#下村観山 】謡曲『弱法師』から、盲目の弱法師・俊徳丸が、梅の花の咲く四天王寺の庭で彼岸の落日に向かって拝む一場面を描いた、重文「弱法師」。観山は三渓園内の臥龍梅の木に着想を得てこの絵を描きました。能面を思わせる面貌とともに能楽的情緒を漂わせている作品です。本館18室、3/3まで。