1
「スマホの依存とか障害とか言われるものの大枠はコントロール障害と言って、自分で制御できなくなるのが問題になります。時間で区切っても上手くやめられない時は、次に何をするかを決めておいて、行動を具体的にビデオを見るようにイメージしておくと次の行動に移りやすい」
#子ども科学電話相談
2
「メンダコは食べられますか」
「みりん干しにした人は、チーズが腐ったような匂いがして固くて噛み切れないって。生食は水気が多くて質感が悪い。加熱でも縮んで小さく固くなって食べられなかったって。食べられなくはないけど美味しくないし食べたくない、という感じみたい」
#子ども科学電話相談
3
(´-`).。oO( しかし #子ども科学電話相談 で、恐竜の質問を積極的にしてくる子どもたちに「大きくなったら北大においで!」と話す小林先生、アレはガチのスカウトなのでしょうか…。
あ、小林先生は日曜日の「子ども科学」出演。配信で聴きますよ。
▼配信を聴く▼
nhk.or.jp/radio/ondemand…
4
お友達「月の味ってどんな味ですか。まん丸でおせんべいみたいだから塩味だと思う」
国司先生「先生も塩味だと思う。月を構成する玄武岩も斜長石もしょっぱい成分を含んでる」
本間先生「月の隕石を砕いてビールに入れて飲んだ人がいます。それはビールの味がしたと思う」
#子ども科学電話相談
5
「何が入れ替わっているかをよく考えるのが大事なんです」
#子ども科学電話相談
6
「鏡は左右逆に写るのはなぜ」
「いつかこの質問が来ると思ってました。難しいです。左右が逆に感じるのは鏡の中の人を自分だと思って考えるからで、鏡の中の左右や上下には意味がないんです。それを考えるとおかしなことになる。鏡は前と後ろの位置を逆にしてるだけなんです。」
#子ども科学電話相談
7
「僕はピンクや可愛いものが好きなんだけど友達から女とか言われる」
「それをからかう事のほうがおかしい。可愛いものを愛するのは、命を守るという生き物として大切な心です。相手の好みは否定しない、自分の好みに自信を持つとイライラしなくてすむかなと思います」
#子ども科学電話相談
8
「とうしたらカメムシが来ないお家にできますか」
「すごく難しいんやけど、カメムシは光に集まって来るので、例えば窓を暗くしたり蛍光灯をLEDに変える。それでマシになると思います。あとカメムシはいい場所だぞって匂いをつけるので、集まる場所を掃除する。家の隙間を塞ぐ」
#子ども科学電話相談
9
「すぐに怒ってしまう。性格は変えられますか」
「結論から言うと変えられます。例えば誠実性はお友達の年齢が一番変わりやすい。褒める教育プログラムがよく採られてます。最近は何に怒った?」
「覚えてない」
「素晴らしいね。てことは怒りをコントロールしてきたんだ」
#子ども科学電話相談
10
「なぜ歯は1回しか生え変わらないの」
「例えばサメは一生のうちに千回も生え変わるって言われてる」
「サメいいですね」
「でも代わり歯を作るのにすごいエネルギーがいるの。これは非効率だなってことで、哺乳類は成長に合わせて1回生え変わればいい頑丈な歯を手に入れたの」
#子ども科学電話相談
11
「温泉から出たサルは湯冷めしないの」
「3つ考えられます。毛が外側がゴワゴワで内側が細かく、内側までは水が入らない。サルは汗腺が少ないので、汗でそこまで冷えることがない。毛細血管が縮まって湯冷めしない、これらが合わさって湯冷めしないと考えられます」
#子ども科学電話相談
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「どんぐりの傘は帽子ですかパンツですか」
「どんぐりから木が育つんだけど、芽が出てくる方が頭って事になるかな。どんぐりの芽はね、とんがってる方から出るんだ。まず根がにゅにゅにゅって出て茎が伸びてくんだよ。根や葉が入ってる方が頭だとすると、とんがってる方が頭」
#子ども科学電話相談
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#子ども科学電話相談
劇的ビフォーアフター
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「じゃあどうしたらいいのか、それが理性です。差別の最大の敵は、考えるのをやめることなんです。当たり前、子どもなんだからと線を引いちゃうと、そこから差別されてる人への想像力が働かなくなっちゃうの。考えても答えは簡単に見つからないけど、考え続けることなんです」
#子ども科学電話相談
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「悪意からの攻撃がいけないのは分かりますね。でも無意識の差別もあります。正しいと思ってやってる、差別じゃなくて区別なんだって。でもそんなに分けるほどの違いかどうかは考えてみなきゃいけない。区別と言って心痛めることなく差別することがあると覚えておいてほしいの」
#子ども科学電話相談
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「攻撃性があるとしても、それでいいんだということではありません。またそれを全部なくすのも難しいみたいです。文化にはこの攻撃性に根ざしたものが少なくないんです。そこは見ておく必要があります。」
#子ども科学電話相談
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「人は理性があるのに、どうして見た目で判断したり肌の色で差別するのですか」
「この理性があるから、差別や戦争はいけませんって世界人権宣言にも書いてあるんですね。でも争いや差別はなくならない。人には時に理性を超える攻撃性があると考えられているんです」
#子ども科学電話相談
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「生物は進化するほどに攻撃性を高めていくという説があります。集団で暮らすと、自分の集団と別の集団、自分と他人の違いが気になるわけ。自分や所属する集団を守りたいという気持ちが働いて、味方と敵という区分けしてそこの違いを強調して攻撃してしまうのね」
#子ども科学電話相談
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「アイスクリームには賞味期限がありませんが一万年後でも食べれますか」
「一万年前のアイス食べたいですか?」
「はい。美味しくはないかもしれないけど」
「−18度以下でちゃんと管理してれば理論的にはイケます。ただ昇華で水分が抜けて味わいは変わるかもしれません」
#子ども科学電話相談
20
「忘れ物すると怒られる。怒ることでいいことあるんですか」
「耳の痛い質問です。反省しなきゃと思います。厳し過ぎる指導は恐怖しか与えないし、怒らるかもって思いでいっぱいになって何も考えられなくなっちゃうの。忘れ物しない楽しい工夫を一緒に考えるのがいいと思います」
#子ども科学電話相談
21
「地球がブラックホールに吸い込まれたらどうなりますか」
「小さいブラックホールだと落ちる前に地球も人間もバラバラになって、ブラックホールの一部になって終わり。大きなブラックホールだとそのまま落ちて中の世界を見るチャンスがありますが、最後は吸収されておしまい」
#子ども科学電話相談
22
「不安に対する対処は漠然としてると対処できないので、不安に思う事を具体的に紙に書き出す。すると漠然とした不安が特定的なものになって、脳の調整する場所が働きやすくなる。あと不安でドキドキする時は、ワクワクしてるって言い換えちゃう。するとパフォーマンスが上がる」
#子ども科学電話相談
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「野菜が嫌いなんですけど、どうやったら食べられるようになりますか」
「味覚は変化するから無理に食べなくてもいいよ。料理を一緒に作ったり、一緒に買物行くといいんじゃないかな。あと野菜作ってみたり。そういうものに親しむことで好きになることってあるんだよね」
#子ども科学電話相談
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「あと料理する時に好きな曲かけながらやるといいです。苦手なことでも楽しいことが同時に起こると好みが変わるってことが、色んな実験で確かめられてます。あと栄養について調べるのもいいと思います。こうやって私の体を守ってくれてるんだ、って楽しみながらやってください」
#子ども科学電話相談
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「怒ると頭に血がのぼるというから、頭に血を集めたら怒った気持ちになるかなと思って逆立ちしたけど、怒った気持ちにならなかった。なぜですか」
「怒るときは扁桃体が働くの。逆立ちして血を集めても扁桃体の怒りに関するネットワークは活動しないから怒った気持ちにならない」
#子ども科学電話相談