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紫式部(むらさきしきぶ)|#にっぽんのいろ
名前の由来は、あざやかな紫色の実をつける「紫式部」から。江戸時代に、平安時代の女流作家、紫式部にあやかって木名が変更されたそうです。
濃厚な紫色で、どこか乙女チックな雰囲気が漂います。
9月のいろ|暦生活
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牡丹色(ぼたんいろ)|#にっぽんのいろ
牡丹の花のような、大胆で艶っぽい色合い。
「百花の王」とも呼ばれる牡丹は、奈良時代の終わりから平安時代の初めごろに日本に伝わり、明治時代になると色名として定着したと言われています。
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青竹色(あおたけいろ)|#にっぽんのいろ
明るく、青みが強い緑色です。
「竹」をモチーフとした色の中でも代表的な色合い。
古くから日本に自生した竹は、生命力あふれる存在として人々の暮らしに身近なものでした。
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御召茶(おめしちゃ)|#にっぽんのいろ
落ち着きのある、緑みの深い青色。
11代将軍である徳川家斉(いえなり)が愛用した高級縮緬の色とされ、御召料と呼ばれた縮緬が、そのまま色名になりました。
とても好きな色です♪
4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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御召茶(おめしちゃ)|#にっぽんのいろ
落ち着きのある、緑みの深い青色。
11代将軍である徳川家斉(いえなり)が愛用した高級縮緬の色とされ、御召料と呼ばれた縮緬が、そのまま色名になりました。
とても好きな色です♪
4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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鋼色(はがねいろ)|#にっぽんのいろ
まるで夜空を思わせるような暗くて渋い青色が印象的です。
有島武郎や石川啄木など文豪たちの文学作品でも、夜空を描写する色として使われています。宇宙の果てしなさや底知れぬパワーを感じさせてくれます。
7月のいろ|暦生活
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御召茶(おめしちゃ)|#にっぽんのいろ
色名に「茶」と付きますが、実は渋く深い青緑色。
徳川家斉(いえなり)が愛用した高級縮緬(ちりめん)「お召料(めしりょう)」を略した「御召」がそのまま色名になりました。
4月のにっぽんのいろ、ぜひご覧ください📖
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紺色(こんいろ)|にっぽんのいろ
藍染の中でもっとも深く、暗い紫みのある青色です。
室町時代に、紺染は商業的にも発展し、江戸時代には染物屋の代名詞にもなりました。清潔感のある美しい色ですね。
#にっぽんのいろ
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濡羽色(ぬればいろ)|#にっぽんのいろ
艶のある黒は、水に濡れて黒さが際立ったカラスの羽のよう。美しい黒髪を表すときにも使われる、神秘的な色です。
見ていると引き込まれるような、魅力的な色ですね。
1月のにっぽんのいろをまとめました。
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花葉色(はなばいろ)|#にっぽんのいろ
明るい黄色の中に、ほんのりと青みがうかがえます。
経(たて)糸と緯(よこ)糸の色を変えて織る「織り色」の名前でもあり、経糸に黄色、緯糸に山吹色を使っています。
3月のにっぽんのいろをまとめました。
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藤黄(とうおう)|#にっぽんのいろ
常緑高木「藤黄」の樹皮を傷つけて得られる樹脂が主成分です。
日本の伝統色として、古くから大変重宝されました。
日本画の絵具や友禅染にも使われるなど、透明感と深みをあわせ持った色です。
5月「にっぽんのいろ」はこちらから
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莟紅梅(つぼみこうばい)|#にっぽんのいろ
梅が開花する前の、莟の色に由来しています。
莟の色は花の色よりも一層濃く、一際鮮やかな強い紅赤色をしています。
莟の色にも価値を見出した人々の、奥ゆかしさを感じさせてくれます。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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天青(てんせい)|#にっぽんのいろ
晴れた日の青空のような、明るい色です。
藍と蘇芳(すおう)で染めるとされており、澄んでいるようで、どこか曇りの気配を帯びています。
スーッと溶け込むような美しさが、心を晴れやかにしてくれますね。
8月のいろ|暦生活
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柳色(やなぎいろ)|#にっぽんのいろ
3月から4月にかけて、風に揺れる柳の新芽のような美しい色を指します。
柳の木は『万葉集』にも詠まれるなど、古くから親しまれてきました。「桜色」と並んで日本を代表する春の色でもあります。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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紫紺(しこん)|#にっぽんのいろ
紺色がかった暗めの濃い紫色は、天皇の即位の礼で掲げる旗「旛(ばん)」にも用いられてきた由緒のある色です。
反対色の黄色や金色を引き立てることもできる、高貴な存在です。
1月のにっぽんのいろをまとめました。
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本紫(ほんむらさき)|#にっぽんのいろ
紫根(しこん)染の手法で染めた紫。
紫の染色は手間もかかり非常に高価なものだったそうです。一般庶民は禁じられ、茜や蘇芳などの代用品で染めた「似紫(にせむらさき)」が流行しました。
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
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大和柿(やまとがき)|#にっぽんのいろ
江戸時代の流行色の一つ。色名は歌舞伎役者、大和屋の三代目、坂東三津五郎が好んで用いたことに由来し、女性に好まれたようです。優しげで陽気な色合いが、心を朗らかにしてくれますね。
『にっぽんのいろ日めくり』発売中。
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羊羹色(ようかんいろ)|#にっぽんのいろ
黒や濃紫があせ、ほどよく甘い雰囲気が漂います。
褪色(たいしょく)した僧侶の衣や放浪の旅を続ける侍の袴の色として使われることが多く、甘みだけでなく、渋みも感じられる美しい色です。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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長春色(ちょうしゅんいろ)|#にっぽんのいろ
色名は、四季咲きのバラ「長春花」に由来します。
色名として流行し始めたのは明治時代以降。大正時代には、主に女性向けの色として薄紅色の落ち着いた色合いが好まれるようになりました。
▶︎ 5月「にっぽんのいろ」はこちら
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紅絹(もみ)|#にっぽんのいろ
鬱金(うこん)やクチナシで黄色く染めた後、紅花で染めることで、独特の色みが誕生しました。
色名の「もみ」は、紅花を包んだ袋を揉むことで色を出したことに由来するそうです。
4月のにっぽんのいろ、ご覧ください。
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鬱金色(うこんいろ)|#にっぽんのいろ
ショウガ科の多年草「鬱金」で染めています。鮮やかさと力強さを兼ね備えた色。
鬱金は英語で「ターメリック」と呼ばれ、日本には奈良時代に伝わりました。今では漢方や香辛料としてお馴染みです。
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緋銅色(ひどうしょく)|#にっぽんのいろ
艶やかな赤い緋色。
近い色みに赤銅色(しゃくどういろ)がありますが、銅色と緋色を掛け合わせることによって、似て非なる色に仕上がりました。
とても華やかな色ですね。
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雪色(せっしょく)|#にっぽんのいろ
「雪白(せっぱく)」ともいいます。
雪は青い光を多く放ち、表面のでこぼこが影の気配を漂わせます。
そんな光の影響を受け、決して純白ではなく、ほのかに青みがかった灰色の色みが生まれます。
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梅鼠(うめねず)|#にっぽんのいろ
江戸時代に人気を集めた鼠色の一つ。「梅」は紅梅の赤を指し、赤みを帯びた灰色が独特の雰囲気をまとっています。
贅沢や派手な色の着物を禁じられた庶民が生み出した、江戸っ子の粋を感じる色です。
▼3月のにっぽんのいろはこちら
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