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森に還る円形病院、夏と秋
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・旧殿居郵便局
山口県のゆったりとした農村部に残る擬洋風建築の郵便局舎。大正12年竣工。木造平屋に2階建ての八角塔屋が付属する瀟洒な雰囲気が特徴的。中国山地の赤い屋根瓦と田んぼが広がる土地に、淡いミント色のレトロな姿はのどかな風景にとても似合っているように見える。
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果たしてここは令和か
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あちら側
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・国道193号
先日、四国の方から「『四国山地らしさ』ってなんだと思います?」と訊かれた際、香川から徳島の剣山系を貫く四国の本気、国道193号がまっさきに思い浮かんだ。深山幽谷をうねる150㎞。岩盤を穿ったままの隧道、Ω型のカーブ…まるで国道とは思えない道が続くのだ(続)
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明治紳士と淑女のいる店
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体は「夏休み」を求める
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四国の旧街道に佇む廃銭湯。特徴的なシルエット。
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薄明りの木造市場
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・盆旗の集落
四国も独特のお盆の風習が残る土地が多いが、愛媛県のある山の集落を通った際、何軒かの家に白い旗がはためくのを見かけた。竹竿に名前が書かれた旗で見たことがない。気になって土地の人に訊くと「こりゃボンハタいうんぞ。死んだ人がおる家の旗じゃ」と言う(続)
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・旧八百津(やおつ)発電所
かつて岐阜県の木曽川本流で運転していた煉瓦造モルタル塗りの巨大水力発電所。明治44年に完成し、昭和49年の廃止まで名古屋方面の電力を支え、その後資料館となる。巨大な白亜の空間に発電機が残る光景は圧巻だったが、平成30年から休館が続いている(続)
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高知県、四国山地のとある渓流の真ん中に座った超巨大な岩の上には小さな祠が立っている。対岸に注連縄が張られ、河原に降りる階段もあるが、岩へ辿りつくことはできない。四国にはこういう水神の岩が点在し、調べるとここも水の神様を祀った祠だったがけっこう危ない神様だった(続)
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静岡県伊豆半島のある小さな入り江に泊まった時のこと。海に面した宿の窓から、海が青く光っているのが見えた気がして波打ち際へ降りてみると、確かに海中が青く光り輝いている。ずっと同じ場所が光っているわけではなく、ゆっくりと動いている。それは不思議な光景だった(続)
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・裏通りのある温泉街
温泉街の中には、観光客や湯治客が出歩く表通りと別に、地域の人の道や保守点検に使われる「裏通り」が発達した所がある。山口県の山奥に残る俵山温泉は、そんな橙色の街灯が光る表通りと、木造多層の旅館のバックヤードを貫く裏通りが残る温泉街だった(続)
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