📖【敦盛の最期】 九話の最後にびわが奏でるのは #平家物語 の重要な見せ場の一つ「敦盛最期」。逃げる中「敵に後ろをお見せなさるのは卑怯!」と招かれた敦盛は、熊谷直実(CV. #田中美央 )と一騎打ちに。自身の討った武将が十七歳だったと知った直実は驚愕、後に出家します。 #平家物語用語集
📖【那智(なち)の沖】 高野山で出家し、熊野参詣を終えた維盛が訪れたのは那智の沖(現在の和歌山県東牟婁郡那智勝浦町・勝浦湾)にある山成島。松の木に祖父・清盛と父・重盛、自身の名籍を書きつけると維盛はさらに沖へ漕ぎ出し、念仏を唱え終えるとともに入水しました。 #平家物語用語集
📖【那須与一(なすのよいち)】 弓の名手として知られる武将で、治承・寿永の乱では義経の軍勢に従軍しました。 有名なエピソードは屋島の戦いで平家の軍船に掲げられた扇を射抜いた「扇の的」。その妙技に平家は船端を叩き感嘆、源氏は箙(えびら)を叩いて沸き立ったといいます。 #平家物語用語集
📖【壇ノ浦】 現在の山口県下関市壇之浦町周辺地域にある浦で、壇ノ浦の戦いの舞台となった場所。 戦は当初平家軍が優勢だったものの、劣勢になると敗戦を悟った平時子が安徳天皇、三種の神器とともに入水。その後も平知盛を筆頭に、平家の武将が次々に海へ身を投じました。 #平家物語用語集
📖【大原 寂光院(じゃっこういん)】 現在の京都市左京区大原にある寺院。出家し建礼門院となった平徳子が、安徳天皇や平家一門を弔いながら終生を過ごした場所として知られています。1186年に後白河法皇が訪ねてき、その際に徳子は自らの人生を語ったといわれています。 #平家物語用語集
📖【五色(ごしき)の糸】 臨終者を極楽浄土へ導くとされる、青・黄・赤・白・黒の糸を縒り合わせたもの。十一話で後白河法皇が訪問した寂光院に安置された阿弥陀如来(あみだにょらい)の御手にも五色の糸がかけられており、現在も拝観することができます。 #平家物語用語集