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自分の思い出の花畑と水車小屋を見せるということは、ハウルはソフィーに告白しているようなものです。しかし、自信のないソフィーは老婆に戻ってしまいます。ソフィーの見た目がコロコロ変わるのは自己暗示によるもので、このシーンの絵コンテにも呪いはとけていると書かれています。#ハウルの動く城
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ハウルがソフィーに見せた花畑を描いたのは男鹿和雄さん。この花畑は男鹿さんの出身地である秋田県と岩手県の県境付近にある千沼ヶ原がモデルになっています。#ハウルの動く城
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このときハウルは、「なんてガンコな呪いなんだ。もうソフィーの呪いはとっくに解けているのに…」と考えています。
#ハウルの動く城
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❤️🔥
#ハウルの動く城
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歳をとる度に『#ハウルの動く城』がどういう作品なのかが、少しずつ分かるようになって来た気がしています。
ややこしい事情を抱えた者達の集まりである家族、ガラクタの寄集めながら憩いの家、全員揃っての食事・掃除・引越・風呂がどれ程大切か、戦争に加担せずに家族のために逃げ続ける心境、(続
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ハウルは、魔法を使って引っ越しをしました。
これまでとは、ドアの4色円盤の色も変わっています。
黄色で元ハッター帽子店に、ピンクでお花畑に繋がるようになりました。
ハウルは廃屋にドアを繋げるので、この時点でハッター帽子店は無くなっていたことになります。
#ハウルの動く城
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東堂に好きな女性のタイプを聞かれた黒髪ハウル
#ハウルの動く城
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ハウルがくるっとふり向くシーンは、絵コンテには「まるでシャンプーのコマーシャルのよう」「カミの毛よろしく」と書かれています。
本作では、ハウルの髪の毛に、かなり力が入っています。
#ハウルの動く城
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金髪にしろ黒髪にしろ、ハウルは綺麗なサラサラヘアーが印象的です。絵コンテには『シャンプーのコマーシャルのよう』という記述が複数回見られます。宮崎駿監督がどのCMを意識していたかは不明ですが、とにかくハウルの髪を綺麗に描こうという意志が伝わってきます。#ハウルの動く城
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この洞窟は、ハウルの心象風景です。
現実のものではなく、ハウルの少年時代の記憶が見えています。
ぬいぐるみなどのオモチャは、ハウルの記憶の表れです。
#ハウルの動く城
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カルシファーって個体になると“もったり体型”しててカワイイ🔥🔥🔥
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これは今となっては有名な話ですが、「#ハウルの動く城」は当初細田守さんが監督を務める予定でした。絵コンテも描いていましたが、諸事情があって企画が頓挫し、結局宮崎駿さんが監督を務めることになります。画像は細田守さんが描いた「ハウルの動く城」の絵コンテです。
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サリマンに仕える金髪のおかっぱ頭の少年達は小姓(こしょう)といいます。絵コンテに「かつてのハウル」という記述があるので、少年時代のハウルもこの小姓達のように金髪姿でサリマンに仕えていたと考えられます。#ハウルの動く城