10年以上にわたってASDなど発達障害のある子どもたちとTRPGを遊んできて、暴言を吐かれたり、ダイスを投げ捨てられたり、床にひっくり返って泣かれたり、腕を引っかかれたり…などなど色々ありましたが、ただ「キャラクターシート」が破られたことは一度もありません。 #TRPG #発達障害 #余暇支援
昨日、女子大で行なった #発達障害 のある子の #余暇支援 についての講義で、#TRPG 活動について紹介したところ、受講生の一人から「喋らない子がTRPGに参加した場合はどうしますか?」という質問があった。 これまで実施した、子ども達とのTRPGの中には、選択制緘黙の子が参加した事もある。(⇒続)
サイコロの判定に失敗してかんしゃくを起こし、思わずキャラクターシートをグチャッ、としそうになる子もいましたが、だいたい寸前で手を止めていました。その背景には「自分が作ったキャラクター」という自分の分身とも言える存在への特別な気持ちもあると思っています。 #TRPG #発達障害 #余暇支援
なお、TRPGを続ける中で自分のキャラクターの行動が失敗しても「今日はダイス目が悪い」「サイコロを変えよう」など言い、かんしゃくを起こさなくなっていきます。「(ダイスは)自分が振ったから自分の責任。だから結果にも納得している」と言うようになった子もいました。 #TRPG #発達障害 #余暇支援
そしてダイス判定でキャラクターの行動が成功した時の子どもたちの喜び方も面白いです。素直に喜ぶ子もいれば、周りから褒められて照れる男子がいたり、最初は黙って俯いてたの女の子がいつの間にか隣の子とハイタッチをしていたり。その変化にいつも嬉しく驚かされます。 #TRPG #発達障害 #余暇支援
約10年以上にわたって、発達障害のある子どもたちとTRPGを遊んできて、プレイ中に暴言を吐かれたり、ダイスを投げつけられたり、床にひっくり返って泣かれたり、腕を引っかかれたり…色々ありましたが、「キャラクターシート」が破られたことは、これまで一度もありません。 #TRPG #発達障害 #余暇支援
初めてTRPGを遊んでくれたASDのある小学生たちが、セッションが終了した後に「すげーおもしろかった!これって何でこんなに面白いの?」と質問してきたことがある。なんで面白かったかって? それはね、君たちのすげーおもしろい想像力のおかげだよ。 #TRPG #発達障害 #余暇支援
60年にわたる大規模コホート研究の結果から。思春期の時点での「興味や好奇心を大切にしたい」という価値意識が、高齢期の高い幸福感を予測する。 思春期に趣味や好きなことを追究する体験はその後の人生の幸せにも影響する。#発達障害 #余暇支援 の視点からも参考になる。 research-er.jp/articles/view/…
発達障害のある子どもたちに関わる専門家である自分の目的として、子どもたちの「好きなもの」を、周囲の大人が軽んじたり否定したりする風潮を無くしたいというのもある。子どもの「好き」を否定することは、その子の発達の可能性の芽を潰すこととイコールだと思っている。 #発達障害 #余暇支援 twitter.com/comgame2014/st…
海外の研究では、#ASD(自閉スペクトラム症)やその傾向を持つ人たちは、定型発達に比べて、外発的動機よりも内発的動機によって興味を持つ、という知見もあるらしい。流行りだから・役立つからではなく「面白い」と思ったから興味を持ち没頭するのがASDの特性のようである。 #発達障害 #余暇支援