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緋色(ひいろ/あけいろ)|#にっぽんのいろ
茜と灰汁(あく)で染められ、ほんのり黄色を帯びています。
奈良時代の『養老律令(ようろうりつりょう)』では紫色に次ぐ上位の色とされ、身分の高い人々だけが身に付ける色でした。
▶︎ 4月「にっぽんのいろ」はこちら
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炎色(ほのおいろ)|#にっぽんのいろ
温度に応じて色を変える炎のように、色の範囲はさまざま。
その中でも、燃え盛る炎のような明るく強い橙色が基本。怒りにも似た激情と心を温めるような優しさを合わせ持ち、見る人の心を映すよう。
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飴色(あめいろ)|#にっぽんのいろ
透明感のある橙色。
美しくも温かい輝きが、ほのかな甘みを感じさせますね。
大切に手入れされた道具の色を表す時にも使われ、丁寧な時間の積み重ねを表す色でもあります。
▼一月のにっぽんのいろはこちら
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「青」が美しい、7月の「にっぽんのいろ」。
海の色、水の色、星空の色。お好きな色を見つけてみてください。
▼7月のいろ #にっぽんのいろ
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薄墨色(うすずみいろ)|#にっぽんのいろ
墨を薄めたような色。
与謝野晶子はモノクロに染め上げられた一面に広がる雪景色をこの色に重ねて詠みました。
また、平安時代には書き損じを漉(す)き直した紙を薄墨紙と呼んでいました。
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藤黄(とうおう)|#にっぽんのいろ
日の光のようにあざやかな黄色。
日本画や友禅染めで使われてきた、とても美しい色です。眺めていると、そっと寄り添い支えてくれるような不思議な気持ちになります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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藤黄(とうおう)|#にっぽんのいろ
日の光のようにあざやかな黄色。
日本画や友禅染めで使われてきた、とても美しい色です。眺めていると、そっと寄り添い支えてくれるような不思議な気持ちになります。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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臙脂色(えんじいろ)|#にっぽんのいろ
紫がかった、艶やかな濃い紅色。
腹の奥底から煮えたぎるような情念を思わせる「モダンカラー」として流行しました。
与謝野晶子の『みだれ髪』では、情熱的な表現として用いられています。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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濃浅葱(こいあさぎ)|#にっぽんのいろ
黒みがかった濃い青緑色。薄い葱の葉の青緑色を一層濃くしたものに黒みが加わっています。
濃い青と緑が絶妙のバランスで混ぜ合わさり、まるで山奥にたたずむ池や星月夜のような奥深い色がミステリアスです。
7月のいろ|暦生活
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白緑(びゃくろく)|#にっぽんのいろ
白緑とは、緑青(孔雀石を細かく砕いたもの)をさらに細かく砕くことで生まれる明るい色です。
飛鳥時代より仏像の彩色などに用いられてきました。尊厳の中にも自愛を感じる、優しい色です。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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白緑(びゃくろく)|#にっぽんのいろ
白緑とは、緑青(孔雀石を細かく砕いたもの)をさらに細かく砕くことで生まれる明るい色です。
飛鳥時代より仏像の彩色などに用いられてきました。尊厳の中にも自愛を感じる、優しい色です。
6月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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碧緑(へきりょく)|#にっぽんのいろ
透明度の高い澄んだ緑色。「碧」は古くから貴石とされてきた石英の結晶体のこと。緑系の緑碧玉(りょくへきぎょく)のようなきらびやかさが貴さを感じさせます。
澄んだ緑に囲まれた池の水のように美しい色です。
8月のいろ|暦生活
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紅紫(こうし)|#にっぽんのいろ
古代から紅色と紫色は高貴な色とされ、その色が合わさった「紅紫」色は、美しい花や女性をあらわす際に使われる色となりました。とても上品で美しい色ですね。
▼色まとめ
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490
今様色(いまよういろ)|#にっぽんのいろ
「今様」は「今、流行りの」という意味です。
「今」は平安時代を指し、紅花で染めた明るい色調が当時の貴族の間で人気を集めました。色みには淡い桃色、濃い紫紅色など諸説あります。
2月のにっぽんのいろをまとめました。
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灰青(はいあお)|#にっぽんのいろ
低く垂れ込める雲を思わせる色で、ちょっぴり切ない雰囲気が心に響きます。
青色と灰色を掛け合わせた繊細で美しい色。
着物や和小物、塗料などにも人気の色合いです。
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10月のいろ|暦生活
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江戸紫(えどむらさき)|#にっぽんのいろ
活力あふれる、青みの強い紫色です。江戸時代、赤みの強い京紫に対抗する形でその名を広めました。
歌舞伎の人気演目『助六由縁江戸桜』では主人公助六の鉢巻の色に用いられるなど、江戸の粋が感じられます。
8月のいろ|暦生活
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山吹色(やまぶきいろ)|#にっぽんのいろ
晩春に花を咲かせるヤマブキのような、赤みを帯びた黄色。
山吹色は、平安時代からの色です。ヤマブキは春から夏へと季節の移ろいを教えてくれる花で、古くから人々に愛されてきました。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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山吹色(やまぶきいろ)|#にっぽんのいろ
晩春に花を咲かせるヤマブキのような、赤みを帯びた黄色。
山吹色は、平安時代からの色です。ヤマブキは春から夏へと季節の移ろいを教えてくれる花で、古くから人々に愛されてきました。
5月のいろ #にっぽんのいろ|暦生活
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柚葉色(ゆずはいろ)|にっぽんのいろ
名前の通り、柚子の葉のような深い緑色。柚子は、薬用や薬味として、奈良時代にはすでに栽培されていました。「ゆばいろ」とも読まれます。
▼11月の色まとめはこちらから♪
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#にっぽんのいろ
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承和色(そがいろ)|#にっぽんのいろ
凛とした気品が漂う、美しい色。
平安時代初期の仁明(にんみょう)天皇が好んだ黄色い菊にちなんだ色で、在位した年号が「承和(じょうわ)」だったことからこの色名が生まれたとされています。
にっぽんのいろ日めくり 2023
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雀茶(すずめちゃ)|#にっぽんのいろ
古くから人々に親しまれてきた雀ちなんだ茶色です。
羽の色ではなく、雀の頭を包んでいる愛らしい色を指しています。
雀をよく観察してみると、羽より頭の方が茶色いことがわかりますね。
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東雲色(しののめいろ)|#にっぽんのいろ
春の夜明けの色として、「東雲色」(しののめいろ)は有名ですね。うっとりとしてしまうほど美しい色です。
●にっぽんのいろをまとめました。
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●本になりました。
#365日にっぽんのいろ図鑑
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京緋色(きょうひいろ)|#にっぽんのいろ
鮮烈な赤である緋色は、奈良時代から使われていた人気の伝統色です。
緋色の中でも京都で染められたものは純度が高くあざやかなことから特別に名付けられました。
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10月のいろ|暦生活
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松葉色(まつばいろ)|#にっぽんのいろ
松の葉に由来する色で、松の葉色と呼ばれることも。
古来、松は枯れずに何百年も生き続けることなどから、神の宿る木として神聖視されてきました。
馴染み深く、心を落ち着かせてくれます。
7月「にっぽんのいろ」はこちらから。
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