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流れ星が水面に落ちると消えますが、これは星の子の死を意味しています。カルシファーもかつては星の子で、少年時代のハウルと契約して彼の心臓を貰うことで、他の星の子と違って死を免れました。#ハウルの動く城
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星の子は、落ちては消える運命にあります。
ハウルは、その星の子と契約を結び、飲み込みます。
そして、炎に包まれた自分の心臓を取り出し、その火がカルシファーとなりました。
#ハウルの動く城
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星の子は地上に降りた瞬間に死んでしまう運命です。
それを可哀想に思った、優しいハウルは自分の所に落ちてきた星の子と契約して心臓を捧げます。
そんな優しい臆病な親友を魔王にしたくないカルシファーはソフィーに契約を見破るように頼みました。
#ハウルの動く城
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一方のハウルは、カルシファーと契約することで魔力を増大することができました。しかし、大切な心臓を預けてしまったために心に喪失感ができてしまい、それを女性のハートで埋めようとしたがために稀代のプレイボーイになりました。#ハウルの動く城
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「未来で待ってて」と伝えるソフィー。
物語冒頭で、ソフィーとハウルが出会ったときに、ハウルは「捜したよ」と声を掛けましたが、本当に捜していたのだと思います。
#ハウルの動く城
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子供時代のハウルは未来から来たソフィーの姿を見ており、街で「探したよ」と声をかけたのはこの時のことを覚えたいたからと解釈できます。ハウルの指輪は探し求めている人物に反応するようなので、この時に光ったと思われます。#ハウルの動く城 twitter.com/castle_gtm/sta…
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どっちも好き
#ハウルの動く城
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原作小説では、ソフィーは魔法の力を持っていて、生命を吹き込む力があります。
映画では、説明が意図的に省かれていますけど、その設定は残してあるようです。
#ハウルの動く城
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ソフィーが見た子供時代のハウルは黒髪でした。もともとハウルは黒髪で、サリマンに仕えていた時に金髪になったと思われます。作中、再び黒髪に戻るのは、サリマン先生からの自立を意味しているのかもしれません。#ハウルの動く城 twitter.com/castle_gtm/sta…
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ソフィーは願いを口にしてカルシファーの中にある心臓をハウルに戻します。本来ならこれでカルシファーは死ぬはずでしたが、彼は自由の身となりました。原作ではソフィーはモノに語りかけることで生命を吹き込む魔力を有しており、映画でもその設定が曖昧ながらも踏襲されています。#ハウルの動く城
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映画では、ハウルは「ソフィーの髪の毛、星の光に染まっているね」と言っていますが、絵コンテの段階では「ソフィーのカミって赤かったんだね。きれいだよ」と言っています。
当初は、髪の色が元に戻すことを考えていたようです。
#ハウルの動く城
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カブが隣国の王子様に戻るシーンは本作で動画チェックを担当した舘野仁美さんの提案によるものです。一度は却下されたようですが、結局採用されました。原作ではカブの正体はサリマン(ハウルと同期の男性の魔法使い)です。#ハウルの動く城
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エンディングテーマの『人生のメリーゴーランド』を歌ったのは、倍賞千恵子さんです。
ヒロイン役を演じた声優が主題歌の歌唱を兼任したのは、『紅の豚』でヒロイン・ジーナ役を担当した加藤登紀子さん以来となります。
#ハウルの動く城
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サリマンは『このバカげた戦争を終わらせましょう』と言いますが、ラストシーンには雲の下を爆撃船が飛ぶカットがあり、絵コンテには『戦はすぐにはおわらない』と書かれてあります。制作中にイラク戦争が起きており、それが本作の戦争の描写に影響を与えました。#ハウルの動く城
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鈴木敏夫さんは「サイゾー」2005年2月号でこう発言しています。
『あなたは最後のカットをどう見ましたか?飛行機が飛んでいるでしょ。宮崎駿としては、また新たな戦争が始まっているんですよ。あの飛行機は帰ってきたんじゃなくて、また戦場に、向かっているんです。』
#ハウルの動く城
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実は、いちばん最初にハウルとソフィーが出会うシーンでは、ハウルのつけている指輪が光っています。
#ハウルの動く城
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