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菖蒲色(あやめいろ) |#にっぽんのいろ
菖蒲(あやめ)や花菖蒲(はなしょうぶ)を思わせるような凛とした紫色で、深緑に映える美しい色合いが多くの人を虜にしました。
松尾芭蕉もこの若々しい紫に魅了され、俳句に詠んでいます。
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生成り色(きなりいろ)|#にっぽんのいろ
糸や生地本来の色を示すこの色は、高度経済成長期の公害問題を背景に、自然の色合いとして尊ばれました。
昨今は環境意識の高まりから、ナチュラルカラーとして注目を集めています。
8月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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水柿(みずがき)|#にっぽんのいろ
水色と柿色を染め重ねた色なので、水柿と呼ばれます。優しく穏やかな色で、見ていると心が落ち着きます。
この時期に花咲く茶菖蒲(ちゃしょうぶ)にもどこか水柿の色が重なります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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水柿(みずがき)|#にっぽんのいろ
水色と柿色を染め重ねた色なので、水柿と呼ばれます。優しく穏やかな色で、見ていると心が落ち着きます。
この時期に花咲く茶菖蒲(ちゃしょうぶ)にもどこか水柿の色が重なります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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江戸茶(えどちゃ)|#にっぽんのいろ
江戸時代前期に生まれ、流行の最先端の色として人々に愛されました。
当時の遊郭の風俗を記した『色道大鏡(しきどうおおかがみ)』によると、遊廓に通う客の身だしなみとして推奨されていたそうです。
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褐色(かちいろ)|#にっぽんのいろ
藍染をする際に、布をつついたり叩いたりすることを「かつ」と言いますが、その読みが「勝つ」に通じることから、その名が定着しました。
縁起を担ぐ武士の鎧兜の糸の色にもよく使われていました。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから
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菜種油色(なたねあぶらいろ)|#にっぽんのいろ
菜種から絞った油「菜種油」に由来します。
江戸時代に灯油として普及し、電気のない時代には大変身近なものでした。江戸時代中期には武士の礼服「裃(かみしも)」の色としても流行しました。
▼4月のにっぽんのいろ
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浅青(せんせい)|#にっぽんのいろ
ほんのりとくすむ、深みのある色。
愛らしくさわやかな青色は、陽だまりに咲くネモフィラの花の色のよう。
じっと眺めていると、なんだかあたたかく優しい気持ちになってきますね(*^^*)
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鳩羽鼠(はとばねず)|#にっぽんのいろ
キジバトの背の羽色から名付けられました。
派手な色を身につけることが禁じられた江戸時代、神秘的な灰色は当時の庶民の心をつかみ、好んで使われるようになりました。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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莟紅梅(つぼみこうばい)|#にっぽんのいろ
梅が開花する前の莟の色に由来しています。
莟の色は花の色よりも一層濃く、一際鮮やかな強い紅赤色をしています。莟の色にも美しい色を見出す、奥ゆかしい感性を感じますね。
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葡萄鼠(ぶどうねず)|#にっぽんのいろ
渋みの強い深紫色。江戸時代中期から流行し、ブームは昭和初期まで続きました。滑稽本や浮世絵、落語にも登場する人気色で、美しい紫と小粋な鼠の絶妙な掛け合わせが人気の秘訣です。
9月のいろ|暦生活
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向日葵色(ひまわりいろ)|#にっぽんのいろ
青空の下に咲き誇る向日葵にちなんだ、温かみのある黄色です。
向日葵は江戸時代初期に伝来しましたが、大正時代まで色名は定着しませんでした。眺めていると、晴れやかで爽快な気持ちになりますね。
8月のいろ|暦生活
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薄香(うすこう)|#にっぽんのいろ
淡く渋い橙色は、良い香りのある木「香木(こうぼく)」の一種「丁子(ちょうじ)」で染めています。
染めた後も、良い香りが残ることから、色合いだけでなく香りも想像して楽しめますね。
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石竹色(せきちくいろ)|#にっぽんのいろ
心を安らげるような優しい紅色です。
石竹は中国原産のナデシコ科の花で、5月ごろに花を咲かせます。
日本では「唐撫子(からなでしこ)」の名前で親しまれました。
5月「にっぽんのいろ」はこちらからご覧ください。
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笹色(ささいろ)|#にっぽんのいろ
紅花から作られた濃い口紅の「本紅」は、乾くと美しい緑色に変化します。
その変化した色が笹の色を連想させることから、笹色と呼ばれるようになりました。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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藤鳩羽色(ふじはとばいろ)|#にっぽんのいろ
藤色に灰色みを加えた、落ち着いた紫色。
藤色も鳩羽色も、昔から多くの人に愛されてきた人気色です。
ちょうど土鳩の首の色のようで、上品な色ながらどこか親しみも感じます。
6月のいろ|暦生活
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蘇芳色(すおういろ)|#にっぽんのいろ
紫みのある、くすんだ赤色。上品な大人の色ですね。
染料となる蘇芳と蘇芳染めの技術は奈良時代に伝わり、当時はその貴重さからとても高貴な色とされました。
4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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蘇芳色(すおういろ)|#にっぽんのいろ
紫みのある、くすんだ赤色。上品な大人の色ですね。
染料となる蘇芳と蘇芳染めの技術は奈良時代に伝わり、当時はその貴重さからとても高貴な色とされました。
4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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杜若色(かきつばたいろ)|#にっぽんのいろ
初夏に紫色の花を咲かせるカキツバタに由来する色。
青みのある紫で、かつてはカキツバタの花に紙や布を擦り付け、紫をうつしとっていたといわれています。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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杜若色(かきつばたいろ)|#にっぽんのいろ
初夏に紫色の花を咲かせるカキツバタに由来する色。
青みのある紫で、かつてはカキツバタの花に紙や布を擦り付け、紫をうつしとっていたといわれています。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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7月のにっぽんのいろは、夏が楽しみになりそうな爽やかな色がたくさん。
よければ見てみてください(*^^*)
▼7月のいろ #にっぽんのいろ
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古代紫(こだいむらさき)|#にっぽんのいろ
「古代」と名前についていますが、誕生したのは江戸時代です。
当時流行した派手目な紫に対し、平安時代に愛された紫を、推測をもとに誕生させ、それを「古代紫」と呼びました。
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青袋鼠(せいたいねず)|#にっぽんのいろ
くすんだ淡い青色が、物静かな気品を感じさせてくれますね。江戸時代の染色技法書『染物秘伝』によると「水色に少し墨を加え」とあり、青みは少ないとされています。
落ち着いた、美しい色。
8月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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紫黒色(しこくしょく)|にっぽんのいろ
紫がかった黒色。とても幻想的な色で、見ていると吸い込まれそうになる、幻想的で不思議な魅力を持った色です。
▼11月の色まとめはこちらから♪
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