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菜の花色(なのはないろ)|#にっぽんのいろ 菜の花畑を思い出させる、緑色を帯びた黄色。 荏胡麻(えごま)に変わって灯油に菜種油が使われるようになった戦国時代から江戸時代、菜の花畑は日本人の暮らしに身近な風景でした。 3月のにっぽんのいろをまとめました。 543life.com/nipponnoiropal…
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菖蒲色(あやめいろ) |#にっぽんのいろ 菖蒲(あやめ)や花菖蒲(はなしょうぶ)を思わせるような凛とした紫色で、深緑に映える美しい色合いが多くの人を虜にしました。 松尾芭蕉もこの若々しい紫に魅了され、俳句に詠んでいます。 ▶︎ 5月「にっぽんのいろ」はこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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生成り色(きなりいろ)|#にっぽんのいろ 糸や生地本来の色を示すこの色は、高度経済成長期の公害問題を背景に、自然の色合いとして尊ばれました。 昨今は環境意識の高まりから、ナチュラルカラーとして注目を集めています。 8月「にっぽんのいろ」はこちらから。 543life.com/nipponnoiropal…
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水柿(みずがき)|#にっぽんのいろ 水色と柿色を染め重ねた色なので、水柿と呼ばれます。優しく穏やかな色で、見ていると心が落ち着きます。 この時期に花咲く茶菖蒲(ちゃしょうぶ)にもどこか水柿の色が重なります。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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水柿(みずがき)|#にっぽんのいろ 水色と柿色を染め重ねた色なので、水柿と呼ばれます。優しく穏やかな色で、見ていると心が落ち着きます。 この時期に花咲く茶菖蒲(ちゃしょうぶ)にもどこか水柿の色が重なります。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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江戸茶(えどちゃ)|#にっぽんのいろ 江戸時代前期に生まれ、流行の最先端の色として人々に愛されました。 当時の遊郭の風俗を記した『色道大鏡(しきどうおおかがみ)』によると、遊廓に通う客の身だしなみとして推奨されていたそうです。 ▼4月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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褐色(かちいろ)|#にっぽんのいろ 藍染をする際に、布をつついたり叩いたりすることを「かつ」と言いますが、その読みが「勝つ」に通じることから、その名が定着しました。 縁起を担ぐ武士の鎧兜の糸の色にもよく使われていました。 7月「にっぽんのいろ」はこちらから 543life.com/nipponnoiropal…
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菜種油色(なたねあぶらいろ)|#にっぽんのいろ 菜種から絞った油「菜種油」に由来します。 江戸時代に灯油として普及し、電気のない時代には大変身近なものでした。江戸時代中期には武士の礼服「裃(かみしも)」の色としても流行しました。 ▼4月のにっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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浅青(せんせい)|#にっぽんのいろ ほんのりとくすむ、深みのある色。 愛らしくさわやかな青色は、陽だまりに咲くネモフィラの花の色のよう。 じっと眺めていると、なんだかあたたかく優しい気持ちになってきますね(*^^*) ▶︎ 4月「にっぽんのいろ」はこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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鳩羽鼠(はとばねず)|#にっぽんのいろ キジバトの背の羽色から名付けられました。 派手な色を身につけることが禁じられた江戸時代、神秘的な灰色は当時の庶民の心をつかみ、好んで使われるようになりました。 ▼一月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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莟紅梅(つぼみこうばい)|#にっぽんのいろ 梅が開花する前の莟の色に由来しています。 莟の色は花の色よりも一層濃く、一際鮮やかな強い紅赤色をしています。莟の色にも美しい色を見出す、奥ゆかしい感性を感じますね。 ▼二月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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葡萄鼠(ぶどうねず)|#にっぽんのいろ 渋みの強い深紫色。江戸時代中期から流行し、ブームは昭和初期まで続きました。滑稽本や浮世絵、落語にも登場する人気色で、美しい紫と小粋な鼠の絶妙な掛け合わせが人気の秘訣です。 9月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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向日葵色(ひまわりいろ)|#にっぽんのいろ 青空の下に咲き誇る向日葵にちなんだ、温かみのある黄色です。 向日葵は江戸時代初期に伝来しましたが、大正時代まで色名は定着しませんでした。眺めていると、晴れやかで爽快な気持ちになりますね。 8月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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薄香(うすこう)|#にっぽんのいろ 淡く渋い橙色は、良い香りのある木「香木(こうぼく)」の一種「丁子(ちょうじ)」で染めています。 染めた後も、良い香りが残ることから、色合いだけでなく香りも想像して楽しめますね。 ▼二月のにっぽんのいろはこちら 543life.com/nipponnoiropal…
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石竹色(せきちくいろ)|#にっぽんのいろ 心を安らげるような優しい紅色です。 石竹は中国原産のナデシコ科の花で、5月ごろに花を咲かせます。 日本では「唐撫子(からなでしこ)」の名前で親しまれました。 5月「にっぽんのいろ」はこちらからご覧ください。 543life.com/nipponnoiropal…
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笹色(ささいろ)|#にっぽんのいろ 紅花から作られた濃い口紅の「本紅」は、乾くと美しい緑色に変化します。 その変化した色が笹の色を連想させることから、笹色と呼ばれるようになりました。 7月「にっぽんのいろ」はこちらから。 543life.com/nipponnoiropal…
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藤鳩羽色(ふじはとばいろ)|#にっぽんのいろ 藤色に灰色みを加えた、落ち着いた紫色。 藤色も鳩羽色も、昔から多くの人に愛されてきた人気色です。 ちょうど土鳩の首の色のようで、上品な色ながらどこか親しみも感じます。 6月のいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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蘇芳色(すおういろ)|#にっぽんのいろ 紫みのある、くすんだ赤色。上品な大人の色ですね。 染料となる蘇芳と蘇芳染めの技術は奈良時代に伝わり、当時はその貴重さからとても高貴な色とされました。 4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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蘇芳色(すおういろ)|#にっぽんのいろ 紫みのある、くすんだ赤色。上品な大人の色ですね。 染料となる蘇芳と蘇芳染めの技術は奈良時代に伝わり、当時はその貴重さからとても高貴な色とされました。 4月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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杜若色(かきつばたいろ)|#にっぽんのいろ 初夏に紫色の花を咲かせるカキツバタに由来する色。 青みのある紫で、かつてはカキツバタの花に紙や布を擦り付け、紫をうつしとっていたといわれています。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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杜若色(かきつばたいろ)|#にっぽんのいろ 初夏に紫色の花を咲かせるカキツバタに由来する色。 青みのある紫で、かつてはカキツバタの花に紙や布を擦り付け、紫をうつしとっていたといわれています。 5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活 543life.com/nipponnoiropal…
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7月のにっぽんのいろは、夏が楽しみになりそうな爽やかな色がたくさん。 よければ見てみてください(*^^*) ▼7月のいろ #にっぽんのいろ 543life.com/nipponnoiropal…
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古代紫(こだいむらさき)|#にっぽんのいろ 「古代」と名前についていますが、誕生したのは江戸時代です。 当時流行した派手目な紫に対し、平安時代に愛された紫を、推測をもとに誕生させ、それを「古代紫」と呼びました。
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青袋鼠(せいたいねず)|#にっぽんのいろ くすんだ淡い青色が、物静かな気品を感じさせてくれますね。江戸時代の染色技法書『染物秘伝』によると「水色に少し墨を加え」とあり、青みは少ないとされています。 落ち着いた、美しい色。 8月「にっぽんのいろ」はこちらから。 543life.com/nipponnoiropal…
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紫黒色(しこくしょく)|にっぽんのいろ 紫がかった黒色。とても幻想的な色で、見ていると吸い込まれそうになる、幻想的で不思議な魅力を持った色です。 ▼11月の色まとめはこちらから♪ 543life.com/nipponnoiropal… #にっぽんのいろ が本になりました。 amazon.co.jp/dp/4768314198