【古文尚書 巻第六】 古代中国の虞・夏・商・周の事跡を記す『尚書』(『書経』)のうち、前漢の孔安国に仮託して隷古字で定めた(古文を隷書風に書き直した)『古文尚書』の古写本の残巻です。「周書」泰誓~武成を伸びやかな筆致で書写しています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【紅白芙蓉図】 一日で白から紅へと変化する酔芙蓉を描いています。二図の間で、朝から夕方への時間の経過があるのに加え、一図の中でも、蕾からそれがほころんで満開になるまでの花の一生が展開します。南宋の宮廷画家、李迪の代表作です。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【賢愚経残巻(大聖武)】 聖武天皇筆と伝えられる雄渾な大字の経文から「大聖武」と呼ばれる写経の名品です。賢者と愚者の果報を説く『賢愚経』を書写していて、もとは東大寺に収蔵され、加賀前田家に伝わった残巻のうちの一巻です。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【江田船山古墳出土品】 鏡は中国南朝、頭を飾る冠帽と亡くなった被葬者の足を飾った沓は朝鮮半島南西部の百済、耳飾は朝鮮半島南部の大伽耶に由来します。被葬者の国際的豊かさを示し、地域の王にふさわしい豪華さをあわせもっています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【聖徳太子絵伝】 聖徳太子の生涯を絵画化した絵伝の現存最古かつ最大規模の最高傑作です。もと法隆寺東院の絵殿内壁に嵌められていた障子絵で、建築と一体化した、実際の地理関係と呼応する雄大な画面空間が特徴です。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【納涼図屛風】 晩夏の夕べ、一日の労働を終えた三人の家族が、涼みながら無言で満月をみつめています。三人の輪郭線や月などのモチーフがすべて異なる筆法で描き分けられて、守景の卓抜した画力が遺憾なく発揮されています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展 #大暑
【片輪車螺鈿手箱】 甲盛が強く、胴も張り、丈の高い鎌倉時代特有の力強い姿。全面に金粉が蒔き詰められ、螺鈿は輪郭線のみを切り透かす高い技術を見せています。江戸時代には雲州松平家が所有し、のち文化庁を経て東博に管理換となりました。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【太刀 銘 安綱(名物 童子切安綱)】 安綱は日本刀成立期の名工で、本作はその最高傑作に挙げられます。「童子切」の号は源頼光が酒呑童子という鬼を本作で斬ったという伝説に由来します。古来より名刀として知られ、天下五剣の一つに数えられます。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」では、東京国立博物館に所蔵されている国宝89件すべてを展示します。 そして本日より、その国宝89件を1日1件ずつご紹介します。 本展の予習としてお楽しみください! #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
展覧会公式サイトに「展示構成」の情報を掲載しました! tohaku150th.jp/highlight/ そして早くも本展開幕まで3か月を切りました。 今後こちらのアカウントで最新情報等を発信していきます。 #東博創立150年 #国宝展