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何度でも言うけど、余暇は「余った暇」じゃねぇ。学びの時間や家族との時間と同じぐらい大切な「第3の場」で、時として余暇が、遊びが、その子の人生を豊かにすることもあるんだ。
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#TRPG 体験会に参加した、めっちゃ賢い自閉スペクトラム症の小6男子が、終了後に「今日はTRPGという素晴らしいゲームに出会えて良かったですね。もっと多くの人たちがTRPGのことを知るべきですよ」と、横向いてメガネをクイッと挙げて淡々と呟いたのが、ここ数年トップクラスの感想&メガネしぐさ。
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昔、ある発達障害当事者の人の講演に参加したとき、「社会に何を求めるか」という話題で、壇上の当事者の一人が「支援や制度も大事だけど、何より景気が良くなって欲しい。社会に余裕があれば、私たち(発達障害のある人たち)への理解や支援も進み易いから」と言っていたのが今も印象に残っている。
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「何度言ったらわかるの」系の叱り方が、ASDをはじめとする発達障害のある子には効果が非常に薄いということは、学校の教員や支援支援機関の先生方には、何度言ったら分かっていただけるのだろう。
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「ASDの子は自他境界が発達してない」と言われることが多いけど、一般の人たちが口にすることも「俺も頑張っているから、お前も頑張れ」とか「みんなが困っている」「みんながやってる」と「主語」が大きいかったりとか、ASDのある子たちよりも、無自覚に(ある意味で)自他境界が曖昧な大人は多い。
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以前、ある小学校の通級で #TRPG を遊んでくれたときの話。先生が進行役(ゲームマスター)で、『#いただきダンジョン』を #発達障害 のある子どもたちと遊んだとき、子どもたちはみんなが「俺が戦いたい!」と言って、主張を譲らす、結果として全員が「戦士」を選んだそうです。(続く)
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以前講演で #TRPG について紹介したら聴講者の先生が「TRPGいいですね!うちの学校もグループで集まって何してるか分からない生徒達がいるので、TRPGを教えたいと思います!」と仰るので、その子らがどんな事してるか詳しく聴いた所「先生、その子達がやってるそれがTRPGです…」ということがあった。
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以前、見学先の学校の校長が「発達障害と思われる児童が何人もいるが、未診断なので特別支援教育ができない」と言っていたので「いや、診断がなくたって特別支援はできますよ」と伝えたらキョトンとされてしまった。子どもの周囲の教員(管理職)が「知らない」ために配慮を受けられないケースもある。 twitter.com/strawberry_mg6…
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発達障害のある子どもたちに関わる専門家である自分の目的として、子どもたちの「好きなもの」を、周囲の大人が軽んじたり否定したりする風潮を無くしたいというのもある。子どもの「好き」を否定することは、その子の発達の可能性の芽を潰すこととイコールだと思っている。
#発達障害 #余暇支援 twitter.com/comgame2014/st…
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某学会でTRPGについて発表したとき「子どもたちがゲームを楽しむのは結構だが、パチンコとかにハマったらどうするのか?」と指定討論者の某大教授に言われた時は「はぁ?」という声が出かけた。
子どもたちが好きなものがどんなものか、知ろうという発想がない専門家って本当にいるところにはいる。
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60年にわたる大規模コホート研究の結果から。思春期の時点での「興味や好奇心を大切にしたい」という価値意識が、高齢期の高い幸福感を予測する。
思春期に趣味や好きなことを追究する体験はその後の人生の幸せにも影響する。#発達障害 #余暇支援 の視点からも参考になる。
research-er.jp/articles/view/…
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発達障害が広く知られるようになった一方で、障害名だけで、その子を理解したつもりになる支援者・専門家も出て来ました。教育や療育の現場に伺った際に、「分かってます!」と元気に仰る先生・支援者にお会いすることが度々ありますが、注意深く、その「分かっている」の内容を聴くようにしています。
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一般的に「自閉スペクトラム症(#ASD)のある子は他者の気持ちが理解できない」ということが言われますが、関わる我々大人の側も、ASDのある子たちの気持ちが分かっていない、または勝手に分かったつもりになっていることが、非常に多いと思っています。
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大湫病院児童精神科医の関正樹先生によるnote記事「子どもたちはゲームやインターネットの世界で何をしているんだろう?」
ゲームを楽しむ子どもたちの視点を大切にした内容で、子どもたちに関わる臨床家・支援者・教師の方々の実践に役立つ情報が多く盛り込まれています。
note.kanekoshobo.co.jp/n/n225b24a4679a
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これまで出会った発達障害の子たちの中には、視覚・聴覚の過敏があると同時に、自分の怪我に気付かない、疲れに気付かず電池が切れたように倒れてしまう等の特徴も持つ子もいました。「感覚過敏」という言葉だけが強調されるのではなく、感覚過敏と感覚鈍麻が併存していることはもっと広まって欲しい。 twitter.com/IDEmRes/status…