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🌸#余命10年ダイアリー
【熱望したキャスティング】
#小松菜奈 と #坂口健太郎、これは藤井監督が熱望して実現した組み合わせ。2人の演技力はもちろんですが「小松さんと坂口さんのコンビを単純に観客として見てみたかった」とのこと。私たちも見たかった!
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【#坂口健太郎 さんの起用理由】
「都会に漂っている一人の青年みたいな弱さというか儚さが感じられる俳優だから」というだけでなく、実は「顔がタイプ」だと藤井監督。坂口さんのあの柔らかい感じは老若男女問わず惚れるのです!
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【スタッフに愛される俳優】
この2人でなければと熱望され実現したキャスティング。#小松菜奈 さんと #坂口健太郎 さんは、撮影が終わっても現場にいたり、荷物を運ぶのを手伝ったり、いつもスタッフと一緒に行動していたそうです。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【#藤井道人 監督のこだわり】
日本映画の撮影期間の平均は1〜3ヶ月ですが、この映画は1年かけています。10年の歳月には10回季節がめぐる、季節の移り変わりとその空気感を1年かけて撮りたい、という藤井監督のこだわりのひとつです。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【桜の花びらが舞い上がる】
桜が満開のロケーションを狙って、一日に何カ所も移動しながら桜のシーンを撮影したそうです。劇中、風で桜が舞い上がるドラマチックなシーンがありますが、もちろんその桜の花びらも本物です。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【恋に落ちる瞬間】
「桜が舞う、時が止まる、二人の目が合う、そして笑う。」とだけ書かれたこのシーンで、茉莉と和人は恋に落ちるわけですが、その時が止まる瞬間に風が吹いて花びらが舞う。めちゃくちゃドラマチックなシーンです!
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【俳優が流す涙の裏側にあるもの・その2】
台本に「涙を流す」と書かれていたのは、「もっと生きたい」と茉莉が母親に寄りかかるキッチンでのシーンのみ。悲しさ、苦しさ、悔しさ、こらえきれない感情がこぼれ落ちてくる、小松菜奈さんの演技が素晴らしいのです。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【#小松菜奈 さんの起用理由】
「そこに立っているだけで、物悲しさや嬉しさという感情が伝わってくる俳優」だと藤井監督。自分の余命を知っているからこそ、恋をすることをためらう繊細なお芝居に、心が締めつけられます。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【キャラクターシート】
藤井監督が作ったキャラクターシートによると──茉莉の設定は1990年7月4日生まれ、蟹座のO型。和人の設定は1990年4月3日生まれ、牡羊座のA型。
⋱⠢ 和人は本日が誕生日です🌸 ⠔⋰
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【#坂口健太郎 さんの起用理由・その2】
「物憂げな表情のなかに、木訥(ぼくとつ/飾り気がなく口数が少ない)としている面があって、クールな面もあって、和人という役にすごくはまった」(#藤井道人 監督)。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【まるで本物の恋人のような2人】
例えば、茉莉と和人が仲良く商店街で買い物をするシーン、茉莉がカメラを回してじゃれあうシーンなど、幸せなデートシーンでは小松さんと坂口さんのアドリブがそのまま使われていたりするそうです。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【和人の茉莉の思い出】
優しくしてもらったことって、何年経っても覚えているもの。和人が嬉しかった中学の想い出は、学ランのボタンが取れて茉莉が付け直してくれたことでした。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【俳優が流す涙の裏側にあるもの】
涙が流れるシーンはいくつかありますが、ほとんどは台本に「涙を流す」とは書かれていなく、藤井監督は「できるだけ涙はこらえてください」と伝えていたそうです。こらえて漏れてくるその感情に私たちは感動するのですね。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【和人の決断】
「死にたい。って思ってた俺に、生きたいって思わせてくれた茉莉ちゃんのために、俺は生きる」──喧嘩の後、どうしても自分の気持ちを伝えたくて茉莉を探し回って和人が伝えた言葉の一部です。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【呼び方にも愛がある!】
藤井監督は小松さんを「こまっちゃん」、坂口さんを「ぐちけん」と呼んでいたそうで、呼び方ひとつとっても藤井組のチーム感、伝わってきます。また、ムードメイカーは坂口さんでした。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【夜桜のシーンは難しい】
夜桜を美しく映し出すには大量の光源が必要です。映画には満開の桜並木のシーンが何度も登場しますが、夜のシーンでは道沿いに多くのライトを設置。照明部の頑張りに感謝したくなる、とても幻想的なシーンになっています。
#さくらの日
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【10年という年輪を描くために─】
桜が咲くタイミングに合わせて、1年かけて、場所も変えて、撮影しています。その意図は、監督いわく「同じ桜でも去年と今年では違う桜に見えるもの」だから。茉莉と和人の人生を描くうえで、季節の移り変わりは必要不可欠でした。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【#坂口健太郎 さんの横顔】
荒れ乱れた部屋のなかで目を覚ます和人。セリフはなく横顔が映し出されるそのシーンの坂口さんの表情が「とてもいい顔だと思った」と撮影の今村さん。そこから再生していくお芝居も素晴らしいのです。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【#小松菜奈 さんの起用理由・その2】
「悲しさや感情が目に宿る、それはすごく珍しい才能です。この『余命10年』という作品で、茉莉という役で、彼女の目にどんな感情が宿るのかを撮ってみたかった」(#藤井道人 監督)
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【坂口健太郎さんの向きあう力】
藤井監督は坂口さんのことを「向きあう力の強い俳優」だと言います。茉莉と出会い、彼女の余命を知らずに恋をして、知ってからも愛し続ける。10年間という月日のグラデーション(=変化や成長)を和人として見せてくれました。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【苦戦したロケーションの数々】
コロナ禍での撮影だったこともあり、想像以上にロケーション選びに苦戦。映画の冒頭で窓から満開の桜が見える病院は、開院予定の病院をお借りして撮影しています。苦戦してもこだわりを貫く、どこまでもプロフェッショナルです。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【茉莉の緑、和人の青】
キャラクターのテーマカラーを設定したのは藤井監督です。緑は原作者の小坂流加さんが好きだった色、青は監督が好きな色でもあるという事です。また、映画の和人の設定には藤井監督自身も投影されているそうです。
#余命10年
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🌸#余命10年ダイアリー
【2人の気持ちが繋がる瞬間】
「……だから、一緒にいてください」「同窓会なんて行くんじゃなかった」気持ちを確かめあった歩道橋のシーンは何度もテイクを重ねました。テイクを重ねることが正義ではなく、1テイクでいいときもある、ダメなら粘る、それが藤井組。
#余命10年