351
なお、ヘクトールの喋り方は聞いたことがあるなぁと思う人もいるかと思います。
フォルトナの「すごーく」や話し方がエミリアに引き継がれたのは愛情ですが、強い感情がそうしたことを引き起こすこともあります、よね？
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352
『聖域』の結界を発動するためにリューズが必要なわけですが、ベアトリスは詳しい事情を聞かされていません。
なんなら、このお別れの場面にも立ち会わせまいとエキドナはしましたが、「それをしたら恨まれますよ」と助言したのがロズワールですね。
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353
敵の脅威を直接知らないベアトリスだけが、どこか子どもっぽい理想論や希望論を信じていますね。
おわかりかとは思いますが、ヘクトールも作中最強格ではありますので。
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354
耳を見ればわかると思いますが、リューズ・メイエルは「ハーフエルフ」です。
この時代では突出してハーフエルフだけが嫌われていたわけではありませんが、いつの世も混血というものはそれだけでやっかまれたりするもので、彼女も『聖域』へくるまではかなり辛い目に遭っていました。
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355
過去が明らかになって、それでもロズワールは何も変わりません。何も変わらないのがロズワールなのです。
ロズワールはすでに過去を呑み込んでいます。なので、仮に墓所に入れても『試練』は受けられません。
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「傷付けて貶められる、それがハーフエルフの宿命だ」は、リューズ・メイエルを知っているロズワールが自分で言っててあとで死にたくなるやつですね。
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ロズワールは400年前に自分を救ってくれたエキドナ以外は望めないと考え、それ以外を切り捨てる生き方です。
かつてベアトリスを愛して慈しんでいたことも事実ですし、ラムやレムを大事に思ってことも事実。
でも、一番大事なモノと比べたら天秤には載せられない、そういうお話。
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ありがとうございました。
これで一通りの過去は終わり、あとは現在と未来をどうにかするための戦いへ戻ります。
では、また、来週も、よろしくお願いします！
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361
はい、今週のリゼロのお時間となります！
前回で一通りの過去が終わり、現在の問題を解決し、未来を掴み取るための戦いが始まる！という感じ！
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前半クールから時間が空いたので忘れてる人もいるかもですが、『聖域』からは『試練』を終えないと混血の存在は出られません。なので、エミリアは『聖域』の人たちを外に出すために『試練』を受けていたと。思い出した？
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363
『ラインハルトからは逃げられない』。
まぁ、「げえ！ 関羽！」みたいなもんだと思ってください。
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364
なお、混血が出られない云々の話になると、フレデリカとガーフィールはどちらも「半獣人」＋「人間」の子なので、クォーターだからセーフという判定です。
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アバンのスバルたち出発の流れは、エミリアが『試練』を受けている間の出来事なので、ラムが説明してくれていたという演出ですね。
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「バルスはエミリア様を本気で想っていますよ」は、エミリアがラムに言わせたくて言わせた台詞。エミリアがふてぶてしくなった証です。もちろん、姉様はわかって付き合っていますが。
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370
「エミリアが立てると思っていなかった」は、ラムもロズワールと同意見だったということですね。ただ、スバルやエミリアの頑張りを見て、意見を変えた。機を見るに敏。
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屋敷をエルザたちに襲わせ、『聖域』に雪を降らせて大兎を呼び寄せたのはどっちもロズワールですが、その目的はスバルに『死に戻り』でも全ては救えないことを思い知らせ、エミリアだけを助ける賢者に仕立てることです。おさらいね。
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372
ロズワールは余計なモノを削ぎ落として、スバルが「エミリアを守る」という唯一の目的だけを選ぶ人間になれば、エミリアを王にすることは可能だと考えています。
エミリアを王にして、龍と会い、殺すのがロズワールの目的なので。
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373
「お願い、あの人を助けてあげて……」のラムは涙目ですが、作中、ラムが涙声になるのは唯一ここだけです。
村川さんには「ラムが泣きそうな声出すの、最初で最後なのでよろしくお願いします」とプレッシャーをかけておきました（笑）
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ロズワールの予想では、エミリアは一つ目の『試練』ももちろん越えられないはずでした。ので、精神的に立ち直っているエミリアを丁寧に折りにやってきましたが、逆に手痛い思いをさせられましたね。
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