『ムーンライトディスコ』影の選択 冒頭の綺麗な影で処理落ちさせないのは実は大変。普通は3枚目のように十字影などを焼き込みます。でも脚を離せば影を消す拘りっぷり。極め付けは背景を明るくしたら輪郭は出せなくとも影の種類を変えてしまう… できないときも諦めない。 #あんスタ #あんスタMV研究
『EXCEED』本当の完成形① 「人物の床への写り込み」表現ですが、3Dの世界では物凄く難しい処理のため選択しなかったようです。でもYouTubeの映像では写り込みがありますよね。これが意味するのは、この床面の写り込みは3Dではなく2Dの“動画”であるということです。 #あんスタ #あんスタMV研究
『恋はプリマヴェーラ!』指先の表現 この曲は手指の振り付けが多いですね。モーションキャプチャでも誤差は出るので、ここまで綺麗に見せるには後で相当調整しているはずです。おじさんは演者に拍手をしてもらい、収録後にモデルを見たら全部 X JAPANになっていた経験があります… #あんスタMV研究
『デートプランA to Z』それぞれのZ この曲も指の表現が繊細です。毎回こんな大変な調整が当たり前なのでしょうか…。“Z”の手、よく見たら5人とも違う形なんですよね。手首から先はそのまま流用して工数短縮もできたはず…私の組織ならきっとそう提案しますが…しなかったところが愛。 #あんスタMV研究
『Temptation Magic』光の存在 同タイミングでも、編成によって光の位置と軌跡が違います。後から絵を載せたのではなく光球が空間内に存在している証拠です。 適当な表示をすると負荷が上がるので、許容負荷で出せる綺麗さを追求したのでは。誤魔化さず存在させたことに愛を感じます。 #あんスタMV研究
『IMMORAL WORLD』手袋の拘り 動きの調整は言わずもがな"手袋がボディペイントでない"ことも驚きです。ペイントでも本物と錯覚させることは可能なのですが、境目の段差だけは出せません。ここまでアップで見ると明らかに別パーツだと分かります…拘りが日の目を浴びたことに感動です。 #あんスタMV研究
『BRAND NEW STARS!!』全てが正解 何と言っても"どこに誰を入れても良い"という点。51人から5人並べるとパターンは3億弱…調整は転用できても破綻のリスクは潜在してしまうものです。 確認作業には終わりがないのでどこかで切り上げる必要がある中、これほど綺麗に作るのは凄いです。 #あんスタMV研究
『FUSIONIC STARS!!』愛の結晶 全員の歌を収録、演出を分岐、配置は約3億通り、接触は多い…大事件です。破綻が分かりやすい接触は膨大な確認時間が必要で、完成のためには泣く泣く目を瞑った箇所もあると思います。それでも完成させたことが凄い。偉業としか言いようがありません。 #あんスタMV研究
『エンドレスヴィーデ』限定解除 恐らく戦闘シーンは動画。リアルタイム3Dでなく動画なら精細な機体を作っても処理落ちしませんし、後からエフェクトや描き込みもし放題。この日ばかりは枷を外して、やりたいことを全力で楽しんで実現されたように感じます。思わず笑顔になりました。 #あんスタMV研究
『祭夜絵巻』輪郭 イメージカラーを反映している服や髪のハイライトが綺麗ですね。3DCGは物理現象の模倣がベースですが、アニメ調では物理を歪めなくてはなりません。その中でも、輪郭を際立たせるハイライトを入れる手法があんスタ"らしい"と感じさせるポイントのように思います。 #あんスタMV研究
『流星花火』心の表現 カメラが二回目の花火を映した後、南雲さんも高峯さんも目のハイライトがごくごく僅かに動いているんですよね。そうすることで花火のリアリティが上がるだけでなく、花火によってアイドル達の心が動いたことまで伝わってくる気がしてくるので不思議です。 #あんスタMV研究
『FALLIN’ LOVE=IT’S WONDERLAND』世界観 アリスモチーフで、途中アイドルが大きくなったように見えるカットもありますが、実際は撮り方でそう見えているだけです。3Dなので実際に背景を縮小してしまう手もありますが、現実的にあり得ないことはしないのがあんスタらしい拘りですね。 #あんスタMV研究
『月光奇譚』影の演出 アイドル、カメラ、光源が動く上、投影先は凹凸。でも綺麗。良い影です…。 影の実現は改良技法が次々発明されていますが未だ万能ではなく、処理負荷、美しさ、汎用性の取捨選択が必要になります。 扱いづらい影をメインの一演出に据えたことを尊敬しています。 #あんスタMV研究
『歓迎☆トゥ・ウィンク雑技団』効率と愛 馬跳びは衝撃的です…。アドベントカレンダーでは"意外とシンプルな機能"として、流用を可能にする素敵な技術の紹介がありました。ただ、それでも流用前パターンの調整は大変なはずで、効率化しても残る大変さを受容する懐の深さを感じます。 #あんスタMV研究
『Magic for your “Switch”』魔法の具現化 いつも通りの空がキラキラ光る素敵な魔法。よく見ると四角い紙吹雪なんですね。しかも回転しながら光が反射します。この量で愚直に反射させると大変な負荷になるので工夫されたのでは。魔法で片付けず現実味を持たせた愛のある拘りですね。 #あんスタMV研究
『Distorted Heart』存在感 よく見るとスクリーンの光がアイドルのハイライト色に影響する瞬間があります。"基本"、スクリーンの光が勝手に周りに影響を与えることはないので、この表現にはひと手間かかっているでしょう。印象的な背景にもちゃんとアイドルが馴染んでいて素敵です。 #あんスタMV研究
『FORBIDDEN RAIN』想いを感じる雨 水溜りの反射、水飛沫、床の水紋、壁に映るユラユラ…雨にリアリティを与える為に多くの工夫を凝らされたのを感じて心が動きます。ユラユラ反射の実装方法は分かりませんが、おじさんが過去にやった透過素材を使う方法だと通常の倍重かったです…。 #あんスタMV研究
『愉快痛快 That's alright!』“その日”の天気 星空が他のユニットのライブとは違いました。共通素材を使えば工数はかからないのに、わざわざ“この日”、“このライブ”用に新しい素材を拵えたのでしょう…。同じステージでもこのライブはこの日だけのものなんだと思える表現で感動です。 #あんスタMV研究
『熱血☆流星忍法帖』拡張現実 半透明の素材がいくつも重なり、カメラが回り込むのにまず興奮です。そして、ARが“観客のゴーグルで”見えていることを表すために、半透明素材にだけ施されている、上から下に向かって動くノイズの加工!これがコンセプトとバチっと嵌っていて最高です。 #あんスタMV研究
『PERFECTLY-IMPERFECT』対立構造 アイドルに対しては元々ありましたが、今回は床・ドラム缶・木箱なども周囲の光の色を反映して変色するのがオジサンの好きポイントです。ライトだけでなくステージ全体が色付けされることで対立構造が強調されて、“対決感”の演出に一役買っています。 #あんスタMV研究
『Noir Neige』紅い瞳 アイドルの目は形だけでなく虹彩や瞳孔の輪郭にも個性がありますが、誰を配置しても一様に独特の怪しい雰囲気が出ますね。統一できる仕組みがあったのか、個別に頑張ったか…エンジニアとしては後者だったら怖いなと思ってしまいますが、いずれにせよ素敵です。 #あんスタMV研究
瞳以外だと、モノを持ったり触ったりが多く、ザクロや本を人から人に渡すのも大変そうです。ステンドグラスの透過光の影も綺麗です。 直前にFUSION UNITのMV公開があったばかりだというのに、スマホでこれだけ綺麗で愛と技巧を感じる映像を量産できる体制。もはや神秘を感じます。 #あんスタMV研究
『Feathers of Ark』水面表現 反射、屈折、さざ波による歪み、距離や明るさに応じて透過と反射の割合が変わっているなど、水面の表現が繊細です。限られた処理負荷の中で、この場面に適した透明感のある表現を選択された気がしていて、それがオジサンは大好きです。 #あんスタMV研究
『Deep Eclipse』瞳を閉じて① 生放送で初見した際顔が隠れてしまう振り付けに違和感だったのですが…イベント開始後に“Close your eyes”だ!と気付いた時はアハ体験でした。 たった一瞬の動作ですが、組合せによる身長差、手指の調整、カメラ位置調節など様々な手間が推察できます。 #あんスタMV研究
『Deep Eclipse』二度と見れないステージ① フォロワーさんの投稿でイベント後に演出が変わったことを知りました… 床、柱、壁といった別の物体の表面を一様に遷移させるのは工夫が必要そうで、"Close your eyes"とどちらを投稿するか迷ったくらい好きなポイントでした。 #あんスタMV研究