ベンガル」の当て字で、ベンガル地方で多く産出される顔料の赤土に由来しています。
京都や金沢の弁柄格子や沖縄の首里城でも使われるなど、古い歴史があります。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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青緑(あおみどり)|#にっぽんのいろ
青みがかった美しい緑色。見ていると心が落ち着いてくるようです。
平安時代初期にまとめられた、禁中における規則や儀式などが書かれた『延喜式(えんぎしき)』にその色名が記されています。
▼6月のいろ #にっぽんのいろ
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青緑(あおみどり)|#にっぽんのいろ
青みがかった美しい緑色。見ていると心が落ち着いてくるようです。
平安時代初期にまとめられた、禁中における規則や儀式などが書かれた『延喜式(えんぎしき)』にその色名が記されています。
▼6月のいろ #にっぽんのいろ
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青朽葉(あおくちば)|#にっぽんのいろ
色褪せてゆく木の葉のことを「朽葉」と言います。
その中でも特に、緑色が褪せ始めたものを「青朽葉」と呼んでいます。平安時代には幼子の衣装に用いられました。
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茄子紺(なすこん)|#にっぽんのいろ
紫を帯びた暗い紺色は、夏野菜のナスのようです。
インド原産のナスは八世紀に日本に伝わり、色名として使われるようになったのは江戸時代以降とされています。
夏らしい、いい色ですね。
6月「にっぽんのいろ」はこちらから
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洗朱(あらいしゅ)|#にっぽんのいろ
明治時代以降、日本文化の伝統を大切にしようという意識が高まる中で生まれた色。色が生まれる作業工程の「朱を洗う」という言葉が語源です。
伝統的な日本らしい色を、今に伝えています。
●3月のにっぽんのいろはこちら。
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淡黄蘗(うすきはだ)|#にっぽんのいろ
明るくも、はかなげな色合い。
心もち灰がかった柔らかな淡い黄色は、わずかに赤みを含むことによります。
ミカン科の「黄蘗」から染められた黄蘗色を、さらに淡くしています。
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柑子色(こうじいろ)|#にっぽんのいろ
温かみのある橙色。
柑子とは、日本で古くから栽培されてきたミカンの一種です。柑子色は、柑子の果皮に由来し、クチナシと紅花などを合わせて染めると伝えられています。
優しい色をしていますね。
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10月のいろ|暦生活
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濃卵(こいたまご)|#にっぽんのいろ
赤みがかった濃い黄色です。
卵の黄身が名前の由来ですが、普通の黄身が「卵色」と呼ばれるのに対して、濃い黄身の色を指します。
黄身の色は、鶏の餌によって異なるのだそう。
8月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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新橋色(しんばしいろ)|#にっぽんのいろ
明治になり、海外から化学染料が入ってくると、それまでの伝統色にはなかった鮮やかな発色の色が生み出されました。いち早く取り入れたのは、新橋の芸者たち。
●にっぽんのいろをまとめました。
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#365日にっぽんのいろ図鑑
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栗鼠色(くりねずみいろ)|#にっぽんのいろ
あたたかみを感じる、灰がかった茶色。
色名の由来には、馬の毛色である栗色に鼠色を混ぜたという解釈のほかに「栗鼠」はリスを指すことから、リスの色合いにちなむという解釈もあります。
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猩々緋(しょうじょうひ)|#にっぽんのいろ
「猩々」とは中国の空想上の生き物で、猿のような姿をしています。その血は濃い赤色とされ、インドでは染め物の染料として使われていると信じられていました。
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#365日にっぽんのいろ図鑑